Go!プリンセスプリキュア！第33話「教えてシャムール♪ 願い叶える幸せレッスン！」

「身だしなみの乱れはココロの乱れ！今あなたのココロはとても乱れている！」

●ホープキングダムへ帰りたいというクロロにおもちゃになったプリンセスパレスを見せたら、二重の罪悪感にかられてしまうのではないかとハラハラしているGo!プリンセスプリキュア！第33話感想です。
○ついにファン待望のミス・シャムール回。クロロに色々な事を体験させて元気付ける、というのが話しの趣旨でしたが、同時にいろいろな事がわかった回でもありました。
●例えば、猫と会話できる（猫っぽいというだけで彼女は猫ではない）語学力、攻撃を華麗に躱すバレエ、鋭く攻撃するフェンシングなど今まではるか達がプリンセスを目指して練習してきた事を活かしたシーンがありました。よく子供って、勉強しながらも「こんな事一体なんの役に立つの？」とよく言いますが、シャムールは見事にそれを活かしていましたね。
○あと、今まで出てきた妖精って、どこか頼りなくて間が抜けていることがよくありましたが、シャムールはプリキュアのお手本としてちゃんとしているので、とても心強いですね。
●さて、話の展開はクロロを励ますために、ネコ同士のおしゃれ対決。しかし、そこに割って入ったのは、メイクの途中でクローズに追い出されてきたシャット。「化粧なんかしてねぇで」と言われていましたが、「お前も十分派手化粧だよ」と思わず画面にツッコんだのは私だけではないはず。
○お魚ゼツボーグに翻弄される中（人間から絶望を集めてこいと言われ、猫から集める）シャットVSシャムール。強く、優しく、美しくの定義に漏れず、華麗に戦うシャムール。図星を突かれて説教されながらもなぜかメイクレッスンが戦闘中に始まる展開に。
●最終的には新しいメイクに満足して撤退していったシャット。一件落着に見えて、絶望の種が森へと確実に育っているので、落ち着いてもいられません。
○そして、猫がカナタの落し物を見つけていたという予想だにしない展開に。カナタの登場を匂わせつつ、やっぱり前々回の最後に映った某神様チックなシルエットが気になってしょうがない今日この頃です（終わり）