あとがきのようなもの
以上でアニメ「スマイルプリキュア!」の感想(という名の台本)は全て終わりました。
初めて作品を端から端まで網羅して書いたのはこれが初めてです。
第一話以来、色々と神がかったアニメだと思っていたら案の定でした。最初に受けた衝撃は今も忘れず、最終回まで同じモチベーションでこれたのは我ながら凄いなと思っています。
本当はこんな遊戯王ブログで書くことでもないですし、このブログの巡回者の何人がこのレビューを読んでいるのかはわかりませんが、自己満足ながら勝手に完走させていただきました。
こんな機会なので苦労話でも書きましょうかね。
まず、みゆき。
この子は心配になるくらい色々とはらはらさせる子でした。最初のウチは幼めな表現でこっちも書いていたんですが、段々と大人びてくるので途中で変化をつけたりなんかもしました。
やっぱり一番成長した子だったので一番心に残っているかと思います。
因みに一人称「わたし」は漢字じゃなくてひらがなを意識しました。反対に大人びているれいかは「私」だったりするんですけどね。
みゆきは全体的に台詞を漢字で書くのは少なめです。幼さを強調したかったっていうのがあるかな「ぜったい」とか「イヤだ!」とか。
一人称でいうとあかねは「ウチ」カタカナなのはなんとなくかな。やよいも「わたし」で、なおは「あたし」で統一。
中の人である福薗美里さんは本当に声の使い分けが上手くて、ここぞという時のシャウトには毎回鳥肌が立っていました。
次に、あかね。
関西弁なので時々文字にすると慣れない文体なのでものすごい違和感になる時があります。本人役の田野アサミさんは凄いイントネーションが良くて助かりました。
文字おこしで気をつけたのは、元気いっぱいな女の子という事で、台詞の後の「!」びっくりマークを他のキャラよりひとつ多めにしたりしてました。
「キュアサニー!」って変身時の名乗りが好きです。
やよいは、逆に大人しい子なので「!」を他のキャラより少なめに書いてます。あと、そこまでしゃべるキャラじゃないので、5人の中では一番台詞が少なかったんじゃないかなー。
変身時のじゃんけんは、書いてるこっちが恥ずかしかったです。あとさすがに面倒なので毎回じゃんけんで何を出しているかは書いてませんでした。
中の金元寿子さんは「うぅ……」とか「きゃあ!」とかが凄い上手くて一番印象的でした。
なおはひとつの台詞が意外と長いです。「たとえ〜になっても」とか「あたしは〜だ!」とか、そういう言い回しが特長的なキャラでした。
あと怒る時は怒るのでそういう時は「!」が多めになりやすいかな。意外とメインの回が少なくてそこまで気を使ってないですが、運動会の時は書きながら号泣してました。
井上麻里奈さんはもう男っぽくて女っぽくて最高ですね。さっきTwitterで「今日もがんばりマーチ!」とかツイートしてたので本人も大好きみたいです。特に「はあああ!!」とか「やああ!!」とか気合いを入れる攻撃シーンは力入ってました。
れいかさん(敬称)は一応マイベストキャラです。
物静かな人なので5人の中ではいちばん「!」マークが少ないです。代わりに「それが私の道です。」と、敢えて台詞の最後に「。」付けて落ち付いた様子を表現していました。
後は、やっぱり他のキャラより漢字を多めにするように意識していました。「皆さん大変です」とか「頑張ります」とか。
西村ちなみさんはとにかく声が良くって、れいかさん(敬称)の回はタイピングが捗りました。どうでもいい話ですが、他の場ではれいかと言っていますが自分の中では常にれいかさんなので、呼び捨てにしている時は若干心が痛いです(どうでもいい)
キャンディは全部ひらがな。園児くらいの幼さを演出するためにはやっぱりこれがいいかな。と。なので「コドモニナ〜ル」の回は全員ひらがなだったのでカオスでしたが(笑)
時々うっかりスペースキーで漢字に変換したまま気づかない時があるのでそこだけ注意してます。あと後尾の「クル」が地味に面倒。
ロイヤルキャンディになった時は大人びたというだけで漢字の台詞も使っています。
ポップはキャンディよりお兄さんなので台詞には普通に漢字使ってました。それ以外はござる口調を意識して書いたことかな。
後半になると「皆の衆ー!」って台詞しか言わなくなってきて笑いましたが。
ウルフルンはローマ字入力すると「U」のキーを4回交互に入力する(ちょっとやってみてください)ので毎回台詞の横に入れるのに最初は苦労しました。10話目くらいから「ウル」で変換できるように辞書登録しましたが。
一人称はカタカナで「オレ」。年齢でいうと三幹部じゃ一番若い印象なんですけどどうでしょう。
基本は台詞はただのヤンキーなので特にこだわりはないかな。今作では一番しゃべった敵キャラであり、みゆきとのやりとりは面白かったです。
鋭い牙も爪も一回も生かされずに終わったある意味不毛な人。ショートカット版が地味に人気。
アカオーニはどこか頭足りてないので、漢字とひらがなをそこそこに抑えました。後尾が無駄に「オニ」なのでそこだけ意識しました。
あと、時々ものすごく甲高い「オニィィ↑↑↑」という声を出すのですが、それを文字でお伝えできなかったのが残念です。
最終回の絵本の中でオニニンがずっと「オニニー!!オニニー!!」と連呼していたのは空気を吹っ飛ばして良い意味で台無しでした。
あと金棒はクライマックスでしかまともに使ってなかったのですが、さすがに幼児向けアニメで金棒で殴るのはアウトだったんですかね?
マジョリーナは「だわさ」口調と「あたしゃ」が台詞じゃ多かったかな。後は若返ると一気に妖美な声色になるのは冨永みーなさんの実力の凄さとしか…。
妖精になってからは一番原型を留めてなかった上に「ウルルー!」とか「オニニー!」とかじゃなくてなんて云うのか謎だった(というかオニニーがうるさすぎた)ので「だわさー!」にしておきましたがだめか。
ジョーカーは声が凄い。三ツ矢雄二さんドンピシャ。胡散臭さ全開で大変素敵なキャラでした。なぜか去年の冬コミでコスプレが多かったのを覚えています(どうでもいい)
口調には一貫性がないので「そうなのデス」とか「三幹部のみなサーン!」とか後尾をカタカナにして不安定な感じを出しておきました。最後の最後でタメ口だったのは良い演出でしたね、化けの皮が剥がれた感じで。
さて、各キャラこんな感じかな。それなりに考えて作ってたのが伝わってくれるとまた面白さが変わると思います。
それでは、これで「スマイルプリキュア!」関連の記事は一旦区切りにしておきます。
次回からアニメは「ドキドキ!プリキュア」ですが、もし機会はあればどこかで感想でも書いてるかもしれません。
今までお付き合いくださりありがとうございます。
これからも遊戯王ブログ「ザ・ラインウォーカー」をよろしくお願いします(最近これ多いな)