【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

【FGO】第七の聖杯 絶対魔獣戦線 バビロニア【第6節 遭遇 6-2】

七度目の聖杯探索の舞台は紀元前2655年。
それは人間が神と袂を分かった最初の時代。

人類を滅ぼさんと結託した「三女神同盟」の魔の手。
ウルクを飲み込もうとする滅びの予言。

絶対的な終焉を前に、今、最大の戦いが幕を開ける-------!

・前回まで
ある朝、大使館に護衛も連れずにギルガメッシュが現れた。
ギルガメッシュからの依頼で、ペルシア湾の観測所に向かうカルデアマスターとマシュ。

しかし、その移動荷車にはなんとギルガメッシュ自身も同乗していた。
ギルガメッシュの目的とは・・・。






まぁ、石像事件もかなりの珍イベントでしたけどね。


これ以上は忘れた方が良さそうだ(ゾク)




















海から流れてくる風が心地いい。ウルク市とはまた違った空気だ。

髪を靡かせ、水平線を眺めているマシュを見ていた。





と、フォウくんが何かを感じ取ったようにぴょんぴょん跳ね出した。



最初に気づいたのはマシュだった。指差す方向を見ると、、、





言ってしまえばミサイルの直撃だった。

マシュの展開するシールドの裏にフォウと一緒に身を隠す。

衝撃は、盾を通じて伝わる。まともに受けていれば壊滅的なダメージを負っただろう。







土埃が晴れた。










エルキドゥ・・・!






持ち主・・・?




その表情には、邪悪な笑みが浮かんだ。

エルキドゥは既に戦闘態勢に入っている。






エルキドゥとの戦闘はこれで2度目。

伝承の通り、彼は人間ではなく、意思を持つ宝具そのものである。




その攻撃は、己を巨大な鎖に変えて目の前の目標を貫く「対粛正宝具」。


しかし、付け入る隙はある。


相手のクラスはランサー、ならばこちらは有利なセイバーで攻める。幸い我がカルデアには、優秀なセイバーが多い。

今回は、破壊の化身アルテラ、反逆の騎士モードレッド、そして皆の白嫁ネロ・クラウディウス(ブライド)を限定召喚して対抗。








戦線は保ちつつも、エルキドゥの猛攻は止まらない。

人間ではない彼には披露がない。兵器として摩耗することが無い限り、魔力の続く限り攻め続けることができるからだ。

しかも、自身の体・触れた泥から様々な宝具を生み出し攻撃してくる。

エルキドゥにより創造された、神話時代に有名な武器が次から次へと押し寄せてくる。ランサークラスではあるものの、その攻撃は七属性すべてを網羅していると言っていい。





再びエルキドゥが足元の泥に手を触れる。泥は輝き、次々と武器の形に変わっていく。


そこに――――。



魔杖から放たれた魔力弾がエルキドゥの攻撃を相殺した。







そう言ってギルガメッシュはバビロンを閉じた。あれこそがギルガメッシュの代名詞、「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」。






ギルガメッシュの姿を見て、エルキドゥの様子が変わった。頭を手で抑え、苦しみに耐えるような苦悶の表情を浮かべている。






まるで全部想定したかのような、落ち着いた様子でギルガメッシュはエルキドゥに語りかける。







そう言い残してエルキドゥは自身を槍に変え、そのまま飛び去って行った。







ギルの加勢があったから?





つまり、あのまま戦闘になればこちらは全滅だった。だが、そうはならなかった。

この男は、一体どこまでを未来視ているのか。。。






























彼は焦っていた。兵器の体を持ちながら、最強の肉体を得ていながら。

あの「王」を恐れている。

苦虫を潰したような表情を浮かべ、エルキドゥはそのまま北方に姿を消した。