【FGO アニメ感想】Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア 第14話「決戦」【おおっと!手が滑った!】
エレシュキガルも味方に加え、残る三女神同盟はゴルゴーンのみ。
強力な魔物を従えるゴルゴーンを打開するために、強襲作戦を決行。名付けて、「マルドゥーク電撃作戦!」(この時代に電撃はない)
作戦会議の後のギルガメッシュとマーリンの会話。
タイプは違えど、どちらも世界を見通す千里眼を持つ者通し。
マーリンは、自分とギルガメッシュは似通っていると言っていましたが、この星の終わりまで人間の行く末を見守るマーリンのどこか寂しそうな表情が印章に残ります。
基本的にのほほんとしていて、自分のことは話さないマーリンですが、ここの会話のやりとりと、ギルガメッシュが死んだ時の動揺は、彼の本心だったような気がします。
シナリオパートではかなり印象深いアナと花屋のお婆さん。アニメでもしっかりじっくり触れられていて、じーんと来てしまいました。
人間嫌いの彼女が、生前理想とした人間とのふれあいが、このウルクにあったんですよね。
そして、人間のために涙を流せる彼女もまた、この冒険を通して成長したんだと実感させられます。このシーン、とにかく星空がキレイで好きで、前EDのあの風景を連想させますね。
恐らくこれが最善だったのでしょうが、マーリンがやるとやはり胡散臭い。
結果オーライですが、ケツ姉の恨みをこれで買うことに・・・。
中はとにかく壮絶。魔獣の巣というのも納得ですね。攫われた人を見て動揺するマシュを抑える藤丸がカッコ良かったです。
直感的に、何が最善なのか藤丸はこのとき感じていたんでしょうね。マシュの肩を抑える手が震えていたのが印象的でした。
これにどうやって勝てと・・・・。
唯一の鍵はアナ、いや女神メドゥーサの力。
怪物として変貌してしまった自分の姿に立ち向かうために、マーリンによって封印されていた神性をここで解放します。
アナの時もアクションは凄かったのですが、ここからどういう戦闘になるのか楽しみです。
何より浅川遊さんが、アナとゴルゴーンを兼任して演じているというのが本当に凄いです。
植田佳奈さんのイシュタルとエレシュキガルの演じ分けも素晴らしかったですが、浅川さんは声域の幅の広さにとにかく驚かされます。
HFでライダーを演じつつ、バビロニアでアナとゴルゴーンを演じ分けていて、役の作り込みがとにかく凄いということを毎回思い知らされます。
残る話数を考えると来週で決着とはなりませんが、さぁどういう展開になっていくのか....!