【FGO】第五の聖杯 イ・プルーリバス・ウナム【第六節 ラーマは戦場へ行った】
インドの大英雄、カルナとの交戦から命からがら脱出した一行。窮地を救ってくれたジェロニモの案内で西部のデミングという村へ。
ジェロニモは近くの酒場にマシュ達を案内した。建物は酒場だが、療養所となっているようで、簡易的な縫合処置をされただけの怪我人が横たわっていた。
酒場の中は薄暗いため、一旦外に出る。
ジェロニモは、その中にいた特に傷が酷いサーヴァントを紹介した。
誰に言われるでもなくサーヴァントと呼ばれた少年に寄り添うナイチンゲール。しかし、相変わらず言動は物騒である。
もう見慣れたやりとり。ひとまずマシュは状況を確認する。
自分の解説が随分雑だが、心臓を半分抉られているんだから文句は言えまい。
何度も聞き慣れたその名をラーマは口にした。
彼の宝具は因果を逆転させ、必ず心臓を貫く結果を引き起こす。一度放たれれば躱すのは至難の技。それがラーマを襲ったものの正体だった。
心臓を抉られた人間が生きている。これはナイチンゲールの治療経験からはあり得ない事象だった。事態は魔術的な領域に及ぶため、一番詳しいであろうドクターロマンに話を求める。
ゲイ・ボルグが命中した事によりラーマの死は確定している。しかし、こうして今もラーマは生きている。因果に矛盾が生じているのだ。
ロマンの話から、ゲイ・ボルグの呪いを解呪するには、ラーマに所縁のあるサーヴァントのサポートが必要ということに。
最大の障害となるであろうカルナに勝つには、ラーマの力は欠かせない。呪いを解呪するために、次の目標はシータを探すというラピュタな展開に。飛行石(聖晶石)はどこだ!?
な、なんだってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!このタイミングで明かされる衝撃の真実。
とにかく方針は決まった。あとロマンは元気だして。