[Fate/Grand Order]【FGO】第七の聖杯 絶対魔獣戦線 バビロニア【第10節 おはよう、金星の女神 10-1】
七度目の聖杯探索の舞台は紀元前2655年。
それは人間が神と袂を分かった最初の時代。
人類を滅ぼさんと結託した「三女神同盟」の魔の手。
ウルクを飲み込もうとする滅びの予言。
絶対的な終焉を前に、今、最大の戦いが幕を開ける-------!
・前回まで
ギルガメッシュの王命によって展開されたニップル市民救援作戦。
しかし、ニップル市はエルキドゥ率いる魔獣軍によって壊滅。さらに、魔獣を生み出す北の女神ゴルゴーンがウルク北壁に出現、防衛戦線に大打撃を与える。激しい攻防の末、エルキドゥの言葉(人類はもっと時間をかけてじわじわ殺す。今は、他の女神への対抗手段を準備するために一旦退く方が優先)によって、ゴルゴーンは北へと戻り、不本意ながらも全滅は免れた。
しかし、防衛戦のさなか、皆を守るために牛若丸、レオニダスという貴重な戦力を失ってしまった。
北壁で起こった出来事をギルガメッシュへ伝える。淡々としているが、その声色は(彼にしては)穏やかだった。
「ゴルゴーンは、私が迫害を受け、復讐だけの存在になった姿。ですので、この状態の私とはまた違う、オルタのような存在です」
今回の事情を説明したら彼女はそれだけ言って、口を閉ざしてしまった。(byロマン)
アナもあれから一言も口を開かない。元々口数は少なかったが、今のアナは触れられたくないというオーラが全身から出ていた。
(なんでこっちにくるのさ・・・)
――――フッ、もちろん(わからん)
王様じゃあるまいし(と心の中で言っておく)
「・・・。」
イシュタルの顔が浮かんだ。最後に彼女と会った時、彼女は敵からの攻撃を防ぐために手を貸してくれた。
でさえ、は余計だ。
イシュタルは悪いけど(迷惑だけど)良い女神だよ。
おおぅ、人類最古の無茶ぶりがきたか。
まぁうん、でもあれサーヴァントだけど正真正銘女神だし。。。
(ボロクソ言うな、、、この金ピカ)
というわけでギルガメッシュの秘策を持って、一路イシュタル説得作戦を開始する。ゴルゴーンの襲来まであと9日。のんびりはしていられない。
本当、無事で良かった。一時はどうなるかと。。
(激同)
というわけで一行は1日がかりでエビフ山を登る。
キャメロットではハサンの隠れ里で散々山を昇り降りしたから慣れたものだ。
(酷い話だ)
うん、その辺りは見ていてわかる。
徒歩で?槍を?
交渉なら金ピカがすればいいだろうに。
アルトリア「む」
謎のヒロインX「セイバー死すべし!」
あれがイシュタル神殿か、、、、よし帰ろう。
やだー、なんか、なんか、やだー!
だー。