【FGO】ぐだぐだ帝都聖杯奇譚-極東魔神戦線1945- 第七節「記憶」
オルタと向かったのは、セイバー、沖田総司の戦線。
まるでこちらが来るのを知っていたかのように、沖田さんは剣を構えて待っていた。
沖田さんは、やっぱりカルデアの沖田さんじゃない?
そうだよね。。
そうして、沖田と沖田、二人の決闘が始まった。
オルタの様子が・・・?
オルタは構えを変えた。先程までの無規則な立ち振舞とは違う、沖田総司と同じ剣術を極めた剣士の構えに。
そうだ病弱スキル、沖田さんなら長期戦は不利のはず。
な、なんだってー!病弱がない沖田さんなんて、パーフェクト沖田さんじゃないか!
本気で来るーーーーー!
二人の戦いは、もはや素人の目には見えないほどの激しく、眩い打ち合いだった。
どちらも譲らず、己の信念を貫き通す剣筋。
打ち合い、打ち合い、打ち合い、打ち合い。
そして徐々に、さらに、オルタは沖田総司の剣術を覚え、そして、超えていく。
オルタは、思い出していた。
彼女は沖田総司の別側面、それは沖田総司が到達したかもしれない、英雄として姿。
もしかして、沖田さん・・・。オルタを鍛えるために?
新選組の羽織は、それ1つが概念礼装であり、宝具となっている。
オルタに与えられたことで、彼女はその霊基を完成させたのだ。
沖田さん・・・・。
全てが終わる時・・・?
轟々と燃え盛る大地。
それは、彼女の宝具によって煉獄と化した世界だった。
ただいま戻りましたー。龍馬さん?お竜さん?
え!?信勝くん!!?