Go!プリンセスプリキュア！第29話「ふしぎな女の子？受けつがれし伝説のキー！」

「さて、楽しいゲームの始まりだね」

●夏休みから戻ってきたら、同僚が実は三つ子で、しかもお土産に最強アイテムを９つも持って帰ってきてたとか大どんでん返し状態でシャットさんがいらない子にならないか心配なGo!プリンセスプリキュア！第２９話感想です。こんな展開なのにまだ２０話もあるんですよね。。。
○先週、水着に浮かれている隙にトワ以外のドレスアップキーをロックに奪われるという急展開になってからの今週のプリキュア。何をするかと思いきや、希望の塊であるキー自体をゼツボーグの餌にして一気に絶望ゲージを満タンにするとか、中々切れ者ですね。このままだとセミと遊んでいたシャットさんの存在意義が。
●キーを失ってまさに絶望するはるか達。悪と戦うプリキュアになるための大事な宝物でしたが、はるかにとってはそれ以上に小さい頃出会ったカナタとの絆の証でもあるんですよね。
○不思議な展開はここから。夢のお告げでパフが道を示す中、３人が迷い込んだ不思議な森。どこかによく似た雰囲気の場所で出会った３人の少女。悩みを打ち明けるはるか達は、改めて自分の「夢」と向き合います。この物語は「夢に向かって、Go!」という要素があって、それはプリンセスとかそういう話とは別にプリキュアとしてこの2015年に送られたメッセージなんだと思います。
●そこに、突如出現したゼツボーグとディスピア。どう見ても偽物なのですが、それでもやっぱりいきなり出てくると怖い。しゃべらないから余計に怖い。
○印象的だったのは、明らかに強そうな（セミとかではない）ゼツボーグに生身で立ち向かう三人の姿でした。この人たちを守らなきゃと立ち向かう覚悟を決めたはるか、プリキュアでは大いにして「誰かを守りたい」が「キセキ」のきっかけになるので、自然とその流れを作っていたのはお見事でしたね。
●さて、３人の正体は先代プリキュア。なんと新たなキーを授かって、変身。浄化技もあえて初期の技でしたし、色々と初心に返って見つめなおした話でした。
○そしてついに動き出すロック。ホームキングダム城をまるごとゼツボーグ化して乗り込んで来たロック。

絶体絶命のその時、「やはりここまで来てしまいましたか。」と意味深に呟くシロガネさんが、ノーブル学園を巨大戦艦に！？（音吉感）

●ちらほら出ていたカラスが気になったのですが、そういえば物語の割りと序盤で鳥姿で敗れた幹部がいたような...