【FGO プレイ日記】序/2017年 12月26日「第1節」【プロローグ】
全ての特異点は修復され、人類の危機は去った。カルデアスはその役目を終え炉心の火を落とした。
魔術協会からの査問団到着が目前に迫る中で職員達はこの先の行く末を思い、
帰る時を迎えた主人公もまた、この場所での思い出をかみしめるように館内を見て回っていた。
そして、カルデアは新たな訪問者を迎え入れるのだが───
んーーーーー。
耳慣れたアラーム音で目を覚ました。いや、いつもの音と一緒に、ふかふかの感触が・・・。
そっか、クリスマス終わったんだっけ。。。
エレシュキガルと再会し、無事カルデア側に召喚することもできた。
もちろん、人理修復が終わった今、新たなサーヴァントの召喚は協会には内緒だが・・・。
外のアラーム音が聞こえていたようで、マシュが部屋に入ってきた。
そう。元々ここには(半分拉致気味に)バイト感覚で連れてこられたんだ。
だから、まさか自分が人類の歴史を救う戦いに挑むことになるなんて、思ってもみなかったな。
実は、すごい給料をもらってそれどころじゃないんだ。
貯金かぁ。まぁ元々使う当てもないんだけど・・・。
無人で扉が開く。いや、フォウが空けて出ていったのか。
あと少しで、この部屋ともお別れかぁ・・・。
今まであまり実感が湧かなかったけど、でも、否が応でも感じてしまう。
こうなってくると馴染みの場所が恋しくなる。
管制室にでも顔を出そうかな。
向こう側から職員二人が話しながら歩いてきた。
ただの技師?
そう言われると、なんともくすぐったいものだ。
だって今までやってきた冒険は、どこか自分じゃない他人事のように思えるし、実際に戦ってくれたのはマシュたちや他の英霊だ。
だから、自分が特別どうだった、って認められたいなんて、そんなことは、たぶんない。
もうすぐお別れになるというのに、彼女は相変わらずこの調子だ。
余計なお世話でーす。
皮肉交じりにそう言い返す。
彼女は何も言わず、くすりとだけ笑った。
はい。どうぞ。
確かに、詳細はあまり聞いていなかったですね。
うん、こうして改めて言われると全然実感湧かないんだけどね。でもつい最近は冥界の深層とかにも潜ってたし・・・。
新しい、カルデアですか?
ムジーク。それって、、、ええと、、、、
人理を守る戦いだったのに?(くだらないことに使っていたという話は無しにして)
・・・。
そんな・・・。
提出書類?
突然別の所から声がした。まぁ、声の主はすぐに検討がついたけど。
しかし、ダ・ヴィンチちゃんを除く全サーヴァントは既に座に退去したはず。。。
万が一の、保険。
武闘派?バリツでは・・・・ない?
ゴトン、とスーツケース大の特殊なケースを机の上に置いた。装飾は高性能カメラのようだが、なんだろう?
地球?
隠された特技?まさかスーパーバリツ!
あぁ、そういう。。。
残り少ない何気ない日常の日々。
しかしてそれは突如終わりを告げる。
誰も予想し得なかった、最悪のカタチで。