【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

【FGO ストーリー】Fate/Accel Zero Order ACT-18 「堕ちた杯 後編」

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特異点Fより10年前の過去にあたる冬木市に現れた新たな特異点
その時代、冬木は第四次聖杯戦争の最中にあった。
エルメロイⅡ世を案内役にレイシフトすることとなったマスター。
第四次聖杯戦争における特異とは何なのか。
真相を探るための闘いが始まる・・・。

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・前回まで
ゾォルケンによって召喚された黒い聖杯。現界したその悪意と戦うべく、ロード・エルメロイ||世は自身の諸葛孔明霊格をウェイバーに渡し、黒聖杯討伐に向けた。
状況がつかめないウェイバーは自分を頼ってくれたロード・エルメロイ||世の意志を継ぎ、聖杯討伐へ向かう。

合流したセイバー・ランサー・抑止力のアサシンと共に、黒い聖杯の破壊に挑んだ。




黒アイリの攻撃は確かに脅威だった。

長年蓄積された呪いの塊をそのまま相手にぶつける攻撃。一度でも触れればそのまま死の概念が接触したものを襲い、そのまま消滅するだろう。


しかし、召喚されたばかりで魔力の制御がおぼつかないのか、攻撃は不安定なまま狙いが定まっていない。

エルメロイ達は攻撃を難なく躱しつつ、確実に黒アイリを追い詰めていった。




そう言い残し、アイリスフィールの姿のまま、黒い聖杯は霧となって消滅した。


ロマンから送られている敵パーソナルデータが消失したこと確認して、マシュが勝利を告げる。






自分が持ったサーヴァントの力に困惑しているウェイバーに、セイバーは言葉をかけた。

聖杯の寄り代を破壊した事で、セイバー達の体は消えつつある。





そうしてセイバー・ランサーのは英雄の座に戻っていった。それは聖杯戦争終結した証でもある。





汚染された冬木の聖杯を破壊した今、1000年続いた御三家の悲願も潰えたに等しい。

そういう意味では、聖杯の成就を目的としたアイリスフィールには行き場が無かった。










自分の力を示すために躍起になっていた。

時計塔から出て成果を出せば認められると思っていた。

だが、実際に戦う力を手に入れて、ウェイバーは自分の考えが甘かったことを痛感した。




それはもう明確な、未来の自分からのメッセージだった。





エルメロイは答えなかった。自分でも答えを持っていないようだった。





抑止力のアサシンも「聖杯解体」を目的としていた。今回黒アイリを排除した事で、彼の目的も達成していた。







彼ら彼女らは理由を知らない。

それは別の聖杯戦争で出会い、混じり、繰り広げられる正義の味方の話。

抑止力としてあらゆる世界を行き来するアサシンと、平行世界に通じる可能性を持つ聖杯の寄り代であるアイリスフィールだからこそ、通じ合える感覚であった。




こうして、第四次聖杯戦争終結した。















ソイツは笑った。心底おかしそうな言い方だ。







アンリは、直感的に悟る。このアサシンは苦手なタイプだ。この世全ての悪を持ってしても、抗うほどの。














二人の会話に意味は無い。

ただ、呪い、救い、そしてお互いに殺し合う。

善も悪も殺し尽くした果てにある二人の男の姿がそこにあった。






男はフードを取った。かつては黒かった髪は白く染まり、戦いの中で肌は褐色に染まっていた。




アンリは笑う。

この上無く嬉しそうに。




かつて正義であろうとした誰かを思い出しながら。








というわけでお母さんがウチに来てくれました。。ってええ?分霊?

アイリスフィールの器の聖杯?