スマイルプリキュア!第9話「うそ〜!やよいちゃんが転校!?」
「良い子のみんな、おはよう!君の目覚めを世界中の人が待ってるぞ!さぁ、起きるんだぁ!良い子のみんなぁ!」
あれ?見るアニメ間違えたかな。と思っているうちにやよいちゃん起床。
「やよいー、早く起きなさーい」
「もうちょっと・・・」
「今日の朝食はホットケーキよ〜!」
やよいの大好物を聞いてしまってはいてもたってもいられません。はしゃいで意気揚々とリビングに降ります。
「あれ?ホットケーキは?」
やよいがいつも朝ごはんを食べる席にには、いつも通りの朝食が並んでいます。ただ、肝心のホットケーキの姿は見えず・・・。
「ふふ、ごめんなさい。今日は4月1日でしょ・・・?だから〜」
「そっか〜、エイプリルフールだから嘘をついてもいいんだ〜。」
「でも、後で嘘って“正直に言わないと”ね。」
「当然だよ〜」
シリーズ通して相変わらず母親キャラのクオリティの高さに素直に関心していると・・・トマトをもぐもぐ食べながらやよいちゃんが衝撃発言。
「ところでママ、私ボーイフレンドが出来ちゃったよ。」
俺のことか!?(と思った全国の男の子ェ・・・
「えぇ!?」
「なぁ〜んちゃって、早速だまされてるぅ〜」
「っもう、やよいったら。」
「ふふ、おあいこ、おあいこ。」
(よぉしせっかくだから、今日は楽しい嘘をついちゃお〜っと!)
なんとなく(というかかなり)展開が読めなくもない感じで今日もスマイルプリキュア始まるよ〜。
さぁ、映画も公開して早くも4月。劇場版に出てくる女の子あゆみちゃんが華麗に変身しているシーンまでネタバレしてしまってもう色々と大変です。いやでもここで見るのとスクリーンで見るのは100倍違う(会場の雰囲気も含めてw)ので是非まだ見てない方は新しいプリキュアの誕生を見守ってあげてください。
というわけで本編。エイプリルフールネタでやよいちゃんがつく嘘とは・・・。
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「今日はウソで、人間共を困らせてやるオニ!」
桃太郎が鬼に負けちゃうバッドエンドを考えていたアカオーニ。紙芝居を使って子供に教えるとか・・・。いやそんな事してるなら、さっさとバッドエナジーを集めれば・・・。
結局ウソのためのバッドエンドはいずれ本物になるからウソじゃなくなる。とウルフルンが逆転の発想で突っ込みますが、アカオーニには難しかったみたいでオーバーヒート。いやまず、古い日本の話に出てくる赤鬼がエイプリルフールするってのも・・・。
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第9話「うそ〜!やよいちゃんが転校!?」
やよい「(そうだ!今日はエイプリルフール、みゆきちゃんを驚かせちゃおう!)」
心の中のちっこいやよいちゃんがなにやら囁きます。
みゆき「どうしたの、やよいちゃん?」
やよい「あ、あのねみゆきちゃん。実はずっと言えなかった事があるんだけど・・・」
みゆき「えー何?」
キャンディ「どうしたクル?」
やよい「私ね・・・、私、転校する事になったの。」
みゆき&キャンディ「えー!?本当!!」「クル!?」
やよい(心)「(やったぁ大成功!)」
飛び上がるみゆきとキャンディ。というか、つい先週までテストの意味すら知らなかったキャンディまで驚いている・・・。
みゆき「いつ転校するの?」
やよい「(よーし、もうちょっとだけ・・・。)」
「それが、突然の事だけど・・・明日。」
みゆき&キャンディ「ええーー!!?」「あしたー!?」
やよい「(うふふふふ!おもしろーい!でもこのへんで・・・)」
「はい!ウソでしたー!今日はエイプリルフールだから、ウソついちゃ――――あれ?」
やよいちゃんが面白がっている間に目を離すと目の前にいたはずのみゆきとキャンディの姿がそこにはありませんでした。
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みゆき「ぅあかぁーねぇちゃーん!」
居ても立ってもいられなくなって飛び出したみゆきは、廊下で教室へ行こうと歩いていたあかねちゃんを見つけました。
あかね「おうみゆき、おはよー」
みゆき「それどころじゃないの!大変な事が・・・あのね―――――」
あかね「なになに?」
・・・・・・。
あかね「なんやてー!!!やよいが転校―――!?」
ごにょごにょとみゆきはあかねに耳打ちしますが、あかねはまるで拡声器のようにみゆきの言葉のそのまま大声で廊下に響かせます。
大慌てでお互いの口を塞ぎますが、突然の大ニュースに動揺する二人。
みゆき「どうしよ、どうしよー!」
あかね「落ち着くんや!この事はウチらだけの秘密やで。」
みゆき「秘密?なんで?」
あかね「ウチも転校生やからな、やよいの気持ち少しわかる。みゆきもそうやろ?」
この学校には他校から来た二人。なので、馴染みの町を離れて、友だちと別れるツラさを知っています。それだけにやよいには気を使って気持ちよく送り出してあげようと思う二人。まぁ、これが本当の話だったら、ですが。
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やよい「早くみゆきちゃんにウソだって言わなきゃ・・・。」
みゆき「はっ、やよいちゃん!」
あかね「や、やよいおはよー・・・。」
やよい「あかねちゃん、おはよー。みゆきちゃん、さっきの話なんだけど・・・」
あかね「やよい!もうええんやで?実は今、みゆきから聞いたんや、転校の事」
やよい「えぇ!?」
みゆき「ごめんね!どうしても黙っていられなくてー」
やよい「そうじゃなくって・・・」
あかね「ええねん!ええねん!わかってる!ウチも転校が決まった時、中々友達に言われへんかったんや!」
みゆき「わたしもそうだった・・・。」
やよい「いや、あの〜」
あかね「わかるわかる!わかるで〜その乙女心〜」
みゆき「転校が決まった時って、たった一人で悲しみを抱えて淋しい思いをするのよね〜」
キャンディ「かわいそクル・・・。」
やよい「あのね、そうじゃなくって・・・」
あかね「もう何も言わんでええ!」
みゆき「大丈夫だよ!やよいちゃんにはわたし達が付いてるから!」
やよい「だから・・・さっきの話は・・・。」
先生「こらこら〜教室入って〜。ホームルームを始めますよ〜」
あかね「ほな。また後で、いこ!」
やよい「あぁ!(ま・・・まずい・・・!早くウソって言わなきゃ・・・!)」
しかし、ことごとく言うタイミングを逃してしまい、なかなかウソだと言い出せないやよい・・・。
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あかね「なお、ちょっと耳貸してや」
なお「うえ!?」
れいか「ええ!?」
あかねはなおに、みゆきはれいかに、それぞれ今朝やよいから聞いた話を耳打ちします。
話を聞いて四人は一番前の席でため息をついているやよいに目を向けます。四人には転校する事になって憂鬱になっているやよいが目に写りますが、やよい自身はいつウソだと言うタイミングを完全に失って落ち込んでいる様子。この光景もまた、誤解に拍車をかけますね。
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やよい「みゆきちゃん、あかねちゃん。今朝話した事なんだけどね・・・。」
れいか「やよいさん、話は全て聞きました。」
なお「なんでもうちょっと早く教えてくれなかったの?」
やよい「え、なにが?」
なお「転校の事。」
やよい「えぇ〜!?何でそれを!」
なお「遠慮なんかしないで、相談してくれれば良かったのに・・・!」
みゆき「その事はもう言わないであげて・・・。」
あかね「そや!仲ええ子には余計に言い出し辛いもんやねん。なっ、やよい」
やよい「え・・・う、うん。(わたし何言っちゃってんのよ〜!!早くウソって言わないと〜!)」
なお「何で仲の良い子には言い出し辛いの?」
あかね「転校するって話してもーたら、いつかお別れするーって意識してしまうやろ?」
みゆき「転校するまでは、なるべく普通に過ごしたいんだよね〜!いつも通りの仲良い友だちで。ねっ、やよいちゃん!」
やよい「あ、うん・・・。(わ〜!またわたしったら!)」
れいか「なるほど、胸が痛む話です。」
なお「そっか、ごめんね。やよいちゃんの気持ちも考えないで」
やよい「そんな・・・いいの。(なんかどんどん不味い方向にいっちゃってるー!?)」
回りが自分に気を使ってくれてるのを遮るのを躊躇っているうちにどんどん誤解だと言い辛くなっていきます。戸惑うやよいの心の声はあっちこっち走り回ってさぁ大変。
やよい「(このままじゃわたし、本当のウソつきになっちゃう〜!)」
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「やっぱ正直に言わないと。例えどんなに怒られても・・・」
パクトを開いて鏡に映る自分を見つめるやよい。なんとか自分に言い聞かせて勇気を振り絞ろうとしますが、心の準備がまだのままみゆき達に声をかけられてまた動揺します。
みゆき「やよいちゃん、元気出して!」
れいか「もしかして、プリキュアの事でも悩んでいたのですか?」
やよい「プリキュアのこと・・・?」
あかね「今、スマイルパクトを見てたやろ?」
やよい「ううん。それは・・・。」
れいか「わたし達はプリキュアとしてこれまで5人で力を合わせる事で困難を乗り越えてきました。でも・・・」
みゆき「そっか!もう5人じゃなくなっちゃうんだ・・・。」
なお「その事に責任を感じていたんだね?」
やよい「わ、わたしはそんな・・・。」
もちろん、4人にはやよいが言い出せずにモジモジしている事に気づきません。
あかね「わかるわかる!わかるでー。でもそんな風に悩みを一人で抱え込んだらあかん!」
みゆき「プリキュアの事なら品心配しないで!」
れいか「やよいさんが抜けた分はわたし達が頑張りますから!」
やよい「えぇー!?」
やよい が驚くのを余所に れいか は やよい を抱き寄せて耳元でそっと話します。
れいか「例え離れ離れになってもわたし達の心はひとつです!」
あかね「ウチも!」
みゆき「わたしも!」
なお「わたしも!」
キャンディ「キャンディもクル〜」
あかね、みゆき、なお、キャンディも れいか に続いて やよい に抱き寄せる。感動のBGMも流れてしまってもう後には引けないくらいの大事になってきました。
やよい「(どうしよ〜〜!!)」
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そこでやよいは考えた。
やよい「直接話す勇気はないけど・・・漫画なら正直な事がいえる・・・。できた!」
『転校はエイプリルフールのウソなの!ごめんなさい!!』
吹き出しにそう書いてあるキュアピースが頭を下げてみんなに謝っているイラストでした。なぜ、キュアピース・・・。
やよい「よし、これを皆に見せて・・・!あ、ああ〜〜!!」
しかし、突風が吹いてイラストは空の彼方へ。さすがにここまで何も噛み合ってないのはドジっ娘じゃすまないですね。
みゆき「あ、やよいちゃ〜ん!」
朝から落ち込みっ放しのやよいを連れてみゆきは、自分の教室へとやよいを連れ出した。
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「Let’s go!! S・A・K・U・R・A!!」
サクラのデコルを隠れて使うと、教室の窓の外から桜の花びらが。なんてロマンチックなデコルでしょう。
教室の中はいつ間にか用意されていたお別れ会モードに。黒板には大きくカラフルに『さよならやよいちゃん そしてありがとう』の文字が。先生の姿が見えませんが、先生には秘密なんでしょうか。こういうのは先生も転校の話を知らないでバレてしまう事も多いハズですけど。
やよい「えぇーー!!?」
れいか「最後まで普通に過ごしたいという気持ちもわかります。でも、例え悲しくてもちゃんとご挨拶をした方が良いと思い、お別れ会を開かせていただく事にしました。」
やよい「い、いえ・・・あの・・・。(まずい!まずいよー!)」
花束とみんなが書いた寄せ書きまで渡されて軽くパニック状態になるやよいちゃん。
れいか「では、やよいさんからも皆さんにメッセージをお願いします。」
やよい「(もしも今、正直に告白したら・・・)」
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れいか『ついて良いウソと悪いウソがあります!』
なお「スジが通ってないよ!スジが!」
あかね「バカにせんといてやー!」
みゆき「もうやよいちゃんを信用できない。」
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やよい「(怒られるし嫌われるし、きっともう誰もわたしと話してくれない・・・プリキュアだって、もう一緒にできない・・・。)」
ウソがバレた後のみんなの反応が怖くて、ますますやよいは本当の事が言い出せません。今日はエイプリルフールなのですが、そういう感が働く人以前にクラスのみんながいい子過ぎますね・・・。
みんなの優しさをこんな形で感じる事になるなんて、そう思うと余計に罪悪感でいっぱいになって涙が溢れます。
みゆき「やよいちゃん、頑張って!」
しかし、そんな やよい をみんなが見るとお別れに涙しているようにしか見えず、結局誤解は
解けないまま、やよいは教室を飛び出してしまいます。
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アカオーニ「くだらん漫画オニ!俺様がウソの素晴らしさを教えてやるオニ!!」
学校上空では、やよいが描いたイラストを握り締めてアカオーニがなにやら企んでいます。
「世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まるオニ!」
夕焼けに染まる空。友だちと遊びに別れを告げるどこか淋しい空。バッドエナジーを吸収しってアカオーニが叫びます。
体育倉庫裏で泣いていたみゆきを励ましていたみゆき達は、ひとまず やよい の事は後に回して、プリキュアに変身です。
「「「「「プリキュア、スマイルチャージ!!!!!」」」」」
「Go!!Go!!Let’s go!!」
「キラキラ輝く未来の光、キュアハッピー!」
「太陽サンサン熱血パワー、キュアサニー!」
「ピカピカぴかリンじゃんけんぽん、キュアピース!」
「勇気リンリン直球勝負、キュアマーチ!」
「シンシンと降り積もる清き心、キュアビューティ!」
「「「「「5つの光が導く未来、輝け!スマイルプリキュア!!!!!」」」」」
「いでよ、アカンベェ!!」
早速あちらも今週の敵さんを出してきました。ところで初登場時に大事に作っていた金棒は今回なんで持ってこなかったんでしょう?バッドエンド桃太郎の紙芝居に夢中だったんでしょうか・・・。
出てきたアカンベェは、校庭の土をならすコンクリのローラーでした。
「アカンベェ!パンチオニ!」
ハッピー「うっ・・・」
アカオーニの指示を聞いて拳を振り上げるアカンベェ。それを聞いて身構えるハッピー達。
アカオーニ「ウッソー!」
しかし、ハッピー達が振り上げた拳に注目している隙をついて、キックでなぎ払うアカンベェ。
「キャアアアアア!!」
アカオーニ「次はローラー攻撃オニ!」
今度はローラーを回転させて迫ってくるアカンベェ。当然ローラーの方に目がいくハッピー。
「ウッソー!!」
だけどもやっぱり、回転するローラーに気をとられている隙をついてパンチ攻撃を繰り出すアカンベェ。
「きゃあああ!!」
アカオーニ「騙されたオニ!間抜けオニ!」
ハッピー「さっきからウソばっかりついて!」
サニー「ウソつきは泥棒の始まりって言うやろ!」
マーチ「わたしはウソは大嫌いだ!」
ビューティ「ウソではなく、正々堂々と勝負しなさい!」
ピース「・・・・。」
アカオーニの戦法(立派なフェイント攻撃ですが)に非難轟々の一同。しかし、なんとなく自分に言われているような気がして耳が痛いピースです。
そして、そんなピースにわざわざ声をかけるアカオーニ。さっき拾ったピースのイラストをハッピー達に見せてついにネタバラシです。
アカオーニ「ウソはどんどんついていいオニ!騙された方が悪いオニ!」
ピース「わたしの大切な仲間を笑わないで!!」
ハッピー「わたし、どんな事があってもピースの事大好きだよ!転校してきたわたしに、優しく声をかけてくれたでしょ?あの時とっても嬉しかったんだ!」
ピース「ハッピー・・・。」
本当の事を言って嫌われるのは怖い。でも、いつまでも言い出せないまま終わるのはもっと怖い。ハッピーのまっすぐな眼差しを見て、自分もまっすぐ向き合うと覚悟を決めます。
ピース「ごめんなさい!わたし、みんなにウソをついていたんです。」
サニー「ウソ?」
ピース「はい、転校っていうのは実はウソなの。」
ハッピー「ウソ!?」
サニー「なんでそんなウソついたん!?」
ピース「今日はエイプリルフールだから、ついみゆきちゃんに・・・本当にごめんなさい。」
マーチ「エイプリルフール?」
ビューティ「そういえば・・・」
ハッピー「ウソをついてもいい日だ!」
サニー「ハッピー!何でそんなウソ間に受けたんや?」
ハッピー「サニーだって、『わかるわかるで〜』って言ってたじゃない。」
サニー「そ、それとこれとは、話が違うやん。」
なんだか照れくさそうに言うサニー。
マーチ「で、つまり転校は・・・」
ピース「転校なんてしないしない!絶対にしたくないよ。」
ハッピー&サニー「良かったー!!」
ビューティ「それが一番嬉しいです。」
ピース「みんな・・・許してくれるの?」
「「「「うん。」」」」
サニー「ちょっとハッピーのせいやしな!」
ハッピー「もお!」
みんなはやよいのウソに怒るより、転校する事が無くなって一緒にいられる嬉しさの方が上なんでしょうね。
ピース「うわあああん!良かったよー!」
泣き出すピースですが、これでとりあえずは誤解が解けましたね。
「おーい終わったオニか!」
その様子を背伸びしてリラックスしながら待っていたアカオーニ。意外と空気は読んでいるんですね。
アカオーニ「たかがウソでうるさい奴オニ!いくぞアカンベェ・・・!」
ピース「わたしはみんなからいっぱい優しさを貰った!その優しさが、わたしに本当の事を言う勇気をくれた!」
アカオーニ「意味わからんオニ。アカンベェ!パンチ攻撃オニ!」
ピース「わたしわかった。みんなを悲しませるウソなんて、絶対ついちゃだめなんだって!」
しかし、もちろん今度もフェイント攻撃です。これを先読みしたピースは高くジャンプして、アカンベェの顔に両足で強烈なキック!
ひるんだ隙に久々の
「プリキュア・ピース・サンダァァーー!!!」
アカオーニ「俺様が負けるなんて、そんなのウソオニ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やよい「本当に本当にごめんなさい!」
みゆきも自分の早とちりだったという事で一緒に謝る事に。れいかとなおもフォローしてとりあえずはクラスのみんなにも誤解は解けたようです。
エイプリルフールという事もあり、そこまで大げさにならずにすんだみたいです。それにやっぱり、みんなお別れするよりは全然良かったそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あかね「でもウチ、今回の事でやよいの事ちょっと嫌いになったなー」
やよい「えっ!?」
なお「あたしも好きじゃないね」
やよい「えっ!?」
れいか「わたしも、やよいさんの事嫌いです(笑顔でばっさり)」
やよい「えっ!!!?」
みゆき「えーっとえーと!わたしも!」
やよい「ええっ!?」
みゆき・あかね・なお・れいか「なーんて、ウソでーす」
みゆき「ウソって事はその反対で、大好きって事だよ!」
やよい「うぅ・・・」
ほっとしたような、複雑な顔でもようやく笑ったやよいちゃん。
あかね「これでおあいこやー!」
微笑ましく笑う教室の外で、サクラのデコルの花びらが舞い散ります。
次回はあかねちゃんが大奮闘
「熱血!あかねのお好み焼き人生!!」
次回もみんなでスマイル、スマイル!
それにしても笑顔でばっさり言い捨てるれいかちゃんが怖かった(笑)
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