【考察】《No.36 希望皇ホープルーツ》
LVAL-JP048
《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》
ランク1/光属性/戦士族/ATK 500/DEF 100
レベル1モンスター×2
自分または相手モンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスターの攻撃を無効にし、そのモンスターがエクシーズモンスターだった場合、このカードの攻撃力はそのモンスターのランク×500ポイントアップする。
ランク1でステータスは最低レベル。しかし、自身の効果により戦闘面では無印のホープ同様2回まで攻撃に耐えられる。攻撃を無効にしたモンスターがエクシーズモンスターならばそのランク×500ポイント攻撃力をアップさせる効果を持つ。
ホープのように自身で攻撃を止めることもできるが、このカード自身がランク1なこともあってこのカード単体で能動的に使っても1500までしか上がらない。
効果による火力を活かすには必然的に相手エクシーズモンスターの攻撃が必要になってくるが、もちろんこのカードが存在している状況下で相手がおいそれとエクシーズモンスターで攻撃してくるような状況はまずない。あったとするならば、それは相手が何かしらの対策を行っている可能性が高い。
ランク1という事で、遊馬デッキでは《クリボルト》や《マツボックル》《コロボックリ》から出せる。また、【ガガガ】要素に《レベル・スティーラー》を組み込めば比較的簡単に召喚できる。
このカードを使う意義だが、一番の爆発力は《ダブル・アップ・チャンス》とのコンボである。基本的に自身のエクシーズモンスターの攻撃を無効にする事で、ホープルーツは一気に攻撃力を上げることができる。
自身の高ランクエクシーズの攻撃を無効にし、その後ホープルーツで攻撃する等の作戦があるが、高攻撃力の高ランクエクシーズの攻撃を1度犠牲にするのでは余り意味がない。逆にいえばこの状況下こそが《ダブル・アップ・チャンス》の使いどきなのだが、ここまでコンボパーツを揃えるにも一苦労ではある。
個人的には遊馬デッキにランク1要素は詰め込み辛いので、能動的に出しにくいのが難点。
また、このカード最大の特徴として、《RDM−ヌメロン・フォール》に対応している点がある。
しかしながら、ステータス2500/2000のホープをルーツに変えた所で、カード1枚の消費に見合った効果は特に期待できない。
敢えて言うなら蘇生したホープを有効活用するということもできるが、それならばカオスエクシーズチェンジしてしまった方がてっとり早い。
総じて能動的に使えないモンスターだが、ランク1では防御にも攻撃にも転じることができるモンスターなので、ここぞという選択肢に採用しているのも良いかもしれない。
《ダブル・アップ・チャンス》も勿論忘れずに(笑)