【FGO】星間都市山脈 オリュンポス -神を撃ち落とす日- 第27節「続く旅路」
「ええ、名案も名案。フツーに名案!
破神作戦のすべてが順調に進んで、無事終わったら、
みんなで、酒宴を開きましょう。
美味しいお料理を用意して!」
U-オルガマリー・・・・地球国家元首・・・・・(だめだ、シリアスを維持できない・・・・)
あぁ、それであの行きあたりばったりな発言が・・・
え?ダ・ヴィンチちゃん、何て?
あの神父・・・そういうつもりなんだ・・・。
うん、あれ所長でしょ。
うん、だから、実のところ問題はもっと大きい
だって
どうやったら助けられるか、考えないと
そう言って笑顔で立ち去る彼女の背中をじっと見ていた。
悲観的な想像もたくさん浮かんだが、今はまだ前を向いていないと。
進まないと。
今は続く旅路を、前を見て進まないと。
だから、この映像は全てがおわったその時に。
もう一度、みんなの前で、今度は乾杯できるように。
「ええ、名案も名案。フツーに名案!
破神作戦のすべてが順調に進んで、無事終わったら、
みんなで、酒宴を開きましょう。
美味しいお料理を用意して!」
勝利は手に入れたが、その約束は果たせなかった。
過ぎ去った記録。
胸に残る輝かしい思い出たち。
それでも、そんな未来があったのならと、
アナタたち人間は思い、立ち上がる力にするのだろう。
無明の棺の中で。
ひとりのマスターとして数多の“もしも”を達成してきた、
何でもない彼のように。
共に明日を。