【FGO 感想】Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア 第2話「城塞都市ウルク」
怒涛の勢いで終わった第2話。いかがでしたでしょうか?
1話に引き続き、躍動感溢れるアクションと、世界観を演出する圧倒的な背景美術に魅了され、そこに声優さんたちの魂のこもった演技であっという間の30分でした。
さて、それでは今回も名シーンを切り取って、感想を書いていきたいと思います。
©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
メソポタミア北部を魔獣の攻撃から守るための城壁、それが絶対魔獣戦線バビロニア。
凶暴な魔獣たちの防御壁を半年も維持し続けているから驚きです。
防衛戦線の指揮を取るのは、守りの英雄スパルタクス。
その戦いを、どこか冷めた目で見下ろすエルキドゥ。
突如現れた謎のサーヴァント、キャスターとランサー。
只者ではない様子のキャスターは、エルキドゥは既に死んだ存在であることを藤丸たちに明かします。
突如、襲いかかるエルキドゥ。
それを応戦するアナと呼ばれた少女。お互い鎖を使った攻撃で相手を絡め取ります。戦闘能力ではエルキドゥが上のようですが、縛り上げたみんなは花びらとなって消えてしまいます。
鎖による圧巻の立ち回り。アナの鎖さばきとエルキドゥの大地を利用したチート攻撃。
背景と溶け込んだ森の中の激しい戦闘が魅力的に描かれていました。
ファン待望の「マーリンシスベシフォーウ!」
フォウの鳴き声、という制約のなか、川澄さんが見事に演じてくれました。
キャスパリーグ?????
なぜフォウがマーリンを敵視しているのか、それは今後明かされていくでしょう。
「マーリンだってぇ!?ブリテン島の大魔術師、夢魔と人間の混血、あのアルトリア・ペンドラゴンを王として担ぎ出し、宮廷魔術師となった世界最大のキングメーカーにして最高峰のロクデナシが?!しかもサーヴァントとしてぇ!?世界の終わりまで死ねないはずの冠位(グランド)の魔術師がぁ!?」
マーリン。それは現在を見通す最強の千里眼を持つ、キャスターの一角。しかし、彼は幽閉された世界で世界の終わりまで生き続けている。死ねない彼はそもそもサーヴァントにはなれません。
しかし、ここ神代バビロニアは、マーリンが存在する前の時代、マーリンが存在しない=マーリンは死んでいるのと同義。ということで無理やりサーヴァントとして召喚されたとか。いや普通はそんなことできないですけどね。
ロクデナシというかこのいい加減な雰囲気、櫻井さんさすがの演技。これはおそ松で鍛えられた成果ですね。
「わたし、いやボクだって、藤丸クンの戦いを見てきたんだ。今更仲間はずれにするなんて大人げないぞう?」
幽閉された最果ての地で世界の現在を見通す魔術師。
普段は絶対に干渉しない・できない彼だが、ここバビロニアにおいては違う。今までの旅路を見てきたマーリンは、自身が存在できる最後の特異点にて、彼に協力するためにやってきたのだ。
もう過去の特異点の風景が出るたびに涙腺がぶっ壊れます。
アナと呼ばれたサーヴァント。
真名は不明ですが、その戦闘力はエルキドゥにも引けを取らない実力です。
ただ、人間嫌いなようなので、藤丸が差し出した手を断ってしまいます。
ここもアナのこれからの出会いと別れを思い返すだけで涙腺堤防決壊しますが、それはまだこらえておきましょう。
旅を経て到着した城塞都市ウルク。
検問の人からおすそ分けを貰って戸惑うアナ。
人間嫌いの彼女ですが、その温かさに触れて少しずつ顔が明るくなっていきます。
「よい、おおよその事情は察したわ。下がっておれシドゥリ」
「そのまさかよ、この玉座をしばし汚すぞ。我(オレ)は忙しい。言葉を交わして貴様らを知る時間も惜しいほどにな。」
「よって戦いをもって貴様らの審議を図る。構えるが良い!」
「天文台の魔術師よ!!」
話が早い。本当に早い。未来を見通す千里眼から、カルデアの来訪は予知していた賢王。事情は知っているのならあとは自分が時間を割くのに足りる人物かを見極めるだけ。
粘土板を構え、宝物庫の鍵を開く。
キャスター・ギルガメッシュとの戦闘が始まる。
シドゥリさんが喋った...!圧倒的なウルクの町並み、その人々の躍動感に圧巻されました。
マーリン登場からここまでゆっくりですが着実にゲーム通りに進んでいるので、この先どう見せてくれるのかさらに期待しつつ、来週も楽しみたいと思います。