【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

第138話「未来への架け橋 虹の橋ビフレスト」


「(ゴドウィン。オレもお前と同じ道を行く!オレを導いてくれ。ネオ童実野シティを救うために!)」









「遊星が・・・死ぬ?」



 先週の衝撃的な絵で終わった反動か、今週はやけにあっさりシェリーの言葉を飲み込む一同。


『それがアーククレイドルに来る遊星の未来よ。私はある人にその未来を見せられた。』


「遊星が死ぬだと?適当な事言いやがって。誰だ?そんないい加減な未来を見せたのは!?」


 いい加減な未来を見せるってどういう事w


『・・・ゾーン。』


「ゾーン?」


『アーククレイドルの主。神の力を持つ男。遊星、私たちが異次元で出会った男よ』



 それはいつぞやのセキュリティ潜入事件。ミゾグチの不退の覚悟が炸裂する中、襲いかかってきたシェリーに逆に襲いかかるブルーノがデュエルターミナルで異次元に飛んだあの一件。


「ヤツが・・・ゾーン。」


「そいつがイリアステルの黒幕か。」


『ゾーンがやろうとしている事は正しいわ。もし今、ネオ童実野シティを救えば遊星、あなたは死ぬ。そして未来の世界は滅びるのよ』


シェリー!お前はネオ童実野シティが滅びてもいいっていうのか!!そんな事をすれば数千、いや、数万の命が犠牲になるんだぞ!!」


『けれどその犠牲で、将来何十億という命が助かるわ。そして遊星、あなたの命も。』


「多くの犠牲の上に手に入れる未来が、幸せの未来になるわけがない!ネオ童実野シティを消滅させるなんて間違っている!」


『あなた、死ぬ事になるのよ』


「やって見るまでわからないさ」


「お嬢様!お嬢様は一体どこにいるんです!?」


『私がいるのはアーククレイドル。』


「それでは、奴らに捕らわれて・・・」


『いいえ、ここにいるのは私の意志。ミゾグチ、私の事は忘れなさい。』


「お嬢様!!」


 これにはさすがにショックを隠せない執事。恐らくシェリーが生まれてからずっと守り続けてきたパートナーのような関係だったために、こんなにあっさり捨てられるとは思ってなかったんだろう。


「遊星、あなたがアーククレイドルに来るというのなら、私は全力で阻止する。」


「なんだと!?それではオレたちの敵に回るというのか!?」


 まっすぐな目でモニター越しに彼女は頷いた。その瞳は、誰かに誘導されたものではない。自分の意志でそこにいる、そう物語っている。


「なぜだシェリー!?お前はイリアステルを憎んでいたんじゃないのか!?」


『未来を見て私の考えは変わった。私はあなたたちとは違うの。』


「お嬢様―!!!!」


 そこで通信は途絶える。共に戦い、死線をくぐり抜けた友との決別。


シェリー・・・。」







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