【アニメ感想】ヒーリングっど・プリキュア 第11話「力を一つに!ミラクルヒーリング!」【病気と戦うことを諦めないプリキュア】
「病気と戦うことを諦めない」
・のどかにとって「たたかう」こと
つまりは闘病ですね。
それはのどかにとって小さい頃の辛い思い出であると共に、今怪物となって目の前で暴れている驚異。
状況は違えど、病気と戦っているのは昔も今も同じです。
それでも病気から逃げないこと。それが何より大事だと、のどかは、グレースは必死に訴えかけます。
のどかの芯の強さは、小さい頃から病気の自分と常に向き合ってきたからだったんですね。
かつての辛い経験を通して、今目に見える驚異になったメガビョーゲンと戦うのは、やっぱりのどかにとっては辛い思いなのは間違いないですね。
いろいろ背負ってるなぁ。。。。
特に今回の話は、「放っておくと悪化してしまう病気の怖さ」というドストレートな内容を視聴者に日曜日の朝から叩きつけてきます。
「外には怖い病気がいる」「手遅れになるとまずい」「病気は感染する」
奇しくも今の状況にあまりにも酷似した内容に、見ているこっちが緊張を隠せません。
こんなハードな作品になるとは誰が予想したでしょうか。
「諦めないで」
それは、メガビョーゲンに苦しんでいるエレメントさんに向けられた言葉。
「一緒に頑張って」
病気で苦しい、辛いけど、それでも諦めちゃいけないと、ずっと応援の言葉を送り続けるグレース達。
これは偶然でしょうか。あまりにも今の感染に戸惑う社会とシンクロしています。
そして気になったのは、完全回復とはならなかった花のエレメントさん。
いつもの展開だったらキレイに治ってすっきりする展開なので、これもなかなかショックでした。
病気が簡単に治らない怖いものだということを意味しているのかもしれませんね。
そして感染していく「病気」。今回の敵勢力、厄介すぎませんかね。。。。
とにかく、今だからこそメッセージ性がとても強いお話だったと思いますし、「病気の怖さ」を伝えるにはとても効果があったのではないでしょうか?