スマイルプリキュア！第３話「じゃんけんぽんでキュアピース！！」

「Let’s go!! BA・RA！！」

　先週のバレーボールアカンベェからの戦利品、キュアデコル（バラ）を早速スマイルパクトにセットする二人。既に専門用語のオンパレードですね。

　そして出てきたのはなんとバラの花束。エリカ！これでお花屋さんができます！・・・って違う（笑）これでリアル女子たちは、ひたすらデコルをセットして、パクトにセットしたデコルの名称を連呼させるという謎の遊びを始める訳か。

　しかし、アイテムを実体化できるんなら、もう少し実用的な方がいいよね。現金とか。現金のキュアデコル・・・。

　さてさて。当面は５人になるまで仲間を見つける事。プリキュアとなって悪と戦う事。キュアデコルを集める事。ですかね。今までの話から推測するには、キャンディのメルヘンランドが悪の皇帝ピエーロ復活を目論むバッドエンドランドのウルフルンたちによって危機に陥っている。その危機を救うにはキュアデコルの力が必要なんだけど、その力をバッドエンドランドの連中はアカンベェの元として悪用しているって感じですかね。

　というわけで早速３人目のプリキュアを探すクル！

　と決意を新たにするみゆきとあかね。その横でひっそりとスケッチブックに向き合う女の子が・・・。

「すごーい！黄瀬さん！？」

「きゃー！？見ちゃダメー！！」

　そこにいたのは、みゆきが転入してきた時にあかねに紹介された黄瀬やよいちゃん。

「私、こういう絵を描くのが好きなの・・・」

　でも子供っぽいよねと引っ込み気味のやよい。だけど自分に無い才能にみゆきとあかねは心の底から尊敬します。

　本人は恥ずかしがって隠しているようですが・・・。

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　さてさて鬼ヶ島を彷彿させるバッドエンドランド。

　先週、先々週とウルフルンのローテーションでしたが、今週は金棒を持った赤鬼、いやアカオーニ。俺様がお手本を見せてやるオニ、との事ですが・・・・。

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　一方、学校では校内美化週間ポスターを描く人をクラスで決める事に。たいていこういう面倒くさい事は立候補者がいない悲しさ。そこでみゆきはやよいをポスター係に推薦。あかねもそれに乗っかってやよいがポスターを描く事に。

　だけど、芸術以外も爆発している美術部部長に、少女漫画絵を黒板に描く強者女子、敢えて女子を美人に描いてキャッキャウフフしてるロンゲとか色々猛者揃いです。

　だけど描く前から諦めているやよいを応援する事にしたみゆきとあかね。「諦めたらそこで試合終了ですよ、と安西先生も言っていましたよ」と言っていたハヤテの言葉を思い出します（何だこれ）

　みゆきが絵のモデルになり、片足かけて右手でピース！あかねは差し入れに家から焼いてきたお好み焼きを。そんな３人を微笑ましく見つめるのは学級委員の青木れいか。まさかこの時はこの子もプリキュアだとは誰も思わなかった・・・（という）

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　そして完成、「クリーンピースマン」。結果は惜しくも努力賞ですが、それでも私の中では一番、とやよいを励まします。しかし、空気を読めない無駄にイケメンなモブ美術部員が部長が一番、部長と比べるなと心無い言葉の暴力をかましします。

　メンタルにダメージを負ったやよいは、たまらずポスターを壁から剥がしてそのまま持ち去ってしまいます。その後ろ姿はなんともかわいいですが、今はそれどころではありません。

　やよいが一人でぐずっている所に現れたアカオーニ。すっかりおなじみ絵本を絵の具で汚して周囲の人間からバッドエナジーを集めます。改めて文字で書いてみると何を言っているのか、って感じですね。

「もう夢も希望もないわ・・・」

「私、絵を描くのなんかやめる・・・。」

「生まれ変わったらなまこになりたい・・・（違）」

　大体そんな感じでエナジードレイン。悪の皇帝ピエーロの復活カウントも３／２２になりました。

　そこにやよいを追いかけてみゆきとあかねが駆けつけますが、アカオーニの攻撃（金棒で風圧を起こす関節攻撃）に怯みます。さらに、やよいのポスターを馬鹿にして、ついでにアカンベェに変えてしまいました。

　やよいを守るため、ポスターを取り返すためにみゆきとあかねは、キュアハッピー、キュアサニーに変身します。二人セットの変身バンクでは、頬をパフパフ染めるところが連続して順番にやる感じかな。これは５人揃ったバージョンが楽しみですね。

「キラキラ光る未来の光！キュアハッピー！！」

「太陽サンサン、熱血パワー！キュアサニー！！」

　二人になれば戦力も倍！！一気に勝負に出ますが、「プリキュア・ハッピー・シャワー」も「プリキュア・サニー・ファイヤ」も気合が足りないそうで出したら敵に当たる前に消えてしまいました。どうやら適当にチャージしても、技が出ない＆一回の変身につき一回（しかできないぐらい疲れる）なので大ピンチです。なんという省エネプリキュアでしょうか。

　ヘロヘロになって大ピンチ。アカオーニはさらに「努力したって無駄」と社会の常識を解きますが、希望の光に溢れたハッピーはそれを真っ向から返します。その言葉にやよいちゃんのバッドエナジーが晴れ、正気に戻ります。と同時にハッピーの正体がみゆきだと即バレします。これじゃあうっかり知り合いの前で戦えないなぁ・・・。

　やよいが目を覚ましたのでアカンベェの標的はやよいに。しかし、それを阻止するために立ちはだかる二人。だけど、まだまだプリキュア初心者な彼女たちはふっとばされてしまいます。

　逃げたい、逃げなきゃ、でも、友達が―――――。

　心の中の葛藤。でもやよいは友達を選びました。泣いてたって何だって、友達を守りたい。