【Sin】考察
さらばだ、歴戦の決闘者達よ(キリッ
というわけで2月26日に発売されるMOVIE PACKで登場する【Sin】について考察してしてみます。
●《Sin 真紅眼の黒竜》
・採用率がもっとも低い【Sin】。召喚条件は《Sin 青眼の白龍》と同じであり、攻撃力は《闇のデッキ破壊ウイルス》に一歩到達できない。
・【Sin】の中では唯一、元々の属性も【Sin】となった属性も同じ闇属性。
・そのため、《闇次元の解放》を使って除外した《真紅眼の黒竜》をすぐに帰還できる。相手ターンに使えばそれなりに意表は付ける。
・他の対となるモンスターと違って、手札に来た《真紅眼の黒竜》は《闇の誘惑》には対応している。逆に《トレード・イン》に対応していないので手札に来ると一番事故の元になりやすい。
●《Sin 青眼の白龍》
・手軽な召喚条件で攻撃力3000を出せるのはそれなりに脅威。最強カードである《青眼の白龍》を手軽に使えるというのもひとつの魅力。
・《魔のデッキ破壊ウイルス》《闇のデッキ破壊ウイルス》に対応。大抵のシンクロモンスターにも殴り勝てるため、戦線では当初最前線だったが、後に《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》が登場し、その役目を奪われつつある。
・特殊召喚モンスターではあるが、蘇生制限を満たせば蘇生or帰還ができるのはこのカードと《Sin 真紅眼の黒竜》だけの利点である。
・このカードと元の《青眼の白龍》は両方とも《トレード・イン》に対応しているので《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》が戦線に出ていれば、そっちでデッキの回転に一役買ってくれるだろう。
・レベル8なため《Sin パラレル・ギア》の効果で《Sin パラドクス・ドラゴン》をシンクロ召喚する際にはこのカードも候補となる。
●《Sin スターダスト・ドラゴン》
・エクストラデッキから除外するのでメインデッキを圧迫しないエコなシグナーの竜。
・手札で腐ってもレベル8・闇属性なので《闇の誘惑》《トレード・イン》の両方に対応している。《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》などで場が埋まっている時はコストにしてしまってもいいだろう。
・フィールド魔法を守る効果を持っているので《Sin World》もそうそう破壊される事も無いだろう。
・攻撃力も《闇のデッキ破壊ウイルス》に届いているのでいざと云う時のカウンターにもなる。
・3積必須だが、エクストラデッキにも《スターダスト・ドラゴン》を3枚用意する必要があり、金銭面では痛い。
●《Sin パラレル・ギア》
・ほぼ【Sin】専用のチューナーであり、サポートカード無しには《Sin パラドクス・ドラゴン》以外のシンクロ召喚は現状では不可能。
・そのステータスから《機械複製術》や《悪夢再び》で展開&サルベージも容易。
・《スター・ブラスト》で手札の《Sin 真紅眼の黒竜》をレベル6にすれば、好きなレベル8のシンクロモンスターを出せる。《スターダスト・ドラゴン》を出して《Sin パラドクス・ドラゴン》で蘇生すればさながら気分はパラドックス。
・《リミット・リバース》で蘇生して守備表示にした後自壊させれば《Sin トゥルース・ドラゴン》が即座に特殊召喚できる。
●《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》
・脅威の攻撃力4000で登場したサイバー流。社長、完全に負けてます。
・召喚条件も融合モンスターなのでメインデッキを圧迫せず、手軽に神のラインに到達できる。
・《リミッター解除》でワンキルも狙えるなど、書けばメリットがスラスラ出てくる。他の【Sin】が霞んで見える程に。しかし、デッキには同じカードは3枚までなので、このカードが行き届かない部分は他の【Sin】でしっかりと補う必要がある。
・カテゴリの中では《Sin パラレル・ギア》とこのカードだけが機械族。従って《竜の逆鱗》など、他のドラゴン族サポートは受けられないが、そこはごり押しでどうとでもなる。
・まさに「Sinサイバー流」
●《Sin レインボー・ドラゴン》
・こちらも《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》と同じ攻撃力4000。下手な戦略よりも何も考えずに相手のライフを0にできる火力を持っている。
・しかし、【Sin】においては無意味に《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》を入れるリスクがある。しかも元の方が手札に来ると使い道がほぼ0。そのため、手札から除外しても特殊召喚できるのは、かなりの改良点と云える。
・だからと言って安易に3積すると事故の元だが。
●《Sin パラドクス・ドラゴン》
・《Sin パラレル・ギア》から手札の《Sin 青眼の白龍》または《Sin スターダスト・ドラゴン》から手軽に召喚できる。
・《Sin World》が無いと自壊してしまうのが難点だが、他のフィールド魔法の場合自壊→《Sin トゥルース・ドラゴン》に繋げられる。
・攻撃制限効果がこのカードには無いため《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》などと違って複数のモンスターでラッシュが可能。といっても【Sin】自体は複数展開できないので蘇生したシンクロモンスターと一緒にラッシュをかけるのが良いだろう。
・墓地にこのカード自身も蘇生対象になるため、2枚目のこのカードのシンクロ召喚時には墓地の同名カードも蘇生できる。
●《Sin トゥルース・ドラゴン》
・ステータス5000の超火力を持つ最強の【Sin】。
・特殊召喚は任意効果に見えるが、チェーン2以降に【Sin】が破壊されても特殊召喚できる。
・また、効果によって特殊召喚する場合は蘇生制限を無視して出せるので、《おろかな埋葬》等で墓地に送っておけばこのデッキの性質上手軽に出せる。
・破壊耐性は持っていないものの、狙って自分で出して隙を付けばゲームエンドに持ち込める。
●《Sin World》
・ドロースキップによる「パワー・サーチ」。3枚とも同じカードならば狙ったカードがサーチ可能。
・《Sin パラドクス・ドラゴン》のシンクロ召喚を容易にしてくれる強力なサポートカード。
・発動から1ターンのタイムラグがあるため、維持できるように《Sin スターダスト・ドラゴン》を出すなどサポートしていく必要がある。
・このカードがデッキの回転にそのまま繋がるので、なるべく《テラ・フォーミング》などで早めに手札に加えたい。
その他サポート
→《魔のデッキ破壊ウイルス》《闇のデッキ破壊ウイルス》《トレード・イン》《闇の誘惑》《悪夢再び》《リミッター解除》《機械複製術》《テラ・フォーミング》《ダーク・ゾーン》《歯車街》《古代の機械巨竜》《闇の幻影》《ダーク・クリエイター》《ネクロフェイス》