【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

【FGO】Epic of Remnant 亜種特異点II 伝承地底世界アガルタ「アガルタの女」【第11節 前進の火】

「空想からの征服」「地下大空洞」「女戦士たちの雄叫び」
「桃の芳香」「暴虐と狂乱の英雄」「煌々たる城塞」
「幻想都市」「歪みなき願いの歪み」「無空の天」
「黄金の密林」

時代 A.D.2000年代
場所 中央アジア
人理定礎値 ??

氾濫する幻想都市、悪辣なる理想郷
その地を支配するは、百花乱れる『女』たち──


・前回までのあらすじ
アストルフォとデオンと共に、第二の亜種特異点地底世界「アガルタ」にレイシフトしたマスター。
そこで、はぐれサーヴァントになっていた若き日のフェルグス・マック・ロイと出会う。

シェヘラザードの発案でエルドラドを目指すレジスタンスだが、その動きは既にアマゾネス達に読まれ、密林で奇襲を受ける。

女王バーサーカーの猛攻を凌ぎながら、なんとかアジトの桃源郷に戻った一行だが、その戦力は既に半分しか残っていなかった。













誰も何も言わない。何を言ったといてもこの空気は変えられない。

これは完全な敗北であり、唯一であった勝機を逃してしまったのだ。














レジスタンスの男たちは戦意を失っていた。

あのアマゾネス達の雄叫びは一種の集団催眠のように、男たちに絶対的な恐怖を植え付けていた。





そんな空気を破るように、ライダーは大声で言った。











男たちが食事に出た後、さすがのライダーも落ち込んだ顔は隠せなかった。

















その夜は桃源郷に来て、一番静かな夜だった。


みんな、戦いで死んだ仲間を弔って、静かに酒を酌み交わした。






































シェヘラザードは僅かに笑ってみせた。









何を当たり前のことをと、シェヘラザードは不思議に思った。

















「・・・。」











あぁ、これはもうダメだ。


そう思ったから、もうこうするしかない。


勝てない勝負はしない主義だ。


勝つためならどんな汚いことでもやる。


勝つためならどんな酷いことでもやる。


手段はどうでもいい。結果が全てだ。


最期に幸福を掴むのは、それを信じるものだけだ。


だから前へ。今は前へ。


これはそのための。
















うーん、新事実、アストルフォはモフモフ・・・(フォウを抱きながら)





突然、体が宙に放り出されてそのまま担ぎ出された。

チラリと窓から外の様子を見て愕然とした。



起きたら、燃えてる!!!!????




燃えて崩れる自分たちの住処に、男たちは何もできずにただただ立ちすくんでいた。








ライダーが怒轟を飛ばして男たちを動かす。こんな状況下でも冷静だ。








近くの川から水を汲み上げ、全員で消化にあたった。


体力が尽きる朝方、ようやく全ての火は消えた。





























ライダーの言葉に男たちが一人、また一人と立ち上がる。

絶望していた男たちの表情に希望の光が映りだした。

















良し、聞かせて!



















ライダーは何も言わない。黙ってシェヘラザードの言葉を聞いていた。





シェヘラザードが指し示した作戦。




それは・・・・・・。












地底大河。




一行は密林の間を流れる河の上にいた。










え、あ、あれはセーラー服ナイト!!(二度見ガン見)










(じゃあ・・・)








半日前




































どうやら運河の一部は、アマゾネス達が簡単に船を通せないように関所を作っているらしい。


見張り番が知らせたのか、関所に近づくと一斉に弓矢が飛んできた。


それをフェルグスが叩き落として、デオンとアストルフォが関所のアマゾネスを返り討ちにする。

















密林の奥地に、大きな建造物が見える。エルドラドの名の通り黄金に輝くゴールデンな神殿だ。





船の速度が突然落ちる。

河の流れが変な所で逆流している。






立ち上る大きな水飛沫。まるで水中で爆弾が炸裂したかのような衝撃。


そして、ドスンと大きな衝撃音と共に、船体にあの怪物が現れた。




メガロス








周りを一切気にせず、メガロスは咆哮した。この調子じゃすぐにアマゾネスにこの場所が知られてしまう・・・!



全員一丸となってメガロスに向かった。


しかし、勝つのは不可能だった。




宝具「十二の試練(ゴッド・ハンド)」


ヘラクレスの伝承にある十二の試練、その数だけある生命のストック。それがメガロスに発動している。


一度だけ殺すなら勝機はあった。だが、彼を倒すには「十三回倒さないと倒せない」。


しかも、並大抵の攻撃はその岩のような筋肉が簡単に弾いてしまう。


どんなに宝具を浴びせても強い耐性と耐久力で防がれてしまう。


今まで出会ったどんなサーヴァントよりも、驚異的な存在。


まさに「天災」というだけの存在だった。




強すぎる・・・・!!



















ライダー、もしかして記憶が・・・!?












ざぱぁん!と大きな音を立てて、巨大な帆船が姿を現した。


そこに乗り込みライダーは一人舵を握る。


すると、船から巨大な「錨」が飛び出し、メガロスを雁字搦めに縛った。








ダ・ヴィンチちゃん、知っているの!?











体の自由を封じられ、メガロスはさらに激しく雄叫びを上げた。










え、それってどういう






なにーー!?






へ、アキレウス












真名がわかったってこと?












なんかもう色々とあっちこっちで雄叫びが上がっている。


大きな台風がぶつかったかのように、あらゆるものが破壊され、暴風に飛ばされ、河に投げ出された。












サンタマリア号も、イース船も壊れ、全員河に投げ出された。





河に沈む体を懸命に動かしたが、意識はついに途切れてしまった。




















そうして、、、、、、