【FGO】ぐだぐだ帝都聖杯奇譚-極東魔神戦線1945- 第一節「帝都」
どこかで誰かが呼んでいる。
そうか、、、、、、、わかった。
コラボか。
そこは道路の真ん中だった。誰も乗っていない路面電車が、煌々と灯りを照らして夜の街を照らしていた。
時代はそこまで昔じゃない。恐らく1900年代の日本。幕末よりはもうちょっと先ぐらい?
周囲を覗うと確かに警報音が街中に鳴っていた。
街の住民は皆散り散りに走り回っている。まるで、なにかから逃れるように。
あの、ここは?
とりあえず場所を聞いた。
東京。すると時代的には文明開化の~なあの辺りか。
と、そこにいつぞやのぐだぐだ事件で現れた(雑魚)エネミー。ちびノブの姿が。
またノッブがやらかしたのかな。人工聖杯を暴走させたーとかなんとかで。
え
目の前で男が倒れた。脳天から出血していた。即死だ。
ちびノブはいつもの陽気な調子で、街の住民を銃殺していた。
逃げ・・・
目の前で次々と人が殺されていく。
おもちゃみたいな火縄銃が無差別に市民を射殺していく。
走った。行く宛も無いが、間違いなくここに居たら訳も分からず巻き込まれて死ぬ気がしたからだ。
そうだ、まずはノッブを探そう。きっとちびノブを量産して暴走させてしまったとかそういうやつだろ・・・。
すると、すぐ目の前に魔力反応。サーヴァントだ。
噂をすれば・・・。闇雲に走っていたが通りの向こう側にノッブの姿が見えた。
あ、ノッブちょうどよか
え
足元が崩れて地面に体を打ち付けた。
脇腹が猛烈に痛い。これ、確実に撃ち抜かれている・・・。
その声は、聞き慣れた彼女でありつつも、冷酷な別人に聞こえた。
とどめを刺す気なのか、信長は銃口を倒れた自分に向けた。
いったい、なに、が、、、
彼女は何の躊躇いもなく引き金を引いた。距離は約5m。だめだ、避けーーー。
キィン
!?
銃弾は弾かれた、今目の前にいる少女?の剣で。
あれ、よく見ると・・・沖田さん・・・?
す、すごい!ビーム撃った!!
お、沖田さん、ついにセイバーとして最も重要なビームを会得したんですね!(脇腹ドクドク)
まずい、敵の宝具が来る!?
よく見ると、沖田さん?は、沖田さんらしくない剣の扱い方をしている事に気づいた。剣術と呼べるにはめちゃくちゃで、まるで外国人が見よう見まねで刀を振り回しているだけのようにも見える。
ていうかよく見るとステータスレベル「1」じゃないですかーーー!!!!?
なんとかしなきゃ・・・!
ぼそぼそと何かを言っている。いや、言いたいけど伝え方がわからないといった表情だ。
ダン、ダン!
キィン!キィン!
そこには美女?が立っていた(ていうか宙にふわふわ浮いている・・・。)
銃弾を弾いた?まさか、サーヴァント!?
すると、美女?の後から白いコートに身を包んだ優男が出てきた。
ダン、ダン、ダン!
キィン、キィン、キィン!
あの、あなた達は?
さ、坂本龍馬ーーーーー!!!!