【アニメ感想】ヒーリングっど・プリキュア 第6話「ママはどこラテ?おるすばん大脱走!」【運送ドライバーのお母さん】
いちごにそんなこと言えるのは世界広しといえどダルイゼン君だけ!
今週も濃厚な回でしたね。
のどかの過去が少し明らかになり、お母さんという存在、ダルイゼンVSグレースが早くも・・・!?
・のどかのママは運送ドライバー
のどかの母親が運送ドライバーとは意外でした。
前作のひかるの母は、連載を目指す売れない漫画家さんでしたし、女性の仕事として漫画家やドライバーがこういったアニメ作品に描かれるのはとても新鮮に感じました。
近年のプリキュアは、作品を通して色々な職業に触れているのは、見ている女の子にとっていろいろな仕事を疑似体験できるので良いですね。
・なぜラテ様だけ言葉が話せないのか
ラビリン達は言葉が話せるのにラテ様だけが話せないのはまだ幼いから?
言葉が通じない相手、例えば赤ちゃんやペットなどとどう接して成長していくか、というのもプリキュア!作品の一つの要素なのですが、前作の妖精フワはそこそこ話せたので、言葉が話せない妖精はローテーションで回ってくるのでしょうか。
・お母さんという存在
ラテ様が外に出てまっすぐ向かったのが、のどかのお母さんの職場だというのはグッと来る構成でしたね。
お母さんの話は大抵「母の日」に放送されることが多いのですが、この序盤で出してきたということは何か意味があるのでしょう。
そういえば、先週もさり気なく洗濯物を畳むのを手伝いながら、のどかがお母さんに悩みを相談するシーンがありましたが、話の展開の要素に自然とお母さんの存在が溶け込んでいるのは、今作の一つのこだわり?というかテーマのように感じました。
さり気なく、のどかの入院で休職していたことも語られていましたし、背景・下地の綿密さと、それを自然と話の構成に織り交ぜてくるのはさすがだなと思いました。
ちゆとひなたは、「今」抱えている課題に対して解決していきつつ、のどかは、過去の病気と向き合っていく「今」を丁寧に描かいているんだなと改めて思いました。
・「おれはその方が居心地が良いからさ」
グレースVSダルイゼン
お互いの主張が噛み合わずに引き分けとなりましたが、果たしてグレースはダルイゼンにどんな感情を抱いたのか気になります。
「自分以外はどうでも良い」というダルイゼンを否定し叱るのか、同情するのか、、、
ダルイゼンはどちらかというと感情に流されず浄化されずに、ずっと自分のやり方を続けていくキャラだと思うので、それに揺さぶられるグレースが気になります。
・エレメントボトル・・・?
ティアティーヌ様の前にあった石像の女性はもしかして先代プリキュアの像?
©ABC-A・東映アニメーション