タッグフォース日誌その47
◆恋に仕事に大忙し!狭霧御影の憂鬱〜課長日誌 旅の途中編〜
捜査続行。
せわしなく狭霧さんに振り回される日々、まるでヒモ状態。
今回のゴースト騒ぎの裏に何か巨大な組織の動きを察しているらしく、なかなか思うように動けない様子。
そんなもどかしさの裏で、秘か(?)に想いを寄せる彼のあのカフェへ。
しかし、そこにいたのはジャックとカーリー。ジャック本人はデートではなく、取材のカモフラージュと言っているが、実際まんざらでも無いようだ。
しかし今回狭霧さん自身は、いつものようにカーリーを怒鳴りつける事はなかった。少し前から様子がおかしかったけど・・・。
そして反撃しない狭霧さんに追い討ちをかけるように攻めるカーリー。いつもの修羅場のようでいて、狭霧さんの様子がおかしい事にジャックも戸惑っている様子。結局、この男が煮え切らないからいつまでもこんな感じになっちまうんだな。
ゴースト事件とか関係無い最終章。
確かにジャックを想っているのに、狭霧さんは俺と行動を共にしてくれている。それは、慕っていても簡単に近寄れない彼の背中を知ってか、それとも既に・・・。
戸惑う張本人を巻き込んで、どっちが彼に相応しいかをタッグデュエル。
勝っても負けても涙は見える。それでも勇気を出して、《裁きの龍》2体でダイレクトアタックする狭霧課長。
誰も知らぬ明日に向かって
そうして、彼はその場を去った。
新聞記者のパートナーを隣に置いて。
涙は流さなかった。
それが彼女の強さなのか知らない。
彼の選んだ道だから、そう言って身を引いたパートナー。
それでも朝はやってくる。
事件もまだ先は見えない。
だけど、これで一区切り。
イレギュラーだった二人の朝は、
いつの間にか、当たり前の事になっていた。
明日も頑張ろうぜ。