【真夏の方程式】 ガ リ レ オ 【変人物理学者 湯川学】
帝都大学物理学第十三研究室に彼はいた。
生徒からは変人ガリレオのあだ名で有名であり、
インスタントコーヒーをこよなく好み、
子供は苦手嫌いであり、
理屈家であり、
納豆好きで、
警察が嫌いで、
非論理的なことを許さない。
「現象には必ず理由がある。」
物語は、警視庁の管轄で起こる不可思議な事件。
念、神通力、ポルターガイスト、テレパシー、予知夢、
ダウジング、幽体離脱、霊視。
科学・物理学をこよなく愛し、常に実験と仮説の証明に全神経を注ぐ。
「さっぱりわからない・・・・・・。」
彼にとって問題なのは、追求することができなくなることであり、
不可解で、未知数であればあるほど、彼の好奇心は留まる所を知らない。
彼は問題に、壁にぶつかった時、普段は見せない笑顔を見せる。
人は問題に対して、答えを知った時初めて喜ぶが、
彼はわからない事にさえ喜びを感じる、そういう男なのだ。
そして、頭の中であらゆる仮説を立て、そして呟く。
「実に面白い。」
映画、「真夏の方程式」観てきました。
ガリレオシリーズ最も切ない事件。少年と博士の一夏の事件簿。
原作は一足早く一年前の発売時に読了してました。なので、その時の記事をぺたり。
http://d.hatena.ne.jp/must-ard/20110707#1259298215
今作はドラマ版の延長戦上なので、内海は海外研修中、物語は岸谷が中心となって湯川のサポートに回ります。
一番の醍醐味は、ドラマ版が岸谷が主人公なら、映画版は湯川が主人公として描かれているところですね。
事件が起きてから湯川が巻き込まれるのではなく、湯川自ら事件の発端から解決までいつものガリレオ節で関わっていくという感じ。
文明が限られた田舎の民宿で、少年と過ごすという今まででは考えられないシチュエーションも面白いです。
あの子供と話しただけでじん麻疹が出る湯川が、少年の夏休みの宿題のために物理学を発揮します。
そして、ドラマでは高飛車な岸谷も、今回のエピソードで一段階成長します。
真相は深く、今回彼女の活躍なしでは事件解決は難しかったでしょう。
「忘れるな、君は一人じゃない。」
ガリレオシリーズの中でも異色のテイスト。
湯川が出会った海辺でのある家族の物語。
事件を握る鍵は・・・・・・
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