【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

第146話「最後の一人 Z−ONE」



「扉が、」

「遊星が最後の歯車を止めたか」


 3つの遊星歯車を止め、アーククレイドル中心部の太陽歯車に到着したチーム5D's。


「遊星だ!」
「遊星!」

「みんな、無事だったか?」

「遊星見てよ、これ!」

「その痣は―――」

「オレ、6番目のシグナーだったんだ!遊星やジャック、みんなと同じ!!」

「遊星、お前にも見せてやりたかったぞ。龍亜のデュエルをな」

「龍亜がいなかったら遊星歯車を止められなかったんだから。」

「いやぁ〜それはちょっと言い過ぎなんじゃないっかな〜」

「龍亜、よくやった」

「遊星―――」


 揃った6人の痣を持つ者。既に5D'sじゃないのは言うまでも無いことだが。



シェリー・・・。」

「私も決めたわ・・・。貴方たちと共に戦うと。」


 モーメントを取り巻く2人の因果。父親が残した人類の未来を担う役として―――。

「そうか―――。わかった。」

「遊星―――サングラスの彼は?」

「あれ?」


 伝えなければならない事だ。いつか話さねばならないならそれは今しか無い。


「――――――もういない。彼は遊星歯車を守る者・・・。その正体は―――ブルーノだった」

「「「えぇ!!?」」」

「ブルーノだって!?」

「あぁ。」

「どういう事?どうしてブルーノが・・・。」

「ブルーノの本当の名前はアンチノミーアポリアと同じ、未来を変えるためにゾーンによって送り込まれて来ていたんだ・・・。」

「ブルーノがゾーンの手先だと?」

「それって、ブルーノは敵だったって事?」

「―――っそれは違う、確かにブルーノはゾーンによって送り込まれて来ていた。だが、オレたちと共に戦ったブルーノの気持ちは本物だ!だからこそ、ブルーノは―――。オレと戦う事で教えてくれたんだ、ゾーンと戦うために必要な新たな力を。」


「新たな力だと?」

「それが―――デルタ・アクセル・シンクロ。」

「デルタ・アクセル・シンクロ・・・。」

「そして、自らの命を犠牲にしてオレを守ってくれた。」

「それじゃあ―――ブルーノは・・・。」

「あぁ、オレたちに未来を託して―――。」




「ブルーノ・・・。」

「――――――。」

「許せねぇ!ブルーノを遊星歯車の盾に使うなんて―――。」

シェリー、ゾーンはこの上にいるんだな?」

「えぇ。」

「行くぞ遊星!ブルーノの仇を取るために!」

「仲間を盾に等使われて、このまま黙っていられるか!!」


 ブルーノノカタキヲトルノデス!!


「あぁ、行くぞ!ゾーンの元へ!!」





 残る敵は後一人。



 Zはアルファベットで最後の一文字。


 そこに孤独な一人を表すONEの文字。



 それが最後の一人、Z−ONE。



『チーム5D's。トウトウ来ましたネ。』




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