【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

【FGO】Epic of Remnant 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿「新宿幻霊事件」【第10節 監獄グレートエスケープ】

歪んだ歴史を修復しようとする時、膨大な取りこぼしが発生する。
排斥された狂気が作り上げた脚本。
忘れ去られた世紀末の神話。
かつてない規模の殺人事件が、亜種特異点となって完成する
完全犯罪計画、起動―――――幻霊よ、背徳の街で踊り狂え。



・前回まで
歌舞伎町で人を襲う新宿のバーサーカー、ファントムを止めた一行は、そこで新たなサーヴァント「呪腕のハサン」と出会う。しかし、その正体は新宿のアサシンが幻霊「ドッペルゲンガー」で変身した姿であり、二人きりになったところを攫われてしまう。


















目が覚めるとそこは知らない建物の中だった。






ここは?




アサシンの背後に立つ人物に気づいた。

そこには自分がよく知ってる顔がいた。




同一人物・・・じゃない。



・・・彼?






星を砕くとかいう・・・。






星を砕いてどうするのさ?










いやまぁ、無理ですよ。







アイツ?





アサシンに案内された場所。そこには鎖で雁字搦めにされているサーヴァントがいた。

鎖からは禍々しい魔力が漏れている。その影響か、鎖に捕らわれているサーヴァントは半分反転しているように見えた。


え、黒幕?






笑顔で言われても・・・。






そう言うと、アサシンは何か用があるのか、さっさといなくなってしまった。

見張りがいない状況ではあるが、今すぐ逃げられる状況でもない・・・。









まぁ、いつもの調子で良かったよ。








確かに。あの時はしかも酒に酔って寝ていたし、隙きだらけもいいとこだ。

でもあのアーチャーのことだから、もしかしてわざと隙きを作った・・・?




その必要性がない・・・と思う。




そう言えばあの時、無理やり肩を組まれて背中をバンバン叩かれて・・・。



上着の内ポケットを見る。入れた覚えの無い紙の切れ端が入っていた。







全く気配を感じなかったが、気づけばそこにもう一人サーヴァントが立っていた。

その姿を見て、沈んだ気持ちが消えた。



巌窟王






でも・・・。







瞬間。管内のブザーがフロアに響いた。



エドモンと一緒に「バレル」を脱出する。

彼は、思考の速度で移動することができ、こと「脱獄」においては世界一のプロフェッショナルだ。












エドモンは恩讐の炎を携えてリア王に向かった。

ただ、監獄島の時のような勢いはない。

かなり弱っているのか、相手の攻撃をそらすだけで精一杯のように見えた。

いや、もしかしたら・・・


うまく攻撃を躱しながら、ビルの影に潜んだ。












あなたは巌窟王じゃない。

電話の時から薄々感じていた違和感を口にする。彼は確かに巌窟王の姿をしているし、声も技も巌窟王のものだ。だが、決定的に違う部分がある。







彼は自分を「巌窟王」と言う。復讐を乗り越えたエドモン・ダンテスとは名乗らないから。





どういうカラクリか。バサッとマントを翻すとそこには全く別の人物が立っていた。




シャーロック・ホームズ







(ていうか単独で何でレイシフトできるんだろう・・・?)






ホームズが何を言いたいのかわかった。まさにこの新宿のことだ。












一瞬の沈黙。これから語られることがきっと事件の真相だろう。











糸?奴?














・・・。あの数学者が、ジェームズ・モリアーティ・・・。

























それが、コナン・ドイル著作のホームズの中で、モリアーティに関する記述が少ない理由なのだった。
















やっぱり囮にされていたのか。。。















ホームズの語りはそこで終わった。なぜなら、目の前に見知らぬ男が立っていたからだ。




え、オレ?




それは人に対して使っていい言葉なんですかねぇ!







テンパってるというかサイコパスってるというか!





バサリとホームズはマントを翻し、またエドモン・ダンテスに戻った。



そう言いながらホームズはエドモン・ダンテスの姿で敵を薙ぎ払う。彼いわくホームズとして現界している限りでは戦闘力は当てにならないらしい。






しばらくすると路地に入った。そこでホームズは一人のチンピラに声をかけた。














え、ちょ。
















それって・・・



勘弁!





















・・・・・・。











ねぐらの扉を開ける。

瞬間、二人の怒号が飛び込んできた。