【FGO】「監獄塔に復讐鬼は哭く」【第二の扉:煉獄の悪魔】
混沌、色欲、性欲。主に私は女が好きだ。
天空天地大回転。
独房の住人は、世界一の復讐者。
人々の欲に飲まれ、棄てられ、追われ、最後は復讐の鬼になった男。
第二の試練は「色欲」。
女を愛し、全てを愛し、それを阻む者を容赦なく切り捨てる。
それは獣の本能。
正義も悪もない純粋な生物の本質。
その色をあざ笑うアヴェンジャー。
彼には人を愛するゆとりが無かった。
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http://d.hatena.ne.jp/must-ard/20160319
◆サーヴァント解説 その2
•出典はフランスの小説『モンテ・クリスト伯』の主人公。
エドモン・ダンテスは有能で前途有望な若き船乗りであったが、3人の男たちの私欲・横恋慕・保身により冤罪を着せられ、孤島の監獄イフ城に収監されてしまう。
十余年の後、好機を掴んで脱獄したダンテスは、師ファリア神父の薫陶とモンテ・クリスト島の莫大な財貨を携えて陸へと戻り、謎多き大富豪「モンテ・クリスト伯爵」を称して怨敵への復讐を開始する――。
この小説『モンテ・クリスト伯』には実在のモデルとなった事件が存在する。
モデルになった事件とはパリの靴屋が4人の人間に陥れられ、牢獄で出会ったイタリアの神父に財宝のありかを聞き、出獄後にその財宝の力で復讐を遂げていったというもので、3人までは復讐を果たすが4人目で失敗して逆に殺されてしまう。
•復讐譚『モンテ・クリスト伯』が喝采を浴び、正当な憤怒を叩きつけた彼は「復讐鬼」として人類史に刻まれた。憎悪と憤怒で成り立つ炎のごとく荒ぶる「永遠の復讐者」、斯くあれと人々に望まれた「復讐鬼の偶像」である。