【FGO】「魔法少女紀行 〜プリズマ☆コーズ〜」 2wei! - 大海原と竜の国【III】
マスターが目覚めた場所は、見知らぬ景色。
そこは魔法少女が治める魔法の国だった・・・!?
突然飛び込んできたうさん臭い魔法のステッキに導かれ出会った少女。
右も左もわからぬ不思議な世界で、
友人を探しているという少女を助けることに―――
・前回まで
異世界に迷い込んだマシュとそのマスター。同じく異世界からやってきた自称魔法少女イリヤスフィールとそのステッキマジカルルビーと共に、攫われた友人を助けることに。
美遊の情報を求めて一行は、「大海原と竜の国」を治める女王メディアとそのお供イアソンくんに出会う。自分の国で静かに暮らしたいメディアは、イリヤの申し出を断る。さらに、そのまま話し合いで終わる所をイアソンくんがメディアを消しかけたことで、話し合いは戦いに縺れ込んでしまった。
というか、☆4SR以上が5枚もある....。イリヤとアンジェリカ以外全部使ってないけど、これで運を使い果たしたかな。
早速宝具レベル2に。これでオーバーチャージでバスター威力アップが滾る!
相手は超回復魔術の使い手。こちらが与えたダメージを無かったかのように片っ端から治癒していく。
どれだけ攻撃しても彼女は倒れない。
しかし、それでもこの魔法少女戦、決してこちらが不利というわけではない。
どれだけ回復しようと、それが治癒魔術である限り限界がある。
魔術は、大気中のマナと術者の魔力によって起こる奇跡の現象。
メディアの治癒魔術は、確かに彼女自身の膨大な魔力によって、繰り返し発動させているが、大気中のマナには限界がある。
それが魔術である限り、大気中のマナが薄まれば、チャージに時間がかかる。
こちらの予想通り徐々に治癒の間隔が長くなるメディア。
一方で、平行世界から無限に魔力を供給する規格外な仕様のせいで、マジカルルビーの魔力は尽きることはない。
術の行使自体は、まだまだ未熟なイリヤに委ねられることになるが、それでもメディアの治癒能力をルビーの魔力供給は遥かに凌駕していた。
つまりは、長期戦によるゴリ押しである。
残していた貴重な魔力。それをメディアはイアソンくんに向けた。
イリヤ「(誰に?)」
かつてこれほど踏み込みにくい掛け合いがあっただろうか。。
あぁ、ついに言っちゃったか。。
この手のマスコットは不死身だな。。
そう言ってイアソンくんが放ったのは、メディアの持っていた宝石だった。
その瞬間だけこのマスコットは、人間らしい憂いの顔を浮かべた。
彼は徹頭徹尾、生涯自分にこだわり続けたが、ただひとつ、いつも傍らに置いていた彼女には、善意も悪意も含めて、常に気にかけてきていた。
(ギャグマンガみたいなオチだったな。。。。。。。)
メディアさんも昔は若かったという事を改めて認知した。
かくして一行は、次なる目的地「死せる書架の国」を目指す。
名前が物騒すぎる。。。