【サンデーコミックス】　國崎出雲の事情（１５）　【追善興行編】

見た目は絶世の美女・・・だけど心はバッチリ男の子な國崎出雲。
そのあふれる美貌を活かして、女形として活躍する出雲にまたもとびっきりの災難がふりかかる！
プライベートでは、雪山の小屋に閉じ込められたり・・・
歌舞伎では、父親と恋人役を演じることになったり・・・
普段とは一味違う、マジなお父さんの素顔も見られる追善興行編の結末や如何に？

梨園で破門されて斬歌舞伎に入った仙の魅力に気づいた出雲。「千本桜の四の切り」でまさかの意外な役に！？

さらに菅原兄弟にもひと騒動。小道具方として現れた雨宮梗子はなかなかの頑固娘。
舞台の完成度に拘る松木は、サイズの合わない道具を作り直せと命じるが、梗子は道具を大切に扱えとそれを拒む。
舞台裏で自分が今まで見ていなかった小道具に、出雲は自分の知らないプロの世界を知る。

そして出雲は初めて参加する國崎屋の追善興行。國崎屋全員で出ることになった舞台の主役は、なんと出雲の父親！？
一度も父親の歌舞伎を見たことがない出雲は、なんとその恋人役として出演することに！？

『父子で恋人同士なんて・・・できないよぉ・・・』
『心配するな出雲。舞台や稽古では父子だという事は忘れなさい』
『やっ・・・』
『恋人同士なら･･･ここからどうするか、わかるな出雲？』
『お父さぁん・・・（ぎゅ）』
（父・妄想）

波瀾の追善興行編開幕！父が隠していた秘密とは。そして、歌舞伎に対するその想いが明らかに！？