【FGO アニメ感想】Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア 第9話「おはよう、金星の女神」【宝石に目がなく、大事なものをうっかり無くし、惚れっぽい女神さまです】
FGOアニメ化してくれて良かった。。。。このキャプは私が死んだら墓石の中にUSBと一緒に入れておいてください。
もう9話もう9話!そのくせ放送時間が体感10分ぐらいのアニメFGO。
戦いもいよいよ本格化し、脱落するサーヴァントもいる中で、今回はイシュタルにスポットがあたったお話でした。
いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、ダ・ヴィンチちゃんとロマニのこの距離感が本当に素敵。当時脳内でこんな感じで言い合ってたらいいなーとか思っていたものがそのまま映像化されているとそれだけで私は成仏してしまう(まだ死んでない)ので、BD待ったなしですね。
さて、今回はイシュタルをスカウトするお話。
イシュタル神殿に呆れる藤丸ですが、アナのなんとも言えない表情もいいですね。ネタバレなので深くは言えませんが、彼女の元ネタもこういう感じの表情してそう。
戦闘良い。
マシュがちゃんと忘れずシールダーしているのがいいですね。ゲームでは割とアクションが地味な感じですが、逆にアニメで動くとものすごく映えますね。
危ない!ってなったときのさすマシュ(さすがマシュの意)はついつい拳を握りしめてしまいます。
「なん...だと...」
ギルガメッシュ直伝、女神買収作戦。
バビロニア舞台では、藤丸がなぜか某声高社長の通販番組風にプレゼンしていましたが、今回は演技ばればれの棒読みでしたね笑
しかし、そんな大根演技も気にならないほど、目の前で散らばった宝石に狼狽するイシュタル。
スキル黄金率を持ち、世界のあらゆる財宝をその宝物庫に持つといわれるギルガメッシュが相手では、金運ゼロ(金星の女神なのに)のイシュタルは相性が悪いですね。
ちなみに、ギルと凛がコンビ組んだら最強では?という話は、型月界隈ではずっと語られている有名な話ですね。ポイントは、凛もギルも聖杯そのものに全く興味がないので、割とお互いの利害は一致しやすいとか。
「フォウフォーウ......」(フォウくんが雑魚認定した瞬間)
話せば話すほど、女神の威厳が薄れていくイシュタル。
メソポタミア屈指の破壊兵器、神獣グガランナの行方は・・・・?
ちなみに、何かを誤魔化すときに「オホホホホ...」となぜかルヴィアっぽくお嬢様出しちゃうのも凛っぽいですよね。
ラブコメの波動。
イシュタルが言うには、宿主の人間と自分の人格が溶け合って、イシュタル7、宿主3の割合と言っていましたが、このあたりはもう完全に宿主(しかも、割と素直な部分)が出ていましたね。
凛の二面性というか、UBWルートやっていればわかりますが、強気で意地っ張りな部分と、心を許した誰かに支えてほしい少女らしいところがイシュタルの二面性として表現されていました。
気になっていたくしゃみの見せ方はなるほど、、、一見すると目の前の焚き火の灯りが強く当たって見えにくいようにも映りますね。だから、見間違いかどうかと一瞬焦る藤丸の心境もよくわかります。
特に後半は、植田佳奈さんのイシュタルとの演技分けがすごくて、Aパートで見た勝ち気だけどどこか親しみのある元気な女の子とまた違い、Bパートのイシュタルは内気でネガティブで気弱な少女、という雰囲気が出ていました。
同じキャラクターを演じつつも、そのキャラクターの持つ二面性をうまく表現していて、本当に素晴らしかったです。
自分のことを恐れているのではないか、と不安になるイシュタルの姿は新鮮でした。
藤丸の言葉に動揺してしまい、顔が赤くなるのを咄嗟に隠す仕草とか、もう最高です。
最後に藤丸が「おやすみ、女神様」と言ってからサブタイトル「おはよう、金星の女神」と切り替わる演出が本当に良くて、細かいところを最後までしっかり作り込まれているんだなぁとスタッフの愛を感じました。こういう見せ方も映像作品ならではですよね。
次回はいよいよ最後の女神登場!ジャガー旋風も巻き起こる?!