【FGO】第七の聖杯 絶対魔獣戦線 バビロニア【第2節 人類最古の城塞都市 2-2】
七度目の聖杯探索の舞台は紀元前2655年。
それは人間が神と袂を分かった最初の時代。
人類を滅ぼさんと結託した「三女神同盟」の魔の手。
ウルクを飲み込もうとする滅びの予言。
絶対的な終焉を前に、今、最大の戦いが幕を開ける-------!
・前回まで
最後の特異点修復のため、最古の人類史メソポタミアへとレイシフトをしたカルデアマスターとマシュ。
エルキドゥと名乗る少年に話を聞くと、この時代の揺らぎの原因は3人の女神による「三女神同盟」が人間を殲滅しようとしていることだということが判明した。
マスターとマシュは、エルキドゥの案内で魔獣を避けて外れの森へ。しかし、そこは目指すウルク市とは正反対で・・・。
エルキドゥに案内されて入った森はうっそうと茂っており、魔獣の姿も無かった。
ちょっと様子を見よう。
マシュと目が合う。長い旅を何度も続けてきた経験からか、エルキドゥの言っていることは筋が通っているが、真実味が無かった。
と、不穏な空気をぶち破って謎の二人組が現れた。二人ともフードをかぶっていてこれ見よがしに怪しい。
いや、ていうかもしかしてもしかすると、あのひょろっとした人は・・・。
怪しいのがまた増えたな・・・。
・・・なるほど。
マシュ、こっちに・・・!
何が楽しいのか、彼はそれまでの精悍な表情とは打って変わって、邪悪な笑みを浮かべた。
じゃらじゃら自身の体を震わせるエルキドゥ。
彼は全身を武器にできる意思持つ宝具。今までの敵とは訳が違う。
というわけで謎の少女アナの協力の元、戦闘開始。
なぜか先程バビロンで接触事故を起こした謎の女性がいるかのように見えますが、あれはこの前のクリスマスイベントでカルデアに来たイシュタルなので、先程の女性とは無関係です。(無関係です)
アナの戦闘スタイルは自身の身長ほどもある大鎌を振るう攻撃だ。フードで表情は見えないが戦いは冷ややかとしている。ランサーなだけに身軽さもある。しかし、何の英雄なのかはそれだけではわからない。
エルキドゥの視界が暗転する。瞼は開いているのに目の前が真っ暗になった。
再び視界に光が戻ると、周囲が鬱蒼とした森から、誰もいない荒野に変わっていた。
瞬間的に森があった場所を睨みつけ、そのままエルキドゥはウルクとは反対の方向に駆けていった。
うん。消えたね。これは・・・
あのエルキドゥは偽物?本人?
いや、フォウくんが敵意むき出しだ。恐らく・・・。
マーリンシスベシフォウ!
うーん本気でフォウとじゃれあっている。。。
フォウくんと同レベルか・・・。
マーリンとアナ、ね。
突然会話をぶった切るロマンの通信。まぁ、そりゃそうだ。
ドクター、落ち着け。
あぁ、そういう事情か。
それって「今」をなんでもわかるってことじゃ・・・。
強い召喚者・・・。それって・・・。
(イラッ)
おーけーワイバーンと一緒に巻き込んでおく。
よろしく、アナ。
とりあえず最強のろくでなしをパーティに加えて、ウルクを目指すことにした。