【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

ナンバーズ65「ナンバーズ総力戦!遊馬VSトロン 驚異の調異空間デュエル!」








「フェイカー様!Dr.フェイカー様!あのカイトがトロンに敗れてしまいました」


 陽気に場を盛り上げていた主催者ハートンラドは、静かに冷たい眼差しをモニターに向けていた。


「こうなったら、大会は今すぐ中止に」

『何を慌てておる?全ては想定内だ。我々に“スフィアフィールド”がある限りな』


 渦巻くエネルギーは、かつてこのハートランドの深部に隠された異世界の力。



『決勝は予定通り行うのだ』


「ぎょ……御意!」











・・・



 そして、こちらは決勝戦進出者控え室。


「カイトが……敗けた。カイトの、カイトの魂は…トロンの奴が奪い去った…。カイトはただ…ハルトを助けたかっただけなんだ……。大切なモノを、守りたかっただけなんだ―――」

『遊馬』

「――――!」


 一緒の控え室で、背中を向けたままアストラルが囁く。


『トロンが紋章の力を使い、ドロワやカイト、ハルトの魂を奪った。ならば彼をデュエルで倒し、その力を破壊すれば…もしや』

「あぁ、やってやる!かならず奴をブっ倒して―――」



 ちょうどその時、鉄男達が遊馬の応援にとやってきました。



鉄男「遊馬!」

「お前ら――――」

等々力「頑張ってくださいよ、遊馬くん」

徳之助「期待してるウラ!」

遊馬「おう!任せとけって!かっとビングの力を見せつけてやるぜ!」

キャッシー「絶対優勝してニャン」

鉄男「遊馬、お前はオレ達デュエリストの代表だ。トロンなんかに負けんじゃねぇぞ」


 そっと鉄男は手を差し出し、その上に委員長、徳之助、キャッシーは手を重ねます。


遊馬「おう!」


 遊馬もその手をみんなに重ね、優勝して必ず戻ってくる事を約束します。

 そして、その手の上にさらに見えないもうひとつの手を重ねるアストラル。


遊馬「――――」

アストラル『ふ。』


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 おそらくアストラルは、この手を重ねる行為が何なのかはわからないでしょう。ですが、今この場において、それが何を意味するのかは、観察せずとも伝わる事です。


遊馬「オレは必ず優勝するよ、みんなの気持ちと一緒に!」


「「「「「おーーーーー!!!!」」」」」







・・・



「遊馬!」


 そうして、光と声援が聞こえる会場への通路を歩く遊馬。すると、そんな遊馬を背中から呼ぶ声が。


遊馬「っとっとっと!―――――おぉ!デュエル飯じゃん!サンキュ、小鳥!」

小鳥「それ食べて、絶対勝つのよ」


 相手は魂を奪う不気味なデュエリスト。そんな相手と戦って、もし負けたら……。


 強力な力を持つナンバーズのカード。そんな危険なカードを使って戦い合うのなら……。


遊馬「へへ。任せとけ!」


 だけど、ここには信頼がある。


 だけど、ここには絆がある。


 だから、余計な心配はしないし、させない。


 いつでも、いつまでも彼が迷わず、まっすぐにかっとべるように。




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小鳥「絶対の絶対だからね!」


 少女は、見送った。


「絶対の絶対のぜったいだ!!―――――そんじゃ、いくぜ!」







「どうせ、止めたって行っちゃうんだから。」







 戦えカード。ぶつけ合う魂。今、復讐の時を持って新たな時代が幕を開ける。


 デュエリストが一堂に決する。ワールドデュエルカーニバル、通称WDC。数々の猛者と共に集まった強力なナンバーズのカード。幾度のライバルとの決闘を制しながら、いつの間にか舞台は父親たちの怨念渦巻く復讐劇に。しかし、復讐に囚われ、そして犠牲となった家族のため、かけがえの無いライバル達のため、決勝へと駒を進めた遊馬は、ついに頂点でトロンとぶつかる。


 激しいナンバーズ合戦、父親達の復讐合戦、そしてバリアンとアストラル世界。この世界の崩壊を懸けた勝負がここに始まる!


 進め、進め、力の限り、共にいこう、命燃やして。解き放て、魂ドライヴ!





第65話「ナンバーズ総力戦!遊馬VSトロン 驚異の調異空間デュエル!」



《この空に太陽はひとつ、輝く栄光もまたひとつ。その道を阻むものは全て敵。数々の死闘が繰り広げられた第一回ワールドデュエルカーニバル。》

《数多の敵をなぎ倒し、ついにその太陽を。輝き溢れる栄光を掴もうとする二人が生き残った!》


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《今大会のダークホース。謎の仮面デュエリスト、トロン!!》

《対するは、新進気鋭!ミラクルワンダーボーイ、九十九遊馬!!》



 今まで出会ってきたキャラ達を若干踏まえつつの演出。お兄さんと和解できてよかったね、カケルくん。


《世紀の決勝戦!その舞台となるのは、ハートランドの技術を結集して作り上げた、《スフィアフィールド》だ!!》



 お互いに向き合う二人を囲むように、ステージ下から4つの投影機が姿を現した。





『《スフィアフィールド》はこれまでのフィールドとは全く違う、異世界の擬似空間だ。トロン、遊馬、お前達の持つナンバーズを存分に使い切るが良い。その道お前たちは………ッハッハッハッハッハ』



 それぞれの投影機から映し出された長方形の立体画像は、それぞれがパネルのように合わさり、重なってひとつの球状を描く。


遊馬「なんじゃこりゃー。うおあ!」


 すっと遊馬が手を伸ばすと、伸ばした手は球体を透けてその中へ手を招き入れた。すると、その手に引き込まれて遊馬自身も球体の中へ吸い寄せられていく。


遊馬「うおおぉぉ!?」


 すると球体の中は重量の影響を無視したまるで無重力状態。ふわふわと球体の中をバランスを探して漂う遊馬。元々浮いている存在のアストラルも馴染んだ様子で遊馬を観察。そういえば無重力デュエルと云えば、遊星VSゾーン戦を思い出しますね。


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アストラル『これが《スフィアフィールド》か。』

遊馬「どうなってんだよこれ?」

トロン「フェイカーのヤツ、完成させたんだ。」




《さぁ!《スフィアフィールド》よ。二人の最強デュエリストを天空へ誘うがよい!!》

キャット「ニャンニャの?あのフィールド」

等々力「トドのつまり、謎のエネルギーで形成された、特殊空間なのかと」






・・・



「良くここまで来たねぇ……」

遊馬「トロン、お前……。」

「ボクは、異世界の時間をさ迷った地獄の狭間の中、何度も生きるのを諦めかけた。そんな時、いつも君の父一馬の事を思い出したよ。彼はボクに良く言っていた……。友情、仲間、そして諦めない心。……でも、ボクはフェイカーに裏切られて良くわかったんだ。彼が言ってた友情、仲間、そんなもんはぜぇ〜〜んぶ無意味だって。」


 ここに来てまさかの親父全否定。


「けど彼の言ってた諦めない心ってのも大事だよねぇ……。諦めなかったおかげで、ボクは復讐という希望を持ち、こうして生まれ変われたんだ。」


遊馬「そんなの間違ってる!オレは|||と約束したんだ!あいつは言ってた、“ボクの家族を救ってくれ”って。」

「トロン、オレは|||のためにも全力で戦う!そして、あんたを救う!!」

トロン「ボクを救う?何からぁ?」

「そんなの決まってるだろ!あんたから、復讐っていう“悪魔”を追い出してやるんだ!あんたは復讐のために、|||やⅤ、Ⅳは犠牲になった!!」


 今気づきましたが、中身が年上だとわかっているからか。遊馬はトロンを「お前」じゃなくて「あんた」、と若干年長者として扱っている感じがありますね。


トロン「けれど、結局あの子達は役にたたなかった。罰として、今は3人揃って魂の抜け殻になってるけどさ。」


「抜け殻…?」


「そうだよ。ボクが3人に与えた紋章は、力を得る代償として、魂に直結してたからね。力の強いナンバーズを使い、デュエルに敗ければ魂も消耗しちゃう。当然の結果だよ」


遊馬「お前―――――そうなるとわかってて………。」

トロン「フフフフフフ」

アストラル『ここまで心が醜い人間もいるのか―。』


「お前、それでも親なのかよ!!あいつらはとっくに復讐の虚しさに気づいてた!!それなのに―――」

「それが親子の絆だろ?だぁって、そもそも悪いのはフェイカーなんだ。どうして君は復讐しないの?君から一馬を奪ったDr.フェイカーに。」

「父ちゃんは、父ちゃんはオレに復讐なんか望んでねぇ!!」

「そうかな…?」

「――……!」


「本当に一馬はそう思っているのかな?いや、もう復讐し始めてるんじゃないのかな?なぁ、アストラル?」

『何が言いたい。』

「ナンバーズには恐るべき力が宿っている。この世界を滅ぼす強大な力がね。」

「!?」



「だとすれば、君はこの世界に報復する使者に力を貸しているわけだ。一馬がこの世界に送り込んだ、アストラルにね。」


遊馬「……そんな……アストラルが、この世界に報復する使者……。」

「君だって恐ろしい力を集めているんだろ?フェイカー!」




 度々挑発するようにモニターカメラに物言うトロンに、ついに痺れを切らしたのか、Dr.フェイカーの巨大な映像が会場に現れます。当然、知らないラスボスみたいなおっさんの登場に戸惑う観客。


「あれが……Dr.フェイカー………。」






『久しぶりだなバイロン。そんなに若返っているとは驚きだよ』

「君のおかげさ。すぐに君に会いに行くよ。遊馬のナンバーズを手に入れたらね」


「冗談じゃねぇ!!Dr.フェイカー、トロン、お前達ダメ大人はオレがやっつけてやるぜ!!」

『ハハハハハ。それは面白い、楽しみにしているよ。フハハハハッハハハ!!』


 それだけ言い残してラスボスは消えてしまいました。


 会場進行はなにごともなかったかのように再開。


《さぁ、それではみなさん、これより《スフィアフィールド》でのデュエルのルールを説明しよう!!》


《このフィールドは、ナンバーズの力を最大限に出すために作られたフィールドなのだ!各プレイヤーは、手札にある同じレベルのモンスター2体をオーバーレイすることで、召喚条件を無視して、エクストラデッキからランダムにナンバーズを特殊召喚できる!ただし、この方法で召喚されたナンバーズは、オーバーレイユニットがなくなった時、破壊されてしまう!》

《さぁ、存分に使うが良い!!選ばれしデュエリストだけが持てるナンバーズを!!ハーーーーートバーーーニン!!!!》




 互いにディスクをゲイザーをセット。いよいよ、本戦。喧嘩仲裁できるか、遊馬。




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《スフィアフィールド》
フィールド魔法
お互いのプレイヤーは、手札の同じレベルを持つモンスター2体をエクシーズ素材として自分のエクストラデッキの「No.」と名のついたモンスターエクシーズをランダムに召喚条件を無視して特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚されたモンスターエクシーズのエクシーズ素材が無くなった場合、そのモンスターを破壊する。



「先攻はもらうよ、ボクのターン、ドロー!」

○「さっそくこのフィールドの効果を使わせてもらおう!ボクは手札から、レベル4のモンスター2体、《紋章獣アバコーンウェイ》と《紋章獣エアレー》をオーバーレイ!!」


遊馬「もう来るのか!?ナンバーズ!?」


「…確かナンバーズは自分で選べないんだよねぇ…」


「ボクは、《No.56 ゴールドラット》を守備表示で特殊召喚!!」



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《No.56 ゴールドラット
ランク1/光属性/獣族・エクシーズ/攻 500/守 600
レベル1モンスター×3
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。自分のデッキからカードを1枚ドローし、その後手札を1枚デッキに戻す。
(アニメ効果)



○「ボクはこれでターンエンドだ。」


「守備力600?この程度のナンバーズなら―――」

アストラル『遊馬。』

「あん?」

アストラル『ナンバーズは本当に……この世界を滅ぼす力があるのだろうか?』

遊馬「お前まさか、さっきトロンの言ってた事を……」


 そう。アストラルも思い当たる節はある。ナンバーズを集める事は自分の記憶を取り戻すということでもある。いつぞや、ナンバーズの記憶の中に惑星規模で星が爆発する映像をアストラルは見たことがあった。



アストラル『私には記憶がない。私は復讐のためにこの世界に送られてきたのか。』


 一馬がアストラル世界にいる。おそらくそれはDr.フェイカーに裏切られた結果だ。だから、一馬がいるアストラル世界からやってきたアストラルもまた、トロンと同じように復讐のためにここにいるのかもしれない。



遊馬「アストラル……。オレはお前がどういう理由でこの世界に来たのかは知らない。けど、お前が悪い奴じゃないって事は、オレが一番よく知ってる。ナンバーズにすげぇ力があるってんなら、尚更あんな奴らに渡してたまるかよ――――。アストラル、お前が手にして絶対正しい事に使ってくれ。オレはお前を信じる。」


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アストラル『――――――。遊馬、わかった。今は私達の全力を尽くし、あのトロンを倒そう。』

遊馬「あぁ!そうとなったら、お前のとっておきの作戦でギャフンと言わせてやろうぜ!」

アストラル『そんなものはない。この後に及んで私頼みになるのも困る。そもそも君にはデュエルにおいて戦略というものが――――』


「へ、いつもの調子が戻ってきたな!そうこなくっちゃ!いくぜ、オレのターン、ドロー!」


「よしきた!かっとビングだ、オレ!!」

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●「オレは手札からレベル4の《ゴゴゴゴーレム》と《ガガガマジシャン》でオーバーレイ!!」


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「オレが召喚するナンバーズは、これだ!!現れろ《No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー》!!!」


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《No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー》
ランク5/地属性/戦士族・エクシーズ/攻2400/守1700
レベル5モンスター×2
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードが相手のカードによって破壊される場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その破壊を無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。
(アニメ効果)



●「クリムゾン・シャドー、ゴールドラットを攻撃!!」


「“月影紅斬り!!”」


 金ネズミさん。効果を使わずにそのまま終了。


トロン「フフフフフフ。」



●「オレはカードを1枚伏せてターンエンド!!」



「フフフフフ、ボクのターン、ドロー!!」



 ( いいよぉ、遊馬、アストラルその調子でもっと力を出すんだ。君達が力を出せば出すほど、自分の首を締める事になる。 )



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○「ボクは手札からレベル4のモンスターを2体、《紋章獣ツインヘッド・イーグル》と《紋章獣アバコーンウェイ》をオーバーレイ!!」



《紋章獣ツインヘッド・イーグル》
星4/風属性/鳥獣族/攻 1200/守 1400
自分フィールド上の、エクシーズ素材が無い「紋章」と名のついたモンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。自分の墓地のこのカードをゲームから除外する事で、自分の墓地のモンスター2体を、選択したモンスターエクシーズの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。


「現れろ!!《No.10 白騎士イルミネーター》!!」


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《No.10 白騎士イルミネーター
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/攻2400/守2400
レベル4モンスター×3
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。自分の手札を1枚墓地へ送り、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
(アニメ効果)



「こいつは…カイトのナンバーズ!!」


「へぇ。これカイトが使ってたんだ。彼も少しは役に立つんだねぇ。」

「てめぇーー!!」

アストラル『奴の言葉に惑わされるな』

○「フフフ。ボクはイルミネーターのオーバーレイユニットをひとつ使い、手札を1枚墓地に送る。そして、デッキからカードを1枚ドローする。」


○「さらにボクは、オーバーレイユニットとして墓地に送ったアバコーンウェイの効果発動!!墓地にあるアバコーンウェイを除外する事で、墓地にあるもう1体のアバコーンウェイを手札に戻す。」


アストラル『続けてくる気か!?』



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○「ボクはレベル4の《紋章獣アバコーンウェイ》と《紋章獣レオ》でオーバーレイ!!」


「現れよ、《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》!!」


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《No.30 破滅のアシッドゴーレム》
ランク3/水属性/岩石族・エクシーズ/攻3000/守3000
レベル3モンスター×2
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。自分のスタンバイフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くか、自分は2000ポイントダメージを受ける。このカードのエクシーズ素材がない場合、このカードは攻撃できない。このカードがフィールド上に存在する限り、自分はモンスターを特殊召喚できない。このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、このカードを破壊する。このカードが破壊された時、このカードのコントローラーに2000ポイントのダメージを与える。
(アニメ効果)


「ナンバーズが…2体…?」

「まだまだいっちゃうよん。遊馬くんへの大サービスだ!」



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○「ボクは2体の《紋章獣ユニコーン》をオーバーレイ!!」



「現れろ!!《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》!!!」


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《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》
ランク4/光属性/獣族・エクシーズ/ATK2400/DEF1800
「紋章獣」と名のついたレベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動する。この効果は相手ターンでも使用できる
●相手モンスター1体を選択して発動する。このカードは選択したモンスターと同盟カードとして扱い、選択したモンスターはフィールド上に存在する限りプレイできない。
●このターン、このカードと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力は0になり、このカードの攻撃力はターン終了時までそのモンスターの元々の攻撃力の数値になる。
●相手モンスター1体のモンスター効果を無効にし、このカードはそのモンスター効果を得る。



アストラル『現れたか。ゲノム・ヘリター。』

遊馬「これでナンバーズが3体も……。」

トロン「君も知ってるよねぇ?ゲノム・ヘリターには、いろいろモンスター効果がある。」

「っく――――。」


○「さぁ行くよ!!ボクはゲノム・ヘリターの効果発動!!オーバーレイユニットを1つ使い、このターンバトルする相手モンスター1体の攻撃力を0にする!!」


《No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー》
ATK2400→0


○「さらにゲノム・ヘリターは、バトルする相手モンスターの元々の攻撃力と同じにする。まぁ、攻撃力は変わらないけどね。」



 相手の遺伝子からクリムゾン・シャドーの攻撃力を奪うゲノム・ヘリター。仮面の姿を模した紅い影が遊馬に迫ります。



「やべぇ!?」

アストラル『くるぞ!!』

○「ゲノム・ヘリター、クリムゾン・シャドーにトドメだ!!」


○「く――――オレはクリムゾン・シャドーの」

アストラル『ダメだ遊馬!罠を使え、モンスター効果で攻撃を無効にしても、ダメージは受ける。このまま連続攻撃を受ければ……。』


●「わかった!罠発動《ハーフ・ガ―ド》!!ハーフ・ガードは、このバトルでの破壊を無効にし、バトル後、クリムゾン・シャドーは守備表示に変更される!!」


《ハーフ・ガード》
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体が攻撃対象に選択された時、発動できる。そのモンスターはこの戦闘では破壊されず、ダメージ計算後に守備表示になる。


「ぐああああああああああああああああああ!!!!」



 攻撃力0となったクリムゾン・シャドーから受けるダメージは、そのまま2400。一気に半分以上のライフを削ってくるトロン。




遊馬LP4000→1600



「くそ!ライフを派手に削られちまったぜ。」


「ちぇ。守備表示になっちゃったか。まぁいいや。」


○「いけ!!アシッド・ゴーレム!!」


「“アシッド・スプラッシュ”!!!」



●「クリムゾン・シャドーの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、クリムゾン・シャドーの破壊を無効にする!!」


○「まだまだ!行けぇイルミネーター!クリムゾン・シャドーを攻撃!!」


●「もう一度、クリムゾン・シャドーの効果発動!!オーバーレイユニットを1つ使い、破壊を無効にする!!」


「く―――なんとか防いだぜ。」


「そうかな?君のモンスターは、オーバーレイユニットが無くなった。この瞬間、《スフィアフィールド》の効果が発動し、特殊召喚したモンスターは破壊される。」


トロン「フフフフ。これでボクのターンは終わりだよ。」

遊馬「トロン――――。」


アストラル『ひるむな遊馬。君のかっとビングを、見せてやるんだ』

遊馬「あぁ、いくぜ!オレのターン、ドロー!!」


アストラル『ナンバーズを召喚だ!!』


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遊馬「あぁ!オレは手札の《タスケルトン》と《フルエルフ》をオーバーレイ!!」


「現れろ、《No.34 電算機獣テラ・バイト》!!」


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《No.34 電算機獣テラ・バイト》
ランク3/闇属性/機械族・エクシーズ/ATK 0/DEF2900
レベル3モンスター×3
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。エンドフェイズ時まで相手フィールド上に存在するレベル4以下の表側攻撃表示モンスター1体のコントロールを得る。
(アニメ効果)




アストラル『今だ!魔法発動!!』

●「さらにオレは、《エクシーズ・トレジャー》発動!!《エクシーズ・トレジャー》はフィールドにあるモンスターエクシーズ1体につき、1枚ドローを可能にする!!」


《エクシーズ・トレジャー》
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターエクシーズの数だけ、自分のデッキからカードをドローできる。


「フィールドにいるナンバーズは4体、よってオレは4枚のカードをドロー!!」

●「よし来たぜ!オレは手札から《アマリリース》と《針剣士》をオーバーレイ!!」



《アマリリース》
星1/地属性/植物族/攻 100/守 ?
自分の墓地のこのカードをゲームから除外する事で、アドバンス召喚に必要なリリースを1体少なくできる。


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「現れろ!!《No.17 リバイス・ドラゴン》!!!」


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《No.17 リバイス・ドラゴン》
ランク3/水属性/ドラゴン族・エクシーズ/攻2000/守 0
レベル3モンスター×2
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、このカードの攻撃力を500ポイントアップする。このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。




●「さらに!!《ライライダー》と《ズババナイト》をオーバーレイ!!」


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「キタキタキタキタ!!!!現れろ!《No.39 希望皇ホープ》!!!」


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《No.39 希望皇ホープ
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/ATK2500/DEF2000
レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。そのモンスターの攻撃を無効にする。
(※アニメ効果)



《さぁ!強力なナンバーズを、両者3体とも召喚だ!果たしてどちらに勝利の女神は微笑むのか?》


アストラル『遊馬、本当の勝負はここからだ』

遊馬「ああ、わかってら」

トロン「フフフ。ボクの怖さを見せてあげるよ」

「おぅ、望むところだ!!やってやるぜ!!」


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 繰り出される強大な力。拮抗し合う事でトロンが狙っているものとは……。



 次回、トロンの真実の顔!?立ち向かうZEXALの力。


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「戦慄のデュエル!立ち上がれ絆の英雄ゼアル」







 




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