【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

ナンバーズ69「集いし三勇士、未来を懸けたラストデュエル!」










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アストラル『ゆうま……。』


 ナンバーズを一挙に回収する《スフィア・フィールド》。ナンバーズのオリジナルとして存在するアストラルも、既に一度取り込まれた「スフィア・フィールド砲」の中から脱出できなくなってしまった。アストラルとアストラル世界を救うには、スフィア・フィールド砲を停止させなければならない。


小鳥「頑張って!とびっきりのかっとビングを見せて、遊馬!」


 ハルトもスフィア・フィールド砲の動力として利用され、カイトは奪還のために、シャークは遊馬に借りを返すために力を合わせる。


Dr.フェイカー「ハハハハハ!貴様たちがこのワタシに何ができる?この場で粉々に叩き潰してくれる――――!」


 残った敵はDr.フェイカーただ一人、今最後のデュエルが幕を開ける。



遊馬「冗談じゃねぇ!叩き潰れるのはお前だぁ!」

カイト「あんたとはこの場でケリを着ける。」

シャーク「そのくだらねぇ野望、ぶっ潰してやる!!」


「「「Dr.フェイカー!!!」」」


Dr.フェイカー「よかろう。このワシに楯突こうと云うのだな…?」


 突如Dr.フェイカーの真上に出現したワームホール。そこから眩い光が稲妻となってフェイカーに浴びせかかる。バチバチと激しい閃光を繰り返し、フェイカーは唸りながらその光に呑まれていく―――。


「うおおおおおおおおおおお!!!」


 左目はマシンバイザーに覆われ、その身体は飛躍的に膨れ上がり、シリーズ伝統のデュエルマッスルと化したフェイカー。


遊馬「な……なんだ……!?」


バリアン・フェイカー『さぁ、かかってくるが良い!!』


 バリアン世界からの未知の力により覚醒したフェイカーが遊馬たちに立ち塞がる。


遊馬「けっ!負けてられっかよ!」


「「Dディスク、セット!!」」

「デュエルモード!!フォトン・チェンジ!!」

「Dゲイザー!セット!!」


「「「デュエル!!!」」」


アストラル『頼んだぞ…遊馬、カイト、シャーク……。未来は君達の…手に―――――!!』



 ついに迫った最終決戦。この世に散らばった半分以上のナンバーズを手にしたフェイカー。力と代償にアストラル世界の滅亡を望む男。


 甦れ今こそ 力合わせ 解き放て 魂ドライブ




第69話「集いし三勇士、未来を懸けたラストデュエル!」



バリアン・フェイカー『おまえ達のライフは、3人共通で4000。ワタシのライフポイントはおまえ達3人分の12000を貰おう。』


○「先攻はワタシだ!ドロー!!見せてやろう。我が魂のデュエルを――――」


○「ワタシは、《ガーベージ・オーガ》を手札から墓地に送る事で、デッキから《ガーベージ・ロード》を手札に加える」



《ガーベージ・オーガ》
☆3/闇属性/悪魔族/ATK 800/DEF1300
このカードを手札から墓地へ送る事で、自分のデッキから「ガーベージ・ロード」1枚を手札に加える事ができる。


○「そして《ガーベージ・ロード》はライフを1000払う事で、手札から特殊召喚する事ができる!ワタシは3体の《ガーベージ・ロード》を特殊召喚!!!」


「「「何!?」」」


バリアン・フェイカー「現れろ!!3体の《ガーベージ・ロード》!!」


バリアン・フェイカーLP12000→9000


《ガーベージ・ロード》
☆5/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF2400
1000ライフポイントを払う事で、このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚できる。


遊馬「どわぁ!一気に3体のモンスターが―――!」

カイト「何をビビっている?」

遊馬「そ――――そんなんじゃねぇ!」

シャーク「くるぞ」


○「ワタシはレベル5の《ガーベージ・ロード》3体ででオーバーレイ!!」

「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!!」


バリアン・フェイカー「見るがいい!!これがナンバーズのい頂きに立つ最強のナンバーズ、超然の鎧を纏い、世界を震撼させよ!!」

アストラル『これは――――ナンバーズの力が―――吸い込まれているのか―――』


「現れよ!!《No.53 偽骸神 Heart‐eartH(ギガイシン ハートアース)》!!!」



《No.53 偽骸神Heart−eartH》
ランク5/?属性/?族・エクシーズ/ATK 100/DEFXXXX
レベル5モンスター×3
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードは相手の魔法・罠・モンスター効果を受けない。「」




シャーク「攻撃力100のモンスター…?」

カイト「こいつは……。」

バリアン・フェイカー「はっははは!尚、我がナンバーズはおまえ達の魔法・罠・モンスター効果を受け付けない!!」


○「ワタシはカードを2枚伏せてターンエンド!!」


遊馬「よっしゃ!最初はオレだ!」

シャーク「待て遊馬!奴のナンバーズ、何かある。」

遊馬「攻撃力100のモンスターなんか、オレが蹴散らしてやる!」

バリアン・フェイカー「ほう?最初の相手はおまえか、九十九遊馬。ではまずおまえから消し去ってくれる。」

遊馬「そうはいくかよ!今のオレには、シャークがいる!カイトがいる!アストラルがいたから、出来た仲間がいる!!アストラル、必ずおまえを助けてやるぜ!!」


●「オレのターン、ドロー!」

●「オレは、《ゴブリンドバーグ》を召喚!そして、《ゴブリンドバーグ》の召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスター1体を、特殊召喚できる!」




《ゴブリンドバーグ
☆4/地属性/戦士族/攻1400/守 0
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する事ができる。この効果を使用した場合、このカードは守備表示になる。


●「現れろ!《ガガガマジシャン》!!」



《ガガガマジシャン》
☆4/闇属性/魔法使い族/ATK1500/DEF1000
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に1から8までの任意のレベルを宣言して発動する事ができる。エンドフェイズ時まで、このカードのレベルは宣言したレベルとなる。
(アニメ効果)



「さらにオレは、レベル4の《ゴブリンドバーグ》と《ガガガマジシャン》でオーバーレイ!!」

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」


「現れろ!オレとアストラルの絆の力!《No.39希望皇ホープ》!!」


《No.39 希望皇ホープ
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/ATK2500/DEF2000
レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。そのモンスターの攻撃を無効にする。
(※アニメ効果)


○「現れたか希望皇ホープ。だがワタシはこの瞬間、永続罠《バトル・ルート》を発動!このカードにより、ワタシのフィールドにモンスターがいる時、おまえ達の攻撃表示モンスターは、必ずバトルしなければならない!」


《バトル・ルート》
永続罠
自分フィールド上にモンスターが存在し、相手フィールド上にモンスターが表側攻撃表示で存在する場合、相手はバトルフェイズを行い、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターは攻撃しなければならない。


遊馬「ん?」

シャーク「どういう事だ?」

遊馬「あ?どういうこと――ってどういうこと?」

カイト「あのナンバーズの攻撃力はたったの100。なのに、なぜ強制バトルするカードを発動する?」

遊馬「あぁそうか!それって、オレ達に攻撃させるのが奴の狙い?」

カイト「そうだ、だから迂闊に―――」


●「悩んでたって仕方ねぇ!いっけぇホープ!!“Heart‐eartH”を攻撃!!」


バリアン・フェイカー「向こう見ずは一馬と同じというワケか。」


「“ホープ・剣・スラッシュ”!!!」


○「愚かな。ワタシは“Heart‐eartH”の効果を発動!!このカードが攻撃を受ける時、墓地からモンスターカード1枚を装備できる!!ワタシは《ガーベージ・オーガ》を“Heart‐eartH”に装備させる!」


《No.53 偽骸神Heart−eartH》
ランク5/?属性/?族・エクシーズ/ATK 100/DEFXXXX
レベル5モンスター×3
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードは相手の魔法・罠・モンスター効果を受けない。このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、自分の墓地に存在するモンスターを1体選択し、このカードに装備する。この効果でモンスターを装備している場合、1ターンに1度、戦闘する相手モンスターの元々の攻撃力の数値分このカードの攻撃力をアップする。「」


○「これにより、“Heart‐eartH”の攻撃力は、バトルする相手モンスターの元々の攻撃力分アップする!!」

《No.53偽骸神 Heart‐eartH》
ATK 100→2600


遊馬「何!?」

カイト「そういう事か。」

シャーク「このナンバーズは攻撃力が低くても、攻撃されれば必ず相手の攻撃力を上回るんだ!」

バリアン・フェイカー「これで“Heart‐eartH”の攻撃力は2600!!」


「喰らえ!!“フェイク・バーン”!!!」


●「さっせるかぁぁ!!オレは、オーバーレイユニットを1つ使う事で、攻撃を無効にする!!!」


シャーク「いいぜ遊馬!いけぇ!!」


●「おう!!速攻魔法、《ダブル・アップ・チャンス》!!このカードは、モンスターの攻撃が無効になった時、攻撃力を2倍にして、もう一度攻撃ができる!!」


《ダブル・アップ・チャンス》
速攻魔法
モンスターの攻撃が無効になった時、そのモンスター1体を選択して発動する。このバトルフェイズ中、選択したモンスターはもう1度だけ攻撃する事ができる。その場合、選択したモンスターはダメージステップの間攻撃力が倍になる。


●「いっけええ!!ホープ!!“Heart‐eartH”にもう一度攻撃だぁ!!」


「“ホープ・剣・ダブルスラッシュ”!!!」


 二刀流に持ち構えて、“Heart‐eartH”に斬りかかるホープ。序盤からなかなか飛ばします。そして、シャークはなぜ遊馬が《ダブル・アップ・チャンス》を使う前に煽ったのでしょうね。


遊馬「どうだ!これがオレの希望だ!!」

バリアン・フェイカー「ふっふっふ。貴様の希望など、ワタシの前ではゴミ同然。粉々に吐き捨ててくれるわ!!!」


バリアン・フェイカーLP9000→6600


○「“Heart‐eartH”の効果発動!!“Heart‐eartH”は装備カードとなっているカードを墓地に送る事で、その破壊を無効にできる!!」



《No.53 偽骸神Heart−eartH》
ランク5/?属性/?族・エクシーズ/ATK 100/DEFXXXX
レベル5モンスター×3
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードは相手の魔法・罠・モンスター効果を受けない。このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、自分の墓地に存在するモンスターを1体選択し、このカードに装備する。この効果でモンスターを装備している場合、1ターンに1度、戦闘する相手モンスターの元々の攻撃力の数値分このカードの攻撃力をアップする。このカードが破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを墓地へ送る事ができる。「」



《No.53 偽骸神 Heart‐eartH》
ATK2600→ 100



○「さらに、“Heart‐eartH”が装備カードを墓地へ送った時、変化した数値の半分のダメージを相手に与える!!」






遊馬「ぐうううあああああああああああ!!!」


小鳥「遊馬!!」


遊馬LP4000→2750


○「そおしてえ!!オーバーレイユニットを使った“Heart‐eartH”の効果発動!!“Heart‐eartH”が相手にダメージを与えた時、その数値分だけライフポイントを回復する!!」


カイト「何!」

シャーク「このナンバーズ、ライフ回復能力もあるのか!?」



《No.53 偽骸神Heart−eartH》
ランク5/?属性/?族・エクシーズ/ATK 100/DEFXXXX
レベル5モンスター×3
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードは相手の魔法・罠・モンスター効果を受けない。このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、自分の墓地に存在するモンスターを1体選択し、このカードに装備する。この効果でモンスターを装備している場合、1ターンに1度、戦闘する相手モンスターの元々の攻撃力の数値分このカードの攻撃力をアップする。このカードが破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを墓地へ送る事ができる。その後、この効果でモンスターを墓地へ送った時、変化した攻撃力の数値の半分のダメージを相手ライフに与える。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて以下の中から発動する事ができる。
●このカードの効果によって相手にダメージを与えた時、与えたダメージと同じ数値分自分ライフを回復する。



バリアン・フェイカーLP6600→8850


バリアン・フェイカー「ハーーーッハハハハハハハ!!」


アストラル『“Heart‐eartH”。攻撃力アップと破壊の無効化、さらに追加攻撃にライフ回復……。これはまさに、最強のナンバーズ……。』





●「オレは…カードを1枚伏せてターンエンドだ!」


シャーク「ふん。相変わらず下手くそなデュエルだぜ。」

遊馬「な―――!!」

シャーク「だが上出来だ。後はオレに任せろ。」

遊馬「シャーク……。」



●「オレのターン、ドロー!!」


シャーク「オレのこの牙で、おまえをズタズタにしてやるぜ!!フェイカー!!――――ぐ!」


 フェイカーにそう言い放った直後、シャークの腹部に激痛が走ります。


遊馬「シャ……シャーク?」


 トロンに魂を操られ、Ⅳたちに利用され、既に体はボロボロ。大会準決勝での遊馬との戦いの後、彼は病院から抜け出してここにいる。


シャーク「なんでもねぇ!!(っち。やべぇぜ……。これは、あの時の―――――)」


 さきほど、突如襲いかかってきたオボットたちの攻撃を受け、彼の上着には血の滲みが浮き出ていた。


バリアン・フェイカー「どうした?怖気づいたか、凌牙?」


●「五月蝿い!オレは、《ハンマー・シャーク》を召喚!!」


《ハンマー・シャーク》
☆4/水属性/魚族/ATK1700/DEF1500
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。このカードのレベルを1つ下げ、手札からレベル3の水属性モンスター1体を特殊召喚する。


シャーク「そしてこのデュエルは、仲間のカードも力にできる!」


●「オレは、ホープのオーバーレイユニットを全て墓地に送る!!」


遊馬「ええ!!?オレのホープのオーバーレイユニット!?」


シャーク「ガタガタ言うな!」

遊馬「でもよ〜〜〜〜」


●「オーバーレイユニットを墓地に送った事により、《エクシーズ・リモーラ》を特殊召喚!!こいつを使ってエクシーズ召喚をする時、墓地に送ったオーバーレイユニットの数だけ素材を減らす事ができる!」


《エクシーズ・リモーラ》
☆4/水属性/魚族/ATK 800/DEF 800
自分フィールド上のモンスターエクシーズのエクシーズ素材を全て墓地へ送る事で、このカードは手札から特殊召喚できる。この効果で特殊召喚たこのカードを水属性モンスターのエクシーズ素材とする場合、墓地へ送ったエクシーズ素材の数だけエクシーズ素材に必要な数を少なくする事ができる。


バリアン・フェイカー「なあにい!?」


●「オレはレベル4の《エクシーズ・りモーラ》と《ハンマー・シャーク》の2体でオーバーイ!!」

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」

●「現れろ!!《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》!!!」


《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》
ランク4/水属性/海竜族・エクシーズ/ATK2800/DEF2100
レベル4モンスター×3
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。破壊した相手モンスター1体をその元々の攻撃力を1000ポイントダウンして相手フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する。その後バトルフェイズ中にもう1度だけ、この効果で特殊召喚した相手モンスター1体と戦闘を行う事ができる。
(※アニメ効果)


シャーク「遊馬、おまえのデュエルがオレにヒントをくれた。」

遊馬「へ?」

シャーク「見ていろ。」


●「オレは手札より《シールド・フィン》を発動!これを希望皇ホープに装備!」


《シールド・フィン》
装備魔法
バトルフェイズ中にカードの効果が発動した時、以下の効果を発動できる。このターンのエンドフェイズ時まで、装備モンスターの元々の攻撃力は0になり、このターン装備モンスターは戦闘では破壊されない。


シャーク「遊馬、貴様のホープを借りるぜ」


●「いけ、ホープ!“Heart‐eartH”を攻撃!!」

バリアン・フェイカー「おまえの攻撃など、このジーニアス(天才)には届かんわ!!」


○「ワタシは“Heart‐eartH”の効果を発動!!このカードが攻撃を受ける時、墓地からモンスターカードを1枚装備できる。この効果で装備カードを装備した時、“Heart‐eartH”の攻撃力は相手モンスターの元々の攻撃力分アップする!!」


《No.53 偽骸神 Heart‐eartH》
ATK 100→2600


バリアン・フェイカー「喰らえ凌牙!!貴様もゴミ屑となり消え去れ!!」


「“フェイク・バーン”!!!」


シャーク「この時を―――――待っていたぜ!!!」


バリアン・フェイカー「ぬ!?」


●「オレは、《シールド・フィン》の効果発動!!このカードは、このターンが終わるまで、装備モンスターの元々の攻撃力を0にし、バトルによる破壊を無効にする!!」


遊馬「なに!」

カイト「上手い。奴は“Heart‐eartH”の弱点に気がついている。」


《No.39 希望皇ホープ
ATK2500→  0


《No.53 偽骸神 Heart‐eartH》
ATK2600→100


シャークLP2750→2650


シャーク「確かにダメージは受けるが、たったの100だ!」

遊馬「そうか!ホープの攻撃力が0になったことで、“Heart‐eartH”の攻撃力が上がらなかったのか―――。」

シャーク「そうだ遊馬。おまえのおかげで奴の弱点に気づく事ができたぜ。いくぞ!“Heart‐eartH”は攻撃力アップの効果を、1ターンに1度しか使えない。そして、攻撃力が変化しなければ、ダメージを与える効果も使えない!」


●「吼えろ、シャーク・ドレイク!!“Heart‐eartH”に攻撃だ!!」


「“デプス・バイト”!!!」





バリアン・フェイカーLP7850→5150


バリアン・フェイカー「フフフ……。飢えた鮫が微かな血の臭いを嗅ぎつけたか。だが!!その程度の傷では私には効かん!!」


○「“Heart‐eartH”の効果発動!!装備しているカードを墓地に送る事で、破壊を無効にできる!!」


遊馬「のわわわわ!!どーすんだよ!また直っちまったぞ!!」


バリアン・フェイカー「ヌハハハハハ!貴様の希望も廃棄してくれる。」


○「ワタシは“Heart‐eartH”の効果発動!!1ターンに1度、オーバーレイユニットを使う事で、ダメージを受けた半分の数値を相手に与える!!!」


《No.53 偽骸神Heart−eartH》
ランク5/?属性/?族・エクシーズ/ATK 100/DEFXXXX
レベル5モンスター×3
このカードは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。このカードは相手の魔法・罠・モンスター効果を受けない。このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、自分の墓地に存在するモンスターを1体選択し、このカードに装備する。この効果でモンスターを装備している場合、1ターンに1度、戦闘する相手モンスターの元々の攻撃力の数値分このカードの攻撃力をアップする。このカードが破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを墓地へ送る事ができる。その後、この効果でモンスターを墓地へ送った時、変化した攻撃力の数値の半分のダメージを相手ライフに与える。1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて以下の中から発動する事ができる。
●このカードの効果によって相手にダメージを与えた時、与えたダメージと同じ数値分自分ライフを回復する。
●このカードとの戦闘によって自分が受けたダメージの半分の数値分を相手ライフに与える。


 なげぇ……。



シャーク「なに!ばかな……!?」

バリアン・フェイカー「喰らえええ!!このジーニアス(天才)の裁きを!!」



シャーク「ぐああああああああああ!!!?」


シャークLP2650→1300


遊馬「シャーク!!」


シャーク「くそ…。奴のライフ回復は、攻撃にも変更できるのか――――」


 地に這いつくばって立ち上がるシャークを無言で見下しながらも、彼の前に立ち、フェイカーと対峙するカイト。



●「オレは、カードを1枚伏せターンエンド!」


カイト「貴様らの想い、俺が受け継ぐ」


遊馬「カイト…。」



●「俺のターン、ドロー!!今度は俺だ、Dr.フェイカー!!」


バリアン・フェイカー「カイト……。愚かな奴だ、まさかワタシに楯突くとはな!共に地獄に送ってやるわああ!!」


カイト「五月蝿い!!俺は必ずあんたをぶっ飛ばし――――(ハルト……。おまえを必ずこの手で救い出してやる――――。)」


「ハルトオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


 謎の絶叫。盛大に吹いた。



●「俺は、カードを1枚セット!そして、《フォトン・クラッシャー》を召喚!!」


フォトン・クラッシャー》
☆4/光属性/戦士族/ATK2000/DEF 0
このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。



●「さらに、《フォトン・スレイヤー》を特殊召喚!!このカードは通常召喚できず、自分のフィールドにモンスターエクシーズがいる時、手札より表側守備表示で特殊召喚できる!」


フォトン・スレイヤー》
☆5/光属性/戦士族/ATK2100/DEF1000
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上にモンスターエクシーズが存在する場合、手札から表側守備表示で特殊召喚できる。


●「俺は《フォトン・スラッシャー》と《フォトン・スレイヤー》をリリース!!」


「“闇に輝く銀河よ、希望の光となりて、我が下僕に宿れ!!光の化身、ここに降臨!!”」


「現れろ!!《銀河眼の光子龍》!!!」


《銀河眼の光子竜》
★8/光属性/ドラゴン族/攻 3000/守 2500
このカードは通常召喚できない。攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースして特殊召喚する。このカードが戦闘を行う場合、その戦闘を行う相手モンスター1体とこのカードをゲームから除外する事ができる。この時、除外した相手モンスターがモンスターエクシーズだった場合、そのエクシーズ素材を全て墓地へ送る。この効果で除外されたモンスターはバトルフェイズ終了時にフィールド上に特殊召喚される。この時、このカードの攻撃力は、このカードの効果で墓地へ送ったエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。
(アニメ効果)



小鳥「―――遊馬たちの絆がひとつになって、ホープ、シャーク・ドレイク、ギャラクシーアイズ……。みんなのエースモンスターが並んだ!」



バリアン・フェイカー「さぁ、カイトよ、愚かな息子よ。かかってくるがいい!!」


 だけど、ここでもカイトは自分の体の発作的な副作用に苦しむ。異世界の力をその体に取り込み、数々のナンバーズを従えてきた代償。


カイト「ぐあ……」

遊馬「カイト!!」

カイト「構うな!!……なんでもない。」

遊馬「なんでもないって――――。」


バリアン・フェイカー「どうやらナンバーズハンターとしてのおまえの体は既に限界のようだな、カイト」

遊馬「ふざけるな!!カイトはおまえのためにこんな体になって―――!!それでもおまえは、カイトの父ちゃんなのかよ!!」


カイト「Dr.フェイカー!あんたの嘘で、俺とギャラクシーはずっと汚されてきた。今こそその償いをしてもらうぞ!!」


バリアン・フェイカー「カイトおお。おまえにできるのかなあ?」






――――確かに、《シールド・フィン》の効果を使えば奴にダメージを与えられる。しかし、問題は“Heart‐eartH”のオーバーレイユニットを使う効果。奴にダメージを与えたら、その分こちらに跳ね返ってくる。どうやっても俺達に勝ち目は……無い。だが―――!


カイト「遊馬!貴様のモンスター借りるぞ!」

遊馬「おう!」


●「俺は、希望皇ホープで“Heart‐eartH”を攻撃!!」


○「無駄だぁ!!このカードが攻撃を受ける時、自分の墓地からモンスターカードを1枚装備できる!ワタシが装備するのはこのカード、《ガーベージ・オーガ》!!これで“Heart‐eartH”の攻撃力は2600!!」


《No.53 偽骸神 Heart‐eartH》
ATK 100→2600



「喰らえ!!“フェイク・バーン”!!!」


●「しかしこの瞬間、ホープに装備した《シールド・フィン》の効果発動!!装備モンスターの攻撃力を0にすることで、バトルによる破壊を無効にする!」


《No.39 希望皇ホープ
ATK2500→  0


《No.53 偽骸神 Heart‐eartH》
ATK2600→100


カイトLP1300→1200


●「そして、俺はシャーク・ドレイクで“Heart‐eartH”を攻撃!!」


バリアン・フェイカー「まあた同じ事を――――!!」


「いけ!シャーク・ドレイク!!“デプス・バイト”!!」



バリアン・フェイカーLP5150→2450


○「“Heart‐eartH”の効果発動!!装備カードを墓地に送り、破壊を無効にする!!そして、“Heart‐eartH”のさらなる効果発動!!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使う事で、受けたダメージの半分、つまり、1350のダメージを相手に与える!!」


「こおれで終わりだあ!!!カイトおお!!」


遊馬「マズイ!?オレ達のライフは残り1200!!」


アストラル『この……攻撃を受けたら……。』


バリアン・フェイカー「さぁ!跪けカイト!!」


カイト「跪くのはおまえの方だ!!」


●「速攻魔法!《フォトン・プリヴェント》!!このカードはフィールド上に「フォトン」モンスターがいる時、プレイヤーへの効果ダメージを無効にする!!」


フォトン・プリヴェント》
速効魔法
自分フィールド上に「フォトン」または「光子」と名のついたモンスターが存在する場合、発動する事ができる。自分が受ける効果ダメージを無効にする。



バリアン・フェイカー「な――――なんだと!?」


シャーク「よし!カイトにはまだ、ギャラクシーアイズの攻撃が残っている!残りライフ2450の奴に対し、3000のギャラクシーアイズの攻撃が通れば――――。」

カイト「Dr.フェイカー、俺はずっとあんたの命令を守ってきた。ナンバーズハンターとなり、罪なき人々の魂を狩り続けてきた。ハルトを助けられると信じて……。だが、それは偽りだった。俺は絶対におまえを許さない!!ハルトに、そして多くの魂に、懺悔の用意はできているか!!!?」



●「いけ!!《銀河眼の光子龍》!!!」



「“破滅のフォトン・ストリーム”!!!!」




 三度激しい閃光と爆風。何度もその攻撃を耐えてきた“Heart‐eartH”も装備カードがない以上、効果によって破壊を免れることはない。


小鳥「やった!勝ったの!!ついに遊馬たちが勝ったのね!!」


遊馬「うおー!ついにオレ達でDr.フェイカーを倒したぜ!!ざまあ見ろ!!」



 しかし、爆炎の中から姿を現す真の神。


カイト「何!?」

シャーク「あ、あれは――――」

遊馬「ま、まさか――――!?」


 禍々しいまでの闇のオーラ。蛇のようにうねるその曲線は紛れもなく怪物の胴体であった。


遊馬「まさかこれって―――新しいナンバーズ!?」


カイト「―――――――!!」



「グフフフフフフ。ガハハハハッハハハハハハ!!!!!!」




 依然、正体の見えない無敵のナンバーズ。その神々しい姿は、いつの間にか街の闇に潜む黒い龍へと変貌していた。










 ついに現れた天上のナンバーズ。全てを廃棄する魔の力。



次回、「戦慄の最凶龍現る!偽骸神龍ハートアース・ドラゴン」







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さぁ!みんなもカイト編買って「フォトン・チェンジ!」……ゲフッ(吐血