【FGO 感想】Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア 第3話「王と民」
3話もあっという間に終わりました。
なんと短い、、、30分が一瞬じゃないか。。。。
とはいえ、3話にして藤丸たちがようやくウルクに足を落ち着けました。え、FUMAとAMAKUSAとTZOMOEがいない?ハハハ、何を。。。
個人的にはイシュタルの宝石攻撃を見抜いて先に破壊している賢王が楽しそうでした。
出会いと共に戦闘開始。
時間の無いギルガメッシュは、カルデアから来たマシュ達の実力を図るために宝物庫を開く。
武器を魔術のみに限定しているキャスタークラスのギルガメッシュ。しかし、その実力はA級。マシュとアナの二人がかりでも全く手が届かない。
宝物庫から展開される魔力弾。それを捌きながら鎖鎌(?)をうまく使って戦うアナのアクションは、空間を自由自在に飛び交うスピーディさもあって圧巻です。魔杖を使った賢王のアクションもこうしてアニメで見るとすごく映えます。
「つまらん、出直してくるがいい」
しかし、実力ではギルガメッシュには歯が立たない。
こんなものか、と呆れられてしまったと思い焦る藤丸。聖杯を回収しないと人理が消滅してしまうと、特異点の事情を話すが・・・。
「あれは聖杯・・・!」
「当然だ、この世の剤は全て我(オレ)のもの。 我の宝を貴様たちにくれてやる道理はない。」
人類最古の王にして、人類最高のコレクター。聖杯が既に彼の「財」であるならば、それを譲ってもらうことは不可能に近い。
普通の人間ならここで諦めているでしょう。だけど、ここまで6つの特異点を修復してきた藤丸には引けない理由があります。「聖杯を欲しいなどど言ったら殺す」と言わんばかりの目つきを向けてきたギルガメッシュに、真っ向から交渉を仕掛けます。
「じゃあ!三女神同盟を倒すのと引き換えではどうですか!!?」
そんな藤丸の提案はギルガメッシュの予想を超えていたのか、思わぬ内容に腹を抱えて爆笑。
それは、そんなことができるはずがない、という評価を意味する。それだけ三女神同盟は強力な相手であり、今のカルデアの戦力では到底立ち向かえない相手だということがわかる。
スマホ板でプレイしていた当時、ここのやりとりの印象は記憶に残っています。全てを見通すギルガメッシュ相手に、言い切る藤丸は、なんというか凄いですよね。でも、このままここで食い下がってしまったら、人類最後のマスターなんかやっていられないのでしょう。
そうこうしているうちに、三女神同盟の一角、イシュタル襲来。
「(意訳)べ、別にあんたやウルクのことなんて、なんとも思ってないんだからね!ただ、ちょっと散歩に立ち寄っただけなんだからね!」
「もー!どうでもいいわ!何もかも木っ端微塵にしてあげる!」
「話を聞いてくれ!」
ギルガメッシュとイシュタルはとにかく仲が悪い。
イシュタルの目的は、かつて自分の領地だったウルクを手に入れること、そして、ギルガメッシュの財宝(一応聖杯も)。
さすがにここでギルガメッシュが攻撃されるのを黙ってみていられない。イシュタルを止めるばく、マシュとアナが応戦。
スキをつかれてイシュタルの魔力弾を向けられるアナ。それを止めるために、イシュタルとアナの間に立つ藤丸。人間がいようがおかまいなしのイシュタルでしたが、アナの様子を見て、その攻撃を突然やめました。
「そういうこと・・・。因果な話になってきたわね。」
アナをじっと見つめるイシュタル。敵意が消えたことを察して困惑するアナ。
このとき、アナに何を感じたのか、そのままイシュタルは開けた天井の穴から飛び去っていった。
「ギルガメッシュが死んだらウルクを助けてあげなくもないから。その時は白旗を用意しておきなさい」
白旗。そんな慣用句はもちろんウルクにはないので、シドゥリには降参の意ということがわからない。
イシュタルが知っているのは、依代が日本人で、その影響で無意識に使った様子。
ウルクの住民の手伝い(雑用)としてしばらく生活することに。
シドゥリの案内で住まいと食事を提供してもらうことができた藤丸たちは、早速カルデアとの通信を安定させるため、マシュの盾を使ってレイラインを繋ぐ。
「おや、なかなかおもしろい術式ですね」
そして現れた頼もしい仲間。牛若丸、弁慶、レオニダス一世。
彼?彼女らはギルガメッシュ王によって召喚されたサーヴァント。
「遠き世界からこの災悪の土地に訪れた人類最後のマスター藤丸。私たちは私たちに許される範囲であなたの力になりましょう!」
アニメで見ると改めてすごく見えている牛若丸。なんというか、もうすごくひらひらしています。
いい........。
ウルク飯、食べたい。
「今日はバターケーキも用意しているんですよ」
「・・・・・・!こ、これは・・・・・!」
「あの、これは一切れとっておいても構いませんか?」
サーヴァントは食事を必要としない。ただ、魔力供給手段が限られているはぐれサーヴァントのアナにとっては、食事は微量だが魔力摂取ができる手段でもある。
加えて、この甘い匂い、女の子ならときめいちゃうのも当然ですよね。
酒癖が悪いレオニダス。
この時代では、エルキドゥはやはり死んでいる。シドゥリから改めてその話を聞く。
かつての友人の偽物が街を破壊して回っている。その話を聞いたギルガメッシュの反応は実に蛋白だったそうだ。
あのエルキドゥを名乗る人物は何者なのか、それはまだわからない。
「本当に戦闘じゃないんだね。」
「そうですね・・・。でも、こういうのはちょっと楽しいです」
そして、シドゥリからの依頼でウルク住民の色々な手伝いをすることになった藤丸たち。
さすがにここまで鍛えてきただけのことはあって、苦労しながらもなんとか(主に肉体労働)仕事をこなしていった。
ウルクの町並みとその人々。ゲームだけでは味わえなかった光景がそこにありました。こうして、1つずつ重ねていくことで、藤丸たちがウルクを過ごした月日と、ウルク住民がこんな状況でも笑顔でたくましく生活している様子がはっきりと描かれていました。
「気がついたら森にこの身体でいたのです。ただ、やるべきことははっきりしていました。・・・・・・あの魔獣たちを殺すことです。」
アナはマスターを持たないはぐれサーヴァントだ。アナ、という名前も真名ではなく通称であり本当の正体はわからない。
ただ、彼女の言葉は全部、人間と明らかに距離をとっていた。
それは彼女が人間を嫌っているから、あるいは、苦手意識を持っているからなのか。
今日は仕事が休みだからマシュとデートにでも行ってくれば?と、二人の前で適当にそういうマーリン。
しかし、二人はデートと聞いた瞬間、背筋を伸ばして、一瞬硬直。
じっとお互いを目で追って・・・・。
一瞬いい雰囲気になりつつも、マーリンが帰ってきたからか、アナが2階から降りてきて、二人に依頼をする。
それは、ウルクの地下に広がる空間に住民を衰弱死させている霊退治でした。
花屋の下に特にたくさん出現しているようで、それが心配でアナは霊退治をやっていたらしい。
人間が嫌いというアナ。ただ、彼女の心もウルクの住民に触れて少しずつ変わっていった。
そして、紀元前だろうとウルクの住民は2017年と同じ、みんな必死で生きている。改めてそれを実感する藤丸は、この街を守る決意を新たにする。
「あの忌々しい北壁を叩き潰すのも時間の問題」
「はい。この時代の王を殺し、聖杯を手に入れた女神がこの世界の支配者になる。それは、あなたです。母上」
エルキドゥの姿をした誰か。そして、母上と呼ばれた巨大な蛇の怪物。
魔獣戦線を脅かすその存在とは。