最近読んだ本。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/02/10
- メディア: 文庫
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一応物理学者湯川学のガリレオシリーズの1巻。
一章から五章までに「燃える」「転写る(うつる)」「壊死る(くさる)」「爆ぜる(はぜる)」「離脱る(ぬける)」の5つが載っている。
「燃える」はドラマ版ガリレオの第1話、
「転写る」はドラマ版9話、
「壊死る」はドラマ版4話、
「爆ぜる」はドラマ版9話、
「離脱る」はドラマ版2話にそれぞれ描かれている。
人体発火現象で死んだ不良青年の謎に迫る「燃える」
遺体の顔が写るアルミ板。アルミ板に顔型を精巧に写すのはどう考えても不可能だと云う「転写る」
死因は心臓麻痺。事故にしか見えない遺体の胸の皮膚はなぜか壊死していた「壊死る」
原因不明の海岸爆発事故。テロ行為とも見えるその真実は―――「爆ぜる」
容疑者の唯一のアリバイを証明する少年は、その現場を幽体離脱して見ていた「離脱る」
どれも面白い名作ですね。読み物に困っている人は是非この本を手に取ってみるといいんじゃないでしょうか。