スマイルプリキュア!第8話「みゆきとキャンディがイレカワ〜ル!?」
みゆき「いい天気〜。今日は遅刻しないで済みそう!」
映画も順調、アニメも順調。プリキュアも順調。
今日も鞄にキャンディ詰め込んで(お菓子じゃなくて妖精さんの方)学校へ走る みゆき。
すると空からキラリと光る流星!?が。
キャンディが指す方向へ行ってみると、そこに落ちていたのは指輪でした。
キャンディ「それが流星クル?」
みゆき「流星って云うか指輪だね。しかもペアリング。でも、どこから落ちてきたんだろう・・・?」
キャンディ「見せてクル!」
みゆきがキャンディに指輪を渡すといきなり指輪が光って、そのままキャンディの腕にすっぽりハマってしまいます。たまらず驚くみゆきとキャンディ。しかも、みゆき の指にもいつの間にかハマってしまってさぁ大変!
タイトル通り、予想通り、予告通りに・・・・。
あかね「みゆき〜!遅刻すんで〜!」
キャンディ(?)『あかねちゃんおはよー!』
みゆき(?)「おはよークルー!」
「えぇ!?」
「何でキャンディがいるクル!?」
「何でわたしが!?」
「これって・・・まさか・・・」
「わたしとキャンディ、入れ替わっちゃった〜〜!!?」
あらあら大変(他人事)。一体全体どうしましょ〜。
第8話「みゆきとキャンディがイレカワ〜ル!?」
まずはおにぎり片手にポケットテレビを着けるバッドエンド王国のアカオーニ。異国であり異次元にある世界なのに日本の電波が届くのは凄い技術ですね(笑)しかも朝からニュース番組、テレ朝なのでここは「モーニングバード」・・・。随分羽鳥アナが美化されてるなぁ・・・。
「ないないないないないだわさ!!」
そう叫びながら横切るのはマジョリーナ。なにやらあちこち探って探し物のようですが・・・。
アカオーニ「うるっさいオニ!」
ウルフルン「まったく朝っぱらから何やってるんだ・・・?」
夜行性なのか、朝に弱そうなウルフルンが奥から出てきました。
マジョリーナが言うには大事な発明品の指輪が無くなったとか。
マジョリーナ「その名もイレカワ〜ル!」
アカオーニ「そのまんまオニ。」
ウルフルン「センスねぇな。」
マジョリーナ「うるさいだわさ!!」
はめた人間の中身を入れ替えるペアリングだったらしいのですが、マジョリーナのいない隙にそれを見つけたアカオーニがくしゃみしたショックで人間界まで吹き飛ばしてしまったみたいです。
マジョリーナ「お前じゃないか!」
ウルフルン「お前じゃねぇか」
アカオーニ「俺様だったオニ?」
マジョリーナ「むっかー!!アンタ達後でお仕置きだわさ!」
そう言うとマジョリーナは、そのまま凄い駆け足で人間界へ向かいました。
ウルフルン「何でオレもなんだよ〜」
『今後の展開が楽しみですね、それでは、次のニュースです!』
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れいか「不思議ですね・・・。」
やよい「すごーい!」
なお「というか、正直ちょっと信じられないね。」
あかね「いやぁ・・・うちも最初そう思ってんけど、どうもほんまっぽいねんなぁ・・・これが。」
みゆき(キ)「じゃあキャンディは、キャンデイってところを見せるクル!」
そういうと みゆき(キ) は耳をぴくぴく動かします。キャンデイと言えば耳!という事で みゆき にはできない芸当をやっている今の みゆき はやっぱりキャンディみたいです(語尾でわかりますが)。
れいかはどうしてこんなふしぎな事になってしまったのかを 二人 に尋ねます。
みゆき(キ)「たぶんこれのせいクル」
キャンディ(み)「さっき道で拾ったの、そしたら入れ替わっちゃって。」
れいか「それなら、その指輪を外せばいいのでは?」
しかし、無理やり引っ張っても外れないみたいです。さすが魔女の指輪。
やよい「そうだ、この前のデコルは?」
あかね「それや!」
指輪といえば以前取った指輪デコル。特に使い道が見当たらないけど、同じ指輪なら何か起こるかも、という発想はいいですね。
「Let’s go!! Y・U・B・I・W・A!!」
やよい「素敵〜結婚指輪みたい〜!」
指輪デコルから出てきたのは当然といえば当然ですが、やっぱり指輪です。しかし、雲の中のラピュタでも指し示すのかと思っていたらあっさり消えてしまいました。
あかね「それだけか〜い!?」
なお「でもどうする?そろそろ授業始まっちゃうよ」
キャンディ(み)「そうだ!授業どうしよう!」
れいか「キャンディが代わりに受けるしかありませんね・・・。」
みゆき(キ)「キャンディがやっていいクル?やったクル!」
なお「大丈夫かなぁ・・・」
みゆき(キ)「だいじょうぶクル!キャンディに任せるクル!」
キャンディ(み)「不安だなぁ・・・。」
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ため息まじりに吐いたみゆきの不安はすぐに的中する。こういう時に限ってさっそく小テストが始まってしまい、戸惑うみゆきとはしゃぐキャンディ。そして、それを必死にフォローするあかねたち。当のキャンディはメルヘン育ちな上に義務教育なんて受けていない。日本語はしゃべるが、書けないキャンディは答案用紙に落書きし放題でもちろん みゆき が叱られてしまいます。
「あとで職員室に来なさい。」
キャンディ(み)「うぅ・・・。」
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その後も苦労は続く。次の国語の時間、やっぱりこんな時に限って指名されてしまい、よりにもよって「我輩は猫である」を朗読させられる。「キャンディは猫じゃないクル!」とか「名前はキャンディクル!」とか、クラスのみんなさすがにきょとんとしてます。
「星空さん、何をクルクル言っとるのかね?」
今にも泣き出しそうなやよいも頑張ってフォローしながら、その後もキャンディのはしゃぎ様と四人の苦労は増えていく・・・。
なお「先生!星空さんは答えを敢えてメルヘンで表現したんだと思います!」
れいか「それもまたひとつの答えの形ではないでしょうか?」
フォローもどんどん苦しくなっていき、椅子の下で縮み込むキャンディ(み)・・・。
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キャンディ(み)「いい加減にしてよ!キャンディのせいで、わたしの学校生活めちゃくちゃじゃない!!」
テストで0点、しかも追加の補習までもらってしまってさすがの みゆき もうんざりしてしまったみたいです。
みゆき(キ)「なんでそんなに怒るクル!」
なお「まぁまぁ・・・。」
れいか「それより、元に戻る方法を考えましょう。」
あかね「せやけど、それが何なのかわからんと・・・。」
キャンディ(み)「まさか・・・私たちずっとこのまま!?」
なお「それは・・・」
れいか「困りますね・・・。」
やよい「あれ?キャンディは?」
「えぇ!?」
少し目を話してみんなで考え込んでいるうちに、そこにいたはずのキャンディがどこかへ行ってしまいました。
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「イレカワール?ですか。あの、何ですかそれは?」
マジョリーナ「あたしが作った大発明だわさ。」
お巡りさん「発明?あのおばあちゃん、それは・・・」
マジョリーナ「あたしゃまだおばあちゃんなんて歳じゃないだわさ!!」
「イレカワールははめた人間同士を入れ替える魔法を指輪だわさ。」
お巡りさん「魔法?失礼ですけどお仕事は・・・」
マジョリーナ「バッドエンドを作る仕事さね。」
お巡りさん「あぁ、作家さんですね。」
マジョリーナ「え?」
お巡りさん「え?」
マジョリーナ「あんた・・・何を言ってるだわさ?」
というわけでなぜか交番に遺失物届けを出しに来たマジョリーナ。あっさり自分の正体を明かしていますが、さすがに間に受けてもらってはいないみたいですね。すると、適当に相手しているお巡りさんの横を みゆき(キ) が横切っていきます。
マジョリーナ「あぁ!見つけただわさ!!」
お巡りさん「あぁちょっと!おばーーーーーーーーーちゃーーーーーーーん!!おばーーー・・・」
マジョリーナ「あたしゃまだおばあちゃんなんて歳じゃないだわさ!!」
やけに大声で呼び止める変なお巡りさんに突っ込みをちゃんと入れてから、マジョリーナはみゆき(キ) を追いかけます。
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キャンディ(み)「わたしね、考えてたんだ・・・。キャンディはこの世界に来てから、ずっとプリキュアのために頑張ってた。今日だって、キャンディはキャンディなりに、精一杯やってたんだよね。わたし、キャンディに謝らなくっちゃ!」
あかね「そんならな、はよキャンディ見つけなな!」
やよい「もう一度探してみよう!」
キャンディ(み)「みんな・・・」
いつだって困った時は仲間がいる。5人はいつでも一緒。だから、今は探して仲直りしよう!
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公園で遊んでいたキャンディ。普段は みゆき たちの前でしか自由に動けないので、みゆき の体の今なら、誰にも気を使わずに遊べます。でも、砂場で女の子と遊んでいても女の子はお母さんの迎えで帰ってしまいます。
ひとりになってやっぱり淋しいキャンディ。みゆき と喧嘩してしまった後ろめたさはあるものの、みんなのところへ帰って・・・。
マジョリーナ「見つけただわさ!!さぁ、その指輪を返すだわさ!!さっさと返さないとーーこうだわさ!!」
やっと追いついたマジョリーナ。見付けてから陽が暮れるまでなぜ出てこなかったのか気になるけど、いつもの絵の具と白紙の絵本でバッドエンドタイムの始まりだ!
マジョリーナ「人間共の発したバッドエナジーが、悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせて行くんだわさ!!」
砂場の子供はバッドエンドで、遊びにしらけてしまいます。緑色になった空を覆う蜘蛛の巣の空間が広がり、みゆき(キ) は慌てますが、スマイルパクトを取り出して・・・。
「プリキュア、スマイルチャージクル!!」
って意気込んでみたものの、やっぱりそう簡単にはいきません。見た目は みゆき ですが、中身はキャンディ。プリキュアになるには中身の問題。中身が入れ替わってしまった以上、キャンディのままではキュアハッピーにはなれないようです。
マジョリーナ「ははーん?お前あの妖精だわさ?」
しかも語尾で みゆき の正体がキャンディだってバレてしまいます。
「待ちなさーい!!」
みゆき(キ)「みんなー!!みゆき・・・来てくれたクル・・・。」
キャンディ(み)「もう、当たり前でしょ。」
マジョリーナ「出たなプリキュア。だがキュアハッピー、お前は今変身できないだわさ!」
キャンディ(み)「そうだった!」
あかね「その分ウチらが相手や!!」
足りない分は仲間で補う。それがチームであるが由縁。スマイルプリキュア、変身です。
「「「「プリキュア、スマイルチャージ!!!!」」」」
「Go!!Go!! Let’s go!!」
「太陽サンサン熱血パワー、キュアサニー!」
「ピカピカぴかリンじゃんけんぽん、キュアピース!」
「勇気リンリン直球勝負、キュアマーチ!」
「シンシンと降り積もる清き心、キュアビューティ!」
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「いでよ!!アカンベェ!!」
サニー「ちっちゃ!?」
マジョリーナ「見た目で舐めると痛い目を見るだわさ!」
今回出てきたアカンベェは、公園の遊具のひとつ、なんかばねの着いた乗り物です。
大きさはマジョリーナと変わりませんが、その小ささは存外にすばしっこく、なかなか捕まえられません。
「アッカンベェ!!」
サニー「うわ!!」
すると、隙をついてアカンベェはサニーたち目掛けてバネを飛ばしてきました。これが見事に体にがっちりハマってしまい、マジョリーナの指輪と同じように抜け出す事ができません。
マジョリーナ「だから言っただわさ!後は・・・おまえたちだけだわさ!おまえたちがその指輪を拾ってくれてラッキーだっただわさ」
キャンディ(み)「これはあなたの仕業だったのね!」
みゆき(キ)「どうすれば外れるクル!?」
マジョリーナ「絶対外れないんだわさ!これを使わない限りね。」
キャンディ(み)「それは・・・。」
そう言ってマジョリーナは懐からなにやらラベルが貼ってある瓶を取り出しました。
マジョリーナ「魔法の指輪イレカワ〜ルを外せる唯一の薬、その名も・・・モトニモド〜ル!!」
サニー「そのまんまやん。」
マーチ「センス無いわね。」
マジョリーナ「うるさいだわさ!アカンベェ!!」
キャンディたちに襲いかかろうとするアカンベェですが、キャンディ(み)を守るために みゆき(キ) がそこに立ちはだかります。中身はキャンディ、本当は怖いけど今はキャンディが みゆき。だから、みゆき なら絶対にこうした。諦めないで、キャンディを守ってくれる。
マジョリーナ「ふん。変身もできないお前が何をやっても無駄だわさ!!」
キャンディ(み)「無駄じゃない!キャンディは必死なの!必死にわたしの代わりになろうとがんばってるの、そのキャンデイの優しい気持ちを・・・バカにしないで!!」
そんな みゆき の言葉にスマイルパクトが反応します。その輝きに包まれて、お互いにあの時の事を謝って仲直り。そしてまさかまさかの・・・・。
「プリキュア、スマイルチャージ!!」
「Go!!Go!! Let’s go!!」
なんとキャンディのままプリキュアになっちゃったー!
ピース「すごい!」
マジョリーナ「だがそんな小さい体で何ができるだわさ!!」
ついさっきまで小さいからって舐めるなと言っていた人が言い返します。
姿がへんてこりんですが、耳を使ってアカンベェと渡り合うキュアキャンディ。
サニーが隙を付いてマジョリーナの手からモトニモド〜ルを手放させ、キャンディがそれをキャッチ。そして、キュアキャンディの必殺技が炸裂します。
「プリキュア、ハッピー・シャワー!!!」
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・・・・・・・・・・・・・・・
マジョリーナ「覚えてるだわさ!!」
マジョリーナも退散して、みんなも元通り。早速薬を使って指輪を外す二人。てっきり液体だから飲むのかと思ったら指輪にかけるんですね(笑)接着剤じゃないんだから・・・。
これで入れ替わった中身も無事に戻って、改めてお互いの大切さが解りましたね。
みゆき「あぁ〜、帰ったら補習やらなきゃ。」
キャンディ「キャンディがまた手伝うクル!」
みゆき「もう〜今度はちゃんとしてよ〜!」
キャンディ「まかせるクル!!」
みゆき「よぉ〜し!行くぞぉ!!」
とりあえずは一件落着。アカオーニはお仕置きされたのかな(笑)
次回は衝撃展開!?
「うそ〜!やよいちゃんが転校!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- アーティスト: 吉田仁美池田彩,池田彩,吉田仁美
- 出版社/メーカー: SMD itaku (music)
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