【FGO 期間限定】監獄塔に復讐鬼は哭く【第七の扉・巌窟王前編】
魔術王は罠を張った。
1つは、かつて辺境の魔術師が作り上げた死霊を集める魔のマンションを使い、サーヴァントを閉じ込め、カルデアの戦力を削ぐ罠。
もう1つは、カルデア最後のマスターの魂を、かつて監獄塔と呼ばれていた地獄の檻に閉じ込める罠。
しかし、彼にはそれは娯楽に過ぎない。
破られようが、そこで命絶えようが、彼にはどちらでも良かった。
もし、脅威となりうる存在だったのなら、ロンドンの地下で全員潰されている。
彼の仕掛けは、障害を排除するためのものでも、時間稼ぎでもなく、試練だった。
だからこれに、勝ちも負けも無い。勝っても日常に戻るだけ。負けたら二度と立ち上がれなくなるだけのゲーム。
そして今、そんな試練に立ち向かうマスターとそのサーヴァント、アヴェンジャー。
アヴェンジャーは言った。自分は恩讐へと導く者だと。
ふと思う。
それは即ち、救済に繋がる彼なりの救いでは無いのだろうか。
巌窟の王、エドモン・ダンテス。
最終幕は2部構成。第一部はアサシンとあるが、大方の予想通りゴースト系のボスだろう。メルセデスとか怪しいし。
即死が通るかはわからんが剣式姐さんに同行いただくことに。ウェイバーは相手の拘束兼こちらのサポート+有利クラスという事で。
復讐者であるモンテ・クリスト卿。最後には愛を取り戻したエドモン・ダンテス。今のアヴェンジャーは一体。。。
カルデアの風景が見える。マシュが心配そうにこちらを見ていた。色々と思い返す部分は多いが、今は監獄塔で決着を付けなきゃいけない相手がいる。
裁きの間への道中、アヴェンジャーは「監獄」というものがどういうものなのかを教えてくれた。囚人のうめき声、悪臭、味のしない食事、労働、14年間無実の罪を背負って、エドモン・ダンテスはその地獄を抜け出した。この監獄塔には当時のソレが無い。それはそうだ。ここには他の囚人も看守もいない。いるのは、この扉の先にいつもいる見慣れた人たちだけ。
そも他人事のように話しておきながら、その体験をアヴェンジャーは極みと絶賛する。
そこまで言って、二人は正面にいた彼女に視線を移した。
正面に立っていたのはメルセデスと呼ばれた女性。
その名は、かつてエドモン・ダンテスが愛した女性の名。
記憶の無いこの女性はしかし、シャトー・ディフに導かれた魂。必要とされたからこそここにいる存在。
そんな彼女の周囲を黒い怨念が取り囲む。ここまでは想定通り。
というわけでバーサス死霊の集合体。予想通り、オガワマンションと同様に全体攻撃持ちの高HP高ATKゴースト。
早速同行いただいた両儀式の「空の境界」で切断してみるが、うまく即死できない。さすがにそうサクサク切られちゃかなわんとスタッフも学んだのか。
正攻法で無事攻略。無敵+クリティカルアップの独自スキルを使ってくるので、地味に攻撃・防御を備えたバランス型エネミーでした。
報酬はランプがいっぱいやほーぃ!