スマイルプリキュア!第12話「目覚める力!レインボーヒーリング!!」
みゆき「うわ〜!さすがやよいちゃん!」
やよい「えへへ、それほどでも・・・」
いつものように昼休みの屋上。やよいが広げた紙に描かれた清水寺に五重塔、通天閣が映った景色に向かって笑顔で歩き出す男の子と女の子たちをみゆき達は見ていました。
キャンディ「やよい!なにかいてるクル?」
やよい「修学旅行のしおりよ」
キャンディ「しゅうがく?なにそりクル?」
人間界の文化にはまだまだ疎いキャンディが初めて聞く言葉を聞き返します。
みゆき「学校のみんなで二泊三日の旅行に行くの〜!」
キャンデイ「りょこー?」
みゆき「新幹線に乗ってぇ〜みんなでワイワイガヤガヤ!」
(周囲のお客さんの迷惑にならない程度にしましょうね(笑))
あかね「行き先は歴史の街京都!ほんでうちの故郷大阪!食べ物めっちゃ美味しいで〜!」
やよい「夜はみんなで女の子の秘密のおはなし」
(消灯時間過ぎたらほどほどに・・・(笑))
なお「お土産もたくさん変えるといいなぁ・・・」
キャンディ「たのしそうクル〜!」
みゆき&あかね&やよい「「「でしょでしょ〜〜!!」」」
目を輝かせるキャンディと自慢気に話すみゆき達。そこに後ろから「こほん。」とれいかが話を止めます。
れいか「修学旅行とは学問を収める旅。すなわち勉強なんですよ?お忘れなく。」
「「「「は〜〜い。」」」」
委員長として、生徒会副会長としてのありがたいお言葉ですね。
れいか「ちなみにお菓子は500円までです。」
キャンディ「おやつクル!?キャンディも楽しみクル〜!」
まだ見ぬ地に早くも思いを馳せるキャンディですが、みゆきの一言でその笑顔は若干バッドエンドに・・・。
みゆき「そんなわけでお留守番よろしくね!」
キャンディ「えええええええええええええええええええ!!!!」
さすがに連れて行くわけにはいかないですね。既に何回かバレかかってますから(笑)
そんなキャンディと、れいかにスポットライトを当てつつ、物語は新たな章へ動き出します。
ポップ『キャンディ、元気でござったか?』
その夜。みゆきが眠りについた後でキャンディはデンワデコルでデコルデコールからメルヘンランドに住む兄ポップに電話をしていました。
キャンディ「げんきじゃないクル・・・」
ポップ『・・・?何かあったのでござるか?』
キャンディ「クル・・・。みんなたのしい“しゅーがくりょこー”なのにキャンディだけおいてけぼりクル・・・。キャンディも“しゅーがくりょこー”いきたいクル!」
机の上で駄々をこね始めるキャンディ。そんな妹の姿をぴしゃりと叱るポップ。
ポップ『キャンディ、そんな事よりおぬしの指名を忘れたでござるか?プリキュアと共にキュアデコルを集めて、メルヘンランドに平和を・・・あ』
キャンディ「Zzzzzz・・・・」
さすがにみゆきも寝ている時間を起きているのはキャンディでも限界だったらしく、その場で目を閉じて眠る妹の顔を見てポップは呆れながらも微笑ましく笑って電話を切りました。
第12話「目覚める力!レインボーヒーリング!!」
ウルフルン「オレの、勝ちだぜぇ!!」
再び一周したローテーション。なのでババ抜きでまた順番を決める狼と赤鬼と魔女の3人。しかし、ジョーカーを引いたらやっぱり出てくるジョーカー。トランプの中から不気味に陽気なテンションでぴょんと現れました。
ジョーカー「三幹部のみなさ〜〜ん!ごっ機嫌いかがですかぁ〜?」
マジョリーナ「なんのようだわさ?」
ジョーカー「みなさんのおかげで、皇帝ピエーロ様を蘇らせるバッドエナジーは、順調に集ま〜〜っておりまぁ〜〜っす!」
くるくると回りながらその場で行ったり来たりするジョーカー。
アカオーニ「当然オニ」
マジョリーナ「わざわざおダテに来ただわさ?」
ジョーカー「ノンノン!今日お話したいのは、プリキュアの事です」
「「「ん!?」」」
ジョーカー「みなさんの手をここまで煩わせるとは、意外としぶといですねぇ〜」
ウルフルン「へっ、次こそ捻り潰してやる!」
ジョーカー「お〜これはこころ強〜〜い!では、“これは”必要ないようですねぇ?」
そういってジョーカーはマジックのようにどこからかちょうどアカンベェのアカッパナと同じ大きさの青い玉を取り出した。
マジョリーナ「なんだわさそれ?」
ジョーカー「アオッパナです。」
「「「アオッパナ?」」」
ジョーカー「はい。いつものアカッパナと違い、これで生み出したアカンベェには、プリキュアの技は効きませ〜ん!」
ウルフルン「なぜだ?」
ジョーカー「これはキュアデコルで作ったものではないからです。ただしその分、いつもよりアカンベェの力は弱まってしまいま〜す!」
アカオーニ「じゃあ使えないオニ」
マジョリーナ「いーや。プリキュアの技が使えないなら、騙しうちに使えるだわさ。」
早速悪い事を考え出したマジョリーナが、アオッパナに映る自分の顔を見ながら言います。
ウルフルン「なるほどぉ・・・」
ジョーカー「お役に立てて光栄でぇす」
ウルフルン「よぉし!今日こそオレがプリキュアをやっつけてやるぜぇ!!」
結局その後行く順番で揉めてるうちに3人のところからこっそり離れてジョーカーは誰に言うでもなく話します。
ジョーカー「さぁて、どんな願いでもひとつだけ叶うという“ミラクルジュエル”の手がかり・・・。探るとしますかぁ」
不穏な笑みを残しつつ、顔が読めない不敵な影はそのまま姿を消しました。
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れいか「では、修学旅行三日目の自由行動について、どこに行きたいか意見を出してください」
そんなバッドエンド王国の様子もさておき、こちらは平和に修学旅行の予定をクラスでまとめていました。
たこ焼き、動物園、ヒーローショー、絵本の本屋さん、万博公園、通天閣など色々な意見、というより思いつきが出てきます。が、それが次第に雑談になってしまい、れいかはなんとか話をまとめるために一度クラスを静かにしようとしますが、ワイワイガヤガヤしてしまってれいかの声はうまく届きません。その様子を見かねて飛び出したのはなんとハッピー!?
キャンディ「みんなれいかのいうことをきくクル〜〜〜!!!」
精一杯の大声でれいかのいる教卓からクラス中に怒鳴り散らしたキャンディ。勿論聞きなれないその声の主にクラスの目は一気に集中します。
「え?」「あ!」「はっ!?」
れいか「・・・・。え〜〜〜・・・と、いうのは・・・冗談ですくるぅ?」
若干無理な感じもしつつキャンディを教卓の中に押し込んでなんとかごかますれいか。
その後も、度々教室でキャンディが暴走。自分が妖精という自覚が無いのか、友達感覚でみゆき達の中に飛び込むキャンディ。妙に子供っぽい声がみゆき達の中から聞こえてくるのをクラスのみんなは不思議そうに見つめていました。
みゆき「キャンディ・・・・出てきちゃダメ」
キャンデイ(キャンディも・・・キャンディもなかまにはいりたいクル!!)
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仲間外れにされたと思って膨れるキャンディ。こういう所は主人(飼い主?)にそっくりですね(笑)
その後、みんなで修学旅行のしおりを作るためにふしぎ図書館へ。
みゆき「これでよし!」
れいか「もうすぐ完成ですね。後は糊が乾くのを待って、名前を書いたらおしまいです。」
やよいの描いた表紙に合わせて1ページ1ページまとめて一つの冊子を作っていくみゆき達。
なお「じゃあ、みんなでお菓子買いに行こう!」
やよい「さんせー!」
キャンディ「あ、キャンディもなにかてつだうクル・・・!あ!!」
みゆき達の方に気を取られたキャンディは、目の前のコップにぶつかってココアを机にこぼしてしまいます。
みゆき「あーー!!ちょっとキャンディ!」
やよい「せっかく作ったのに〜〜!」
コップはそのまましおりの上に倒れたので、こぼれたココアがしおりにかかってしまいました。
なお「仕方ないよ、もう一回作ろう」
申し訳無い気持ちと同じくらい、自分がみゆき達から離れていく感覚がキャンディにはありました。迷惑をかけてしまった事、仲間に入れて貰えない事、色々な事を思いキャンディは図書館の部屋から出て行ってしまいました。
キャンディ「キャンディは・・・わるくないクル!!」
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れいか「キャンディ」
日の光が夕陽に変わる頃、大きく伸びる小さな自分の影を見つめていたキャンディの隣にれいかは一緒に座ります。
キャンディ「れいか・・・。」
れいか「どうかしたの?」
キャンディ「キャンディは・・・、キャンディはれいかみたいに、みんなに たよりに されてないし、しっぱいばかりで だめな ようせいクル・・・・。」
れいか「そんな事ないわ。さっきだってキャンディは、教室で私を助けてくれたじゃない」
キャンディ「でも、キャンディは やくにたってないクル・・・。キャンディは・・・だめなようせいクル!!」
役に立てない自分が嫌で、何かしてあげたいのに空回りして、結局自分が迷惑だって思ってしまう。れいかの言葉も受け入れずに、キャンディはまたどこかへ飛んでいってしまいました。
れいか「キャンディ・・・・。」
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ウルフルン「よお!妖精ちゃん」
キャンディ「クル!?」
ウルフルン「前から思ってたんだけど、お前全然プリキュアの役にたってねぇよなぁ?」
キャンディがうつむいて歩いているところに現れたウルフルン。恐らくさっきのれいかとの話を聞いていたのでしょう。キャンディを追い詰めるようにウルフルンは語りかけます。
ウルフルン「心配すんなぁ、今日でプリキュアはおしまいだ」
キャンディ「そ、そんなわけないクル!プリキュアはゼッタイまけないクル!」
ウルフルン「ところがどっこい!オレにはこのアオッパナがあるのさ」
そう言ってウルフルンは、ジョーカーから貰った青い玉をキャンディに見せつけます。
キャンディ「なにそりクル?」
ウルフルン「こいつで生み出したアカンベェには、プリキュアの技は効かねぇんだよ。ウルッフッフッフ!無駄に技を射たせて弱ったところを一気に・・・あれ?しまった!逃げやがった!」
キャンディ「たいへんクル!はやくみんなにしらせるクル!キャンディは、やくにたつクル!クル!?」
しかし、ぴょんぴょん跳ねて逃げるだけではすぐにウルフルンに捕まってしまいました。
ウルフルン「そうはさせるかよ!ウルッフッフ・・・まっ、ここで大人しくしてな。」
ウルフルンはどこから取り出したのか、鳥かごのような檻でキャンディを閉じ込め、そのまま屋根の上のアンテナに引っ掛けてどこかへ行ってしまいました。
キャンディ「ク〜ル〜〜!!!たいへんクル〜〜〜!!!」
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みゆき「うわ〜〜!どれにしようかな〜500円じゃ収まり切らないよ〜!」
あの後でしおり製作も無事に終わり、修学旅行に持っていくお菓子を買いに駄菓子屋に来た5人。
みゆき「キャンディはどれがいいと思う・・・?あれ?キャンディ?」
てっきりカバンの中にいるのかと思っていたみゆきですが、そういえばカバンはいつもより軽いです。
れいか「みゆきさん、その事なんですけど・・・」
ウルフルン「見つけたぜプリキュア」
れいかが事情をみゆきに話そうとした瞬間、駄菓子屋の前で待っていたウルフルンがみゆき達を誘い出します。
みゆき「あなたは・・・!」
ウルフルン「今日のオレは一味違うぜぇ・・・いでよ!!アカンベェ!!!」
近場にあったガシャポンの機械に乗り移ったアカンベェ。ピエロの顔に、いつもとは違う青い鼻をして現れました。
みゆき「青い鼻のアカンベェ?」
さらにいつもとは順序が逆ですが、この隙に白紙の本を取り出して黒く塗りつぶすいつもの口上と共に周囲からバッドエナジーを吸収します。
ウルフルン「世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まれぇ!!白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ!!」
これでピエーロのカウンターも残り半分を切り、いよいよ復活が迫ってきました。まだ、みゆき達は知る由もありませんが、今は目の前でバッドエンドになっている人たちのために立ち上がります。
みゆき「世界をバッドエンドになんてさせない!!みんな!」
戦う少女は今日も気高く、可愛く、誇り高く、勇ましく、キュートに。プリティーでピュアであれ。
「“プリキュア・スマイルチャージ”!!!!!」
「Go!!Go!!Let’s go!!」
「キラキラ輝く未来の光、キュアハッピー!」
「太陽サンサン熱血パワー、キュアサニー!」
「ピカピカぴかリンじゃんけんぽん、キュアピース!」
「勇気リンリン直球勝負、キュアマーチ!」
「シンシンと降り積もる清き心、キュアビューティ!」
「「「「「5つの光が導く未来、輝け!スマイルプリキュア!!!!!」」」」」
いつもと違うアカンベェに違和感を感じながら戦う5人。
ピース「あれ?効いてないよ!」
ウルフルン「こいつはいいぜぇ!」
ジョーカーの言う通り、ハッピー・シャワーもサニー・ファイヤも、ピース・サンダーやマーチ・シュートも全部アカンベェに当たっているのに全く浄化が効きません。
ビューティ「わたし達の技が効かない・・・。」
ウルフルン「そのとおり!お前達の技はキュアデコルを浄化するんだろ?だがこのアオッパナはキュアデコルで作ったもんじゃねぇ・・・。だからおまえ達の技は効かねぇんだよ!」
ハッピー「うわ〜ん!そんなのどうしたらいいの〜!キャンディ〜・・・!あれ、そういえばキャンディは?」
結局キャンディの姿を見ていないハッピーにビューティが説明します。
ビューティ「ハッピー、キャンディは・・・」
ウルフルン「いけアカンベェ!!」
『あっかんべぇ!!!』
「「「「きゃあーーーーーーーー!!!」」」」
ビューティ「みなさん!」
アカンベェの口から飛び出したガシャポンのカプセル攻撃。ビューティを除いて残りの4人はすっぽりカプセルの中に閉じ込められてしまいます。
サニー「なんやこのカプセル!?」
繰り出すカプセル攻撃をなんとか弾いてよけるビューティですが、無限に飛び出してくる攻撃に、徐々にビューティの体力も消耗していきます。
ビューティ「このままでは埒が飽きません・・・せめて動きを止めないと・・・」
スマイルパクトに気合いを注入。集まるエレジーは氷を纏って冷たく、吹雪となって吹き荒ぶ。
ウルフルン「ばかめ!効かねぇんだよ!」
しかし、ビューティは狙いをアカンベェの足元に定めます。
ウルフル「何!?」
アカンベェ自身には効かなくても地面に当たればビューティの技で凍らせる事はできます。その氷が地面を通ってアカンベェの足まで凍りつき、身動きを封じます。
ハッピー「なるほど!」
ピース「アカンベェを凍らせちゃった!」
しかし、消耗が激しいのがスマイルプリキュアの技。既にアカンベェの攻撃で消耗していたビューティも、今の一撃で力が一気に抜けて足をくずしてしまいます。
ウルフルン「へっへへ、いい様だなプリキュア・・・・とどめだ!」
ウルフルンがなぜか自分の狼の爪をキラリと輝かせたその瞬間。
キャンディ「待つクル!」
ウルフルン「あ?」
空から勢い良く飛んできた声の主はキャンディ。
「「「「「キャンディ!!?」」」」」
キャンディはウルフルンが言っていた話をそのままみんなに伝えますが、既にみんなは必殺技も使ってしまってまともに戦えません。
ハッピー「キャンディ!どうやったらあのアカンベェを倒せるの?」
キャンディ「クル?」
カプセルの中からみんながキャンディに注目します。
キャディ「しらないクル・・・ごめんクル」
ウルフルン「ウルッハッハッハッハ!やっぱりお前は役たたずだなぁ。おまけにマヌケで、足でまといだ!この役たたずめ!!」
今にも泣き出しそうなキャンディに追い打ちをかけるように言葉で追い詰めるウルフルン。その様子に怒りが爆発したのは・・・。
ビューティ「黙りなさい!!」
ウルフルン「あぁ?」
ビューティ「どんな時でも、キャンディはわたし達のために一生懸命です!仲間のために一生懸命になる、これ以上大切な事はありません・・・!キャンディはずっと一人で悩んでいたんです。どうしたらわたし達の役にたてるか、仲間に入れるかを・・・。」
マーチ「キャンディ・・・」
サニ「そんな事悩んどったんか・・・」
ピース「ごめんね、キャンディ・・。」
ウルフルン「ウルッフッフッフ、そんな役たたずを庇って一体何の得があるんだよ」
ハッピー「損とか得とかじゃない!!わたしは、キャンディと一緒にいるだけで・・・ウルトラハッピーになれるの!!」
サニー「明るくて元気なキャンディが、うちは大好きなんや!」
ピース「一生懸命なキャンディの事を悪く言わないで!」
マーチ「キャンディが居て、初めてわたし達はひとつになれる!キャンディが居なきゃ始まらない!!」
ビューティ「キャンディを傷付けるのは・・・絶対に」
「「「「「許さない!!!!!」」」」」
プリキュア恒例、絶対に許さない。
正義を志し、悪と戦う。その心を一つにした時、新たな新商品が、いや、新たなアイテムが、いや、奇跡、うん、これだ、奇跡が生まれる!!
キャンディ「キャンディも、キャンディもプリキュアの力になりたいクルーー!!!」
その瞬間、キャンディの額から放たれた光。その中から出てきたのは5人の色と同じ色のデコル。
サニー「なんやこれ?」
ハッピー「新しいキュアデコル!」
ビューティ「キャンディの力が、新しい力を生み出したのかもしれません。」
スマイルパクトの上からもうひとつ新しいレインボーデコルをセット。
新たな光は、5人のティアラを金色に輝かせた光となって宿ります。
「“プリキュア・レインボー・ヒーリング”!!!!」
5人で手と手を合わせ、心を一つに。重なる心は虹色となってアカンベェをその輝きで包み込みます。
ウルフルン「ジョーカーめ、話が違うじゃねぇか・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジョーカー「白い浄化の光とあの妖精・・・。“ミラクルジュエル”の手がかりになるかも・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一時はどうなる事かと思ったけど、無事にみんな元通りです。
なお「キュアデコル、出てこなかったね」
れいか「青いハナだからでしょうか?」
やよい「それよりわたし達、パワーアップしちゃったね!」
あかね「うちらのチームワークの勝利やな!」
みゆき「うん。そうだね。」
夕陽を背に浴びて立ち止まったみゆきは、いつもの明るいスマイルで振り返りながら言いました。
「だってわたし達、6人でプリキュアだもんね!」
仲間の役に立ちたい。力になれない事だってある、だけど、その思いが通じ合えばそれは本当の仲間の証。そこにちょこっと奇跡というロマンをプラスして、ロマンチックに、感動的に、ハッピーエンドになっちゃいます。
ノリノリで次回予告。はしゃぐ一同、舞妓になっちゃったキャンディ!?
次回、「修学旅行!みゆき、京都でどん底ハッピー!?」
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