【グルメ】煮干ラーメン「凪」に行って来ました
仕事柄、新宿界隈で打ち合わせの場が多いのですが、久しぶりに早めに打ち合わせが終わったので、先輩と新宿でランチすることに。
お洒落なイタ飯から私の大好物のインドカレーまでなんでもある新宿で、とりあえずラーメンを食べようということになりました。
そこで、学生時代3年間の中、毎日新宿通いしていた私は、ある心残りを思い出しました。
あの店にまだ行ってないじゃないか。
そこはディープな新宿でもさらにドディープと言われている新宿ゴールデン街にある「凪(なぎ)」というラーメン屋でした。
学生時代に知り合いがよく
「凧(たこ)行ったんだけどあの店やべぇwwwww」
↑馬鹿なので店名の「凪(なぎ)」をずっと「凧(たこ)」と言っていました。
と評判だったもので、私も一度は行って見たいなと思い、結局そのまま高校を卒業する形になりました。
さて、それでは早速行ってみましょう。まずは新宿駅東口から靖国通り沿いに少し歩いたところ(新宿ピカデリー前の交差点あたり)にカーブになっている公園の抜道があります。
地図で言うとここです。
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昼間に行くと回りの店は全部締まっていて異様な雰囲気。どれぐらい異様かというと、千と千○の冒頭に出てくる怪しい食堂街ぐらい異様です。
そんなゴールデン街の真ん中に、ぽつりと「凪」という看板を下げた店があります。
「煮干が苦手な人はご遠慮下さい」の看板も発見。ここは煮干でとったスープをウリにしている店なんですよね。
ドアを開けるといきなり階段。しかもドラクエに出てきそうなとても段差が高い階段を昇って二階へ。
私と先輩が先に上がり、後ろから後続の客が続こうとしてきたのですが、階段が余りにも急過ぎて、途中で止まると危険なのか
「危険ですので、少し待っていてください!」
と店員さんからストップの声が。ディ○ニーランドのアトランションに並んでるんじゃないんだから・・・。
階段を昇った先には食券の自販機がありました。来店した客はここでまず食券を購入するみたいな流れなのでしょう。おかげで食券を買っている間後ろの人は急な階段のところで待つ必要があります。なるほど、これは危険です。
店内はかなり密度が高く、体を横向きにしないと移動できないほどです。すごく窮屈なんですけど、店内は色々なものがぎっしりと詰まっていて面白いです。知っている人はハ○ルの動く城のハ○ルの部屋を想像してみてください。
先輩はつけめん。私は味玉つけめんを注文。つけめんは800円で味玉は900円でしたかな。
注文した品が来る間にも来店客は後を立ちません(10席もないのに・・・)。既に午後2時を回っているのに凄いです。
窓際の先に座った私が、窓の外から店の前を見下ろしていると、一眼を持ったあんちゃんが店の前で記念写真をとっていました。そこまでか、そこまでの店だったのか。
10分ほど待つとようやく注文が届きました。写真をパシャリ。
食べると煮干の風味がとにかく凄い。しかもめちゃくちゃ旨いです。箸が泊まらないとはこのこと。
するするっとつけの汁にから麺をすすろと、煮干の香ばしい風味が口いっぱいに広がります。煮干でダシを取る料理はたくさんありますが、その煮干を全面的に前に押し出し、かつ、一切の魚のクサさが出ていなかったところが高得点ですね。
カウンターには店オリジナルスパイスなるものがあり(ごまや七味を混ぜたような)、それを使うともっと美味しいです。
みなさんも新宿に立ち寄った時はぜひぜひ。味も雰囲気も規格外なラーメン屋です。