【復刻記事:FGO】「魔法少女紀行 〜プリズマ☆コーズ〜」 3rei!! - 死せる書架の国【II】
『復刻版:魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~ -Re-install-』告知CM
マスターが目覚めた場所は、見知らぬ景色。
そこは魔法少女が治める魔法の国だった・・・!?
突然飛び込んできたうさん臭い魔法のステッキに導かれ出会った少女。
右も左もわからぬ不思議な世界で、
友人を探しているという少女を助けることに―――
・前回まで
異世界に迷い込んだマシュとそのマスター。同じく異世界からやってきた自称魔法少女イリヤスフィールとそのステッキマジカルルビーと共に、攫われた友人を助けることに。
3つ目の国「死せる書架の国」に入った一行は、中心部にある廃墟に辿り着いた。周りの様子を見てくると転身して飛行するイリヤを見送った後、マシュにこの世界に来る直前、管制室で起こった奇妙なことについて話した。
マシュにはその時、カルデアの管制室で起こった事象説明した。
マシュの普段の姿とデミ・サーヴァント化した姿が、まるで点滅するライトのように交互に入れ替わって見えた不思議な光景のことである。
やや不穏な気配が漂いつつ、上空からイリヤの声が聞こえたので、そちらに目を向ける。
よし、デミ魔法少女に変身するフォウ!(どこまでやったら怒られるかの境界線を見極めている)
(あ、流された)
(あ、ごめんなさい。)
現れたゴーストはいつものテラーゴースト達ではなく、いつぞやのマンションに現れた少女の姿をしていた。
悲しい虚ろな表情と明らかな敵意を持ってこちらに襲い掛かってくる。
とりあえずお祓いとかできないので、魔力で一層。怯えながらもルビーの力で対抗するイリヤ。
しかし、お化けの数は減らない。そもそも“減っている”のか怪しい。なにせ実体とか無いのだ。それこそ無尽蔵かもしれない。
ん?
もしかするとですが、ブラヴァツキー婦人?
む、中々一線を弁えてらっしゃる。
おろ?ロマンの通信干渉を理解している?
よし、変身解除だ(悪ノリ)
(ホ)
エコー?確かイアソンくんもそんな事を・・・。
いやさっきおもいっそ襲われたけど。。。
ファースト・レディ?
だんだん話が飲み込めてきたが、だんだん複雑になってきたな。。。
やっぱり、ここは居場所を失った魔法少女が行き着く終着点だったのか。。。
しかし、現役(?)のイリヤたちはなぜこの世界に?
マシュのマシュコットなら悪くないフォウ!(フォウくんが居たら間違いなく噛みつかれてるな)
そういってレディ・エレナは赤く煌めく宝石を取り出した。心なしか光が他の宝石より弱まって見える。
まぁ、そんな7つの竜玉な流れな気がしましたけどね。
お互い譲れないものがある。諦めたとしても、誇りがある。
だから、これは意地のぶつかり合い。
魔法少女だって、夢を見る。
いやむしろ、夢しか、見ない。