【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

【プリキュア感想】映画プリキュアドリームスターズ!







※本文はとてもとてもとてもネタバレを含みます。ご注意下さい。






ホイップ「ちょっと待って!作戦ターイム!」
烏天狗「あ・・・え、、、うん。早くしてね」

強く優しく美しくキュアップラパパでキラキラルンな映画プリキュアドリームスターズ!観てきました!いやもう人が凄い。


●良かったところ

・3作品に絞ったドリームスターズという試み
春のプリキュア映画といえばオールスターズ。ですが、今回から総勢50名近いオールスターズではなく、Go!プリンセスプリキュア魔法使いプリキュアキラキラ☆プリキュアアラモードの3作に絞って作品になっています。
制作的な面では、さすがにこれ以上は描ききれないという点と声の都合もあり、かつ子供を対象年齢とした時プリキュアシリーズも3作品まで(ハピネスチャージ以前はもう中学〜高校生になっている)と言われているため、作品を絞ったものと言われています。

作品を絞ることで、今まで90分という短い時間の中で描ききれなかったキャラクター一人ひとりにスポットがちゃんと当たっていたのが良かったです。それぞれのキャラクターの映画での役割をきちんと持たせられたと思います。


・文句なしの映像美そして何より皆が可愛い!
今作は3DCGアニメーションと通常アニメーションの2つのパートを入れ替えた作画になっています。実際に絵がCG・アニメところころ変わるのは違和感があるのかと思ったのですが、そこは工夫されていました。
ゲストキャラクターであるサクラとシズクの住む「桜が原」は異世界で、その空間内ではみんなCG、そしていちか達普通の人間界は通常アニメと使い分けることで世界観を変わる演出としても効果を出していました。
そしてその「桜が原」の背景がとにかくキレイ!サクラのキャクターデザインも世界観にあっていて、ひらひらと舞う金魚のような「和」のデザインもありなんだなと思いました。「和」といえばスマイルのれいかですが、「和」プリキュアも今後出て欲しいなぁ。

総作画監督は、Go!プリンセスプリキュアの中谷大先生。戦闘パートがとにかく映える!あの重いパンチとキック。壁ジャンプも堪能させていただきました。
そして全編とおしてみんな可愛い!Go!の映画CGでも大活躍だった宮本浩史のキャラデザが秀逸です。CGとの違和感を無くすためのバランスが絶妙でした。いやもうこのタッグは文句なしです。はるはる可愛かった!



●もったいなかったところ

・戦闘シーンが少なめ
プリアラも全体的に戦闘シーンは少ないですが、映画でもバトルは必要最低限、という感じでした。既存のファンからするとちょっと物足りなかったかな。
その分他のシーンに集中できたので人それぞれだと思いますけど。

・応援シーン
ライトを振って助けて!というシーンが今作は何回かありましたが、突然呼びかけられて、振ったものの、今度はいつ止めたらいいのかちょっと困惑している子供もちらほらいました。
尺の都合なので仕方がないのかもしれませんが、応援シーンはもう少し丁寧に時間をとってあげた方がいいかなと。ベテランのお父さんは娘にここで振るんだよ、と誘導していましたが。
あと、妖精たちを人間界に残してきてしまったので、後半の大ピンチ→逆転要素が少し物足りなかった感じもしました。
いつもなら戦闘に関われない妖精たちも皆がピンチ時は、応援して力をくれる役割があったので、そこが無かったのが残念でした。あと、モフルンを置いてきてしまったので「あれ、、ミラクル達フォームチェンジできない。。」とボクとかざわざわしてしまいました。
サクラとシズクにスポットを集中させたかったのかなと思いましたが、モフルン大好きな人も多いので、その辺りはもったいなかったなと。

・EDのダンス
これはやっぱりあった方がいいですね。最後、曲が流れて凄いしっとりして終わり、その後秋映画の告知もすんなりとしていたので物足りなさがありました。キレイに終わったのはいいけど「春のプリキュアの映画」を期待していた人にはちょっとだけ寂しかったかなと思います。
でも、みんなのお花見シーンが見れたのは良かったです。メロンパン風根性ドーナツくんを食べるトゥインクルとか、フェリーチェにあーんしてもらうショコラ様とか!ショコラ様とか!




惜しい部分もありましたが、それもひっくるめて楽しめる作品でした!

ぜひオススメです!