《アトミック・スクラップ・ドラゴン》
Atomic.つまり原子力。ならば訳すと、《核廃棄物竜》。なんつーやばい名前だ。
《アトミック・スクラップ・ドラゴン》
☆10/地属性/ドラゴン族・シンクロ/ATK3200/DEF2400
「スクラップ」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚と、相手の墓地に存在するカード3枚までを選択して発動する事ができる。選択した自分のカードを破壊し、選択した相手のカードをデッキに戻す。このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついたモンスター2体を選択して特殊召喚する。
まぁ、基本どんな効果を持っていてもレベル10という時点で苦しい部分はあるが、まぁ、攻撃力だけで殴る《ギガンテック・ファイター》や《A・O・J ディサイシブ・アームズ》の代わりにエクストラに入れられるのはありがたい。全く効果が使いモンにならないわけでもないし、後半でアド差が開いてきた所に真価を発揮するカード。まぁ、つまりプレイヤーの腕次第って事です。
ただ、問題は出す方法。《スクラップ・キマイラ》には他のシンクロ素材も【スクラップ】でなければならないルール効果がある以上。他の低レベル(スティーラー、綿毛トークン)モンスターを挟めないのが最大の難点。そして、【スクラップ】には“レベル2のモンスターがいない”事。つまり、キマイラ召喚からのキマイラを絡めたシンクロでは厳しい結論になる。
頑張っても
キマイラ+ビースト+サーチャー×2
だが、これでは4枚消費している上に《アトミック・スクラップ・ドラゴン》の効果の発動する関係上さらに1枚こちらは負担が増える。しかし、相手の場に干渉しない事もあって出した所で制圧力は小さい。
毎ターン使える。というのもウリの一つだが、大きいモンスターほど場持ちは乏しい。
そこで少ない消費(それでも最低3枚+効果に1枚)の組み合わせは、
(※ソルジャーは無視するカタチ)
ゴーレム+ビースト+レベル1(サーチャーetc)
ゴーレム+ゴブリン+レベル2(ライコウetc)
が無難なところ。ただ、この展開が自分の場にあるなら、とりあえずトリシューラするのは確実。それが後半なら後半であるほどですね。
ただ、【墓地BF】等と戦う場合は、奈落、幽閉、トリを考慮して《異次元からの埋葬》と《異次元からの帰還》は積んであると思うので、デッキに戻す効果は一応重宝しますね。
少しずつ【スクラップ】は増えてきているので、STORの他の【スクラップ】も期待。今の所《スクラップ・オルトロス》も1〜2枚を検討中。レベル2のチューナーがくればまた化けるかも。
発売までこういう考察しているのも遊戯王のひとつの楽しみですね。