【FGO プレイ日記】序/2017年 12月31日「第8節 人類未踏の旅へ」【プロローグ】
!!!!!!!!ネタバレ注意!!!!!!!!
レフ「ペーパームーン?なんだね、それは?」
オルガマリー「あら?レフにはまだ言ってなかったわね。これは、アトラス院の技術を用いて作った、もう一つのレイシフト技術よ」
レフ「もう一つの?カルデアスとシバを使った技術とは別に、そんなものがあったのか」
オルガマリー「えぇでも。これはもう必要ないわ。だって――――――。」
ダ・ヴィンチちゃんの咄嗟の機転でコヤンスカヤ達から逃げ、一行はついに格納庫にたどり着いた。
それは浸水する水のように、格納庫内の壁・床・天井がどんどん凍りついていく。
もう時間はない。
どくん。
その声は、地の底から伸びた死神の声だった。
え。
振り返って、全てが停止した。
真っ白い凍った床に、真っ赤な血が流れる。
なんだ、こいつは。
何を言ってるんだ。
こいつは、なんで、
なにがそんなに可笑しいんだ!!!!
ダ・ヴィンチちゃんーーーーー!!!!
いやだ。だめだ。そんな、できるわけない。
ここで、あなたを置いていくなんて。
だめだ、だめだだめだ、だめだ!!!
あなたを必ず救う。救ってみせる。
今までだってずっと頑張ってきたんだ。
ずっと一緒に戦ってきた。
誰より苦労して。
誰より辛い目にあって。
まだ、あなたは報われていないじゃないか。
こんな、わけのわからないお別れで。
あなたを見殺しにしていくなんて。
そんなこと、できない。
この霊基グラフを差し出して、令呪も、全部差し出して、それで、それであなたが助かるなら――――――――――――――――――。
例え、■■がなくなったって・・・・・・。
「 ーーーーーーーーーーいや、それは違うよ。」
痛いほどに唇を噛み締めて。
喉まで出かかった言葉を必死で飲み込んだ。
彼女。いや、彼が本当に望むものはわかっている。
俺は、ここでそれを台無しにするのか。
彼はそれで救われるかもしれない。
俺は、ここで殺されるかもしれない。
でも。
でも。
あぁ、まったく。
こんな時、ドクターがいたら・・・なんていうだろうか。
『今までありがとう。Ci vediamo(また会おう)、万能の人』
行くぞマシュ!この霊基グラフには、彼のものもある!きっと、また会える!
ガコン。
最後に見た彼(彼女)の笑顔(ほほえみ)は、「モナリザ」なんかに負けない、世界最高の美しさだった。
薄暗いコンテナがガタガタ揺れだした。
急いで壁のパイプにしがみつき、暴れだしたコンテナに体を打ち付けないように必死で体を支えた。
どぅわぁ!
ああもう、ここで死んだらダ・ヴィンチちゃんの犠牲が!
え、この声は!?
何何!?なにこのエンジン音!タイヤが滑る音!え、これってただのコンテナじゃーーーーーーー!
!?
何がどうなってるんだー!
いやいやいや、そういう問題じゃなくて!
え、なに!?虚数潜航艇!?シャドウ・ボーダー!?人工サーヴァント!?
もう全然展開についていけないんですけど!!!
氷原?ここって雪山なんじゃ?
そこは一面真っ白で。
どこまでも真っ白で。
ていうか真っ白しかなくてーーーーーー!!!
なあああああああああにいいいいいいいいいいい!!!!!?
虚数潜航艇シャドウ・ボーダー。
新しいソシャゲのタイトルかと思えるようなその名前は、ホームズが密かに違法製造していた超特殊車両だった。
ここって南極だったのか・・・!あ、でも標高6000mの雪山だって・・・!
やはり。と言いたくないが、あの状況ならそうならざるを得ないだろう。
覚悟はしていたが、こうして突きつけられるとずしりと重い何かを感じる。
マシュの気持ちは痛いほどわかる。カルデアだけが、マシュの世界で、彼女にとっては家みたいなものだ。彼女の思い出は全てあそこに詰まっている・・・。
マシュのせいじゃないよ。全部あの狐みたいな女史とクソ神父のせいだ。
隕石?
直後、ノイズ混じりの音声がスピーカーから流れた。
聞いたことがない声だった。
これは・・・!
クリプター、人類史の終了・・・?
これは・・・・・・。
海岸線を埋め尽くしている・・・・あの数じゃ、もう・・・・。
何かあるから聞いているんですよね。シャーロック・ホームズ?
もう全然わかんないけど、ここには信頼きる仲間がいる。
だったら、怖いものなんて何もない!
体がふわりと浮かんだ。
夜があって、昼があって、ゼロがある。
世界のどこでもない場所に出て、裏側からコースターを駆け上る。
捻れた自分の体は死ぬほど気持ちわるかったけど。
繋いだまま、震える彼女の手。
その温もりは、とても温かくて。
【Fate/Grand Order OP】第二部主題曲OP:「逆光」by「坂本 真綾」(字幕付)|FGO Part 2 OP : Cosmos in the Lostbelt
これは、人類未踏の旅への、ほんの序章に過ぎない。
【FGO】コミカライズ限定概念礼装・関連サーヴァント強化成功率2倍【コミック発売記念キャンペーン】
2018年1月9日(火)に出版されるコミック「Fate/Grand Order -モルターリス:ステラ-」、「Fate/Grand Order -トゥルス・レアルタ-」の第一巻の同時発売を記念して「-モルターリス:ステラ-」/「-トゥルス・レアルタ-」コミック発売記念キャンペーンを開催いたします!
◆開催期間◆
2018年1月8日(月) 18:00~1月22日(月) 12:59まで
Fate/Grand Order -モルターリス:ステラ-
公式サイト:http://www.ichijinsha.co.jp/special/fgo/
Fate/Grand Order -トゥルス・レアルタ-
公式サイト:http://www.shonenmagazine.com/special/fgocomic/
下記の期間中にログインすると、コミック発売記念といたしまして「聖晶石」1個と「禁断の頁」1個をプレゼント!
◆開催期間◆ ◆プレゼント対象◆ |
カルデアゲートにて、下記の期間中に出現する「FGOコミカライズプロジェクト」コミック発売記念クエストをクリアして、クエスト限定の概念礼装をゲットしましょう!
※「FGOコミカライズプロジェクト」コミック発売記念クエストにアドベンチャーパートはありませんのでご注意ください。
◆開催期間◆
2018年1月8日(月) 18:00~1月22日(月) 12:59まで
◆クエスト開放条件◆
「特異点F 炎上汚染都市 冬木」をクリアしているマスターが対象
◆コミック発売記念クエスト限定概念礼装◆
★★★★SR |
コミック「Fate/Grand Order -モルターリス:ステラ-」および「Fate/Grand Order -トゥルス・レアルタ-」に登場するサーヴァントを対象に、サーヴァントの強化を行った際の大成功(経験値2倍ボーナス)・極大成功(経験値3倍ボーナス)の発生確率が期間限定で2倍になります。
この機会に対象のサーヴァントを強化しましょう!
◆開催期間◆
2018年1月8日(月) 18:00~1月22日(月) 12:59まで
◆対象サーヴァント◆
クラス | レアリティ | サーヴァント名 | 登場作品 |
---|---|---|---|
セイバー | ★★★★ | ネロ・クラウディウス | -モルターリス:ステラ- |
★★★ | ベディヴィエール | -モルターリス:ステラ- | |
ライダー | ★★★★★ | フランシス・ドレイク | -トゥルス・レアルタ- |
キャスター | ★★★★ | ギルガメッシュ | -トゥルス・レアルタ- |
アサシン | ★★★ | ヘンリー・ジキル&ハイド | -モルターリス:ステラ- |
バーサーカー | ★★★★★ | ナイチンゲール | -トゥルス・レアルタ- |
ルーラー | ★★★★★ | ジャンヌ・ダルク | -モルターリス:ステラ- |
アヴェンジャー | ★★★★★ | ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 | -トゥルス・レアルタ- |
シールダー | ★★★ | マシュ・キリエライト | -モルターリス:ステラ-/-トゥルス・レアルタ- |
※1月1日(月) 0:00~1月10日(水) 12:59まで開催中の「2018年お正月キャンペーン」内「サーヴァント強化&概念礼装強化の大成功・極大成功率が期間限定で2倍に!」が終了後、上記対象のサーヴァントのみ期間が延長となります。
◆ソート機能に「キャンペーン」フィルターを追加◆
サーヴァント選択画面やサーヴァント強化画面などに、「キャンペーン」フィルターを追加しました。
特定のサーヴァントのみ、大成功&極大成功率がアップする場合などに対象のサーヴァントのみを表示する便利な機能となりますのでご活用ください。
※サーヴァント強化画面において、強化するサーヴァントを選択する際に、フィルター機能の「キャンペーン」ボタンが、正常に表示されない場合がある不具合を確認しております。
期間限定で、コミック「Fate/Grand Order -モルターリス:ステラ-」および「Fate/Grand Order -トゥルス・レアルタ-」に登場するサーヴァントを対象に、幕間の物語のAP消費量が1/2となります。
※強化クエストおよび曜日クエストは対象外となりますのでご注意ください。
◆開催期間◆
2018年1月8日(月) 18:00~1月22日(月) 12:59まで
◆対象サーヴァント◆
クラス | レアリティ | サーヴァント名 | 登場作品 |
---|---|---|---|
セイバー | ★★★★ | ネロ・クラウディウス | -モルターリス:ステラ- |
★★★ | ベディヴィエール | -モルターリス:ステラ- | |
ライダー | ★★★★★ | フランシス・ドレイク | -トゥルス・レアルタ- |
キャスター | ★★★★ | ギルガメッシュ | -トゥルス・レアルタ- |
アサシン | ★★★ | ヘンリー・ジキル&ハイド | -モルターリス:ステラ- |
バーサーカー | ★★★★★ | ナイチンゲール | -トゥルス・レアルタ- |
ルーラー | ★★★★★ | ジャンヌ・ダルク | -モルターリス:ステラ- |
アヴェンジャー | ★★★★★ | ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 | -トゥルス・レアルタ- |
Fate/Grand Order -mortalis:stella- 1巻 (ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 白峰:漫画原作:TYPE-MOON
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2018/01/09
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
Fate/Grand Order-turas realta-(1) (講談社コミックス)
- 作者: カワグチタケシ,TYPE-MOON
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/01/09
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
【FGO プレイ日記】序/2017年 12月31日「第7節」【プロローグ】
それは、突然の脅威。
誰も予期し得なかった結末。
まだ、この世界は、カルデアは、ーーーーーーーーーー。
く、マシュが辛そうだ。さすがにここまで戦闘続きだ。体の負担を考えると・・・・。
あ。
絶対にあってはいけない人物が目の前にいた。
コヤンスカヤ・・・!待ち伏せされてたのか!?
(こいつは・・・・どこまでノー天気なんだ!)
ん?その言い回し、どこかで・・・。
狐狩り?
無敵の皇女さま?
気づけば、そこに一人の少女が立っていた。
まるで最初からそこにいたのか、少女はこちらを見て石像のように動かない。まるで人間の姿をしているのに、まるで人間味がない。
言葉の意味はわからない。だけど、ダ・ヴィンチちゃんの表情だけでどれだけヤバイのかはわかる。
攻撃の意志を見せない彼女に、ダ・ヴィンチちゃんは全力の宝具を叩き込む。
しかし、彼女は表情ひとつ買えない。まるでそこにいないかのようだ。
そして彼女の反撃。しばらくすると、背後から現れた謎の影にマシュとダ・ヴィンチちゃんは覆われた。
そして気がつけば、HP1、呪い付与というあり得ない現象を引き起こした。
呪いのダメージを受ければ、次のターンで確実に死亡。そこにガッツスキルをかけ合わせ、なんとか呪いによるダメージを防いだ。
汎人類史?異聞帯?
皇女、と呼ばれた少女は、ここではない遠いどこかの存在に語りかける。
そうして、一歩、一歩。
確実に施設を氷漬けにしながら、格納庫に向かっていった。
【FGO プレイ日記】序/2017年 12月31日「第6節」【プロローグ】
全ての特異点は修復され、人類の危機は去った。カルデアスはその役目を終え炉心の火を落とした。
魔術協会からの査問団到着が目前に迫る中で職員達はこの先の行く末を思い、
帰る時を迎えた主人公もまた、この場所での思い出をかみしめるように館内を見て回っていた。
そして、カルデアは新たな訪問者を迎え入れるのだが───
星の営み、■■■の■■。
■■は、■■■■。
■■■■、■■■。では、■■は、どこへ。
■■は、■■。
ようやく格納庫に到着した。一度来たような記憶もあるが、そこには謎の巨大なコンテナが収容されていた。
西館まで?、ということは、、、それは、つまり、、、、
氷づけ!?それは一体・・・!
カルデア以外のサーヴァント・・・。
以前から資料では知っていた。
以前、フユキの聖杯戦争で召喚されたという七騎のサーヴァント。
現代でもルーマニアや、ロシア、アメリカにも記録が残っている。
だが、実際に目にしたことは無い。
その時、管内アナウンスのノイズがダ・ヴィンチちゃんの言葉を遮った。
これは、生存者の声!?
わかってはいる。彼女は、その確率が限りなく低いことを承知で。
選択肢は・・・・ない。
ムジーク!ゴルドルフ所長!?
ゴルドルフ・ムジーク!
それは、そうだけど。。。
マシュ・・・。
ア、、、、、、
一度も認められていない。
一度も愛されていない。
マシュと目が合った。
ゴルドルフの悲痛なその言葉は、初めてじゃなかった。
それは、自分と共に世界を救った女の子が、かつて抱えていた嘆きそのもの・・・。
「来てくれマシュ!その台詞は、もう裏切れない!」
ダ・ヴィンチちゃん。ごめんなさい、ありがとう!
はい!
ダ・ヴィンチちゃんが一際大きな声を上げた。連中を自分に惹きつけるためだ。
ダ・ヴィンチちゃんとマシュの名前が出なかったことにかなりイラっとしたが、それでもここで見捨てるわけにはいかない。
ヤケクソ気味なダ・ヴィンチちゃんだが、ゴルドルフの前に回って、殺戮猟兵との間に立った。
宝具の展開。本来なら新所長の許可が必要だろうが、しるもんか!
良かった。とりあえずこれで後腐れはなくなったね。
もちろん!
一行はゴルドルフを連れて、格納庫へ全力疾走した。道中、敵に気づかれるのもお構いなしなボリュームで、ずっとダ・ヴィンチちゃんは悪態をついていた。
【FGO プレイ日記】序/2017年 12月31日「第5節」【プロローグ】
全ての特異点は修復され、人類の危機は去った。カルデアスはその役目を終え炉心の火を落とした。
魔術協会からの査問団到着が目前に迫る中で職員達はこの先の行く末を思い、
帰る時を迎えた主人公もまた、この場所での思い出をかみしめるように館内を見て回っていた。
そして、カルデアは新たな訪問者を迎え入れるのだが───
銃声、硝煙、血痕、死体。
そこは、いつものカルデアとはかけ離れた世界だった。
■■■■■?
■■■、■■■■■。■■■■■■。
なるほど、大方の状況はこれで、わかった。そして恐らくあの言峰神父が、それに関与していることも。
まだ、ダ・ヴィンチちゃんを放っておけない。
ありがとうホームズ。なんとか頑張ってみる。
ホームズは、他のスタッフの救援を。
怖いけど、自分にはマシュがいるから大丈夫。
・・・死ぬなよ!
ホームズと分かれて、管制室を目指す。
途中見た光景はどこも同じようなものだった。銃痕と血痕と死体。
倒れている人の中で、息をしている人は誰もいなかった。
それは、敵側の目的が殺しであることに他ならない。
これは明確な敵意を持った襲撃。
このままじゃ、誰も助からない。
気づかれないように中の様子を伺う。
既に管制室も占拠され、とても中に入れるような状況ではなかった。
あれはコヤンスカヤ!あの兵隊たちの仲間だったのか。。。ということは、あの神父ともグル?
急いで工房に走る。
ダ・ヴィンチ工房は、利用頻度が高い割にわかりにくい場所にあるのが難点だが、それは彼女がいつかの襲撃に備えてわかりにくい場所に作ったからであった。
慣れた道を直行して、工房の扉を叩く。
その言い方はーーーーー。彼女なりに気遣って、「やはり」という言葉は除いたんだと気づいた。
そうか連中の狙いは、そのサーヴァントの霊基グラフ!
了解です、格納庫に行きましょう!
道中、殺戮猟兵は容赦なくこちらに銃口を向けてきた。
しかし、そこは万能のダ・ヴィンチちゃん。
必要最小限の魔力リソースで切り抜ける、とか言いながら、カルデアを壊されたのが相当頭に来ているようで、でてくる猟兵に片っ端から宝具をお見舞いしていた。
カルデアに残る英霊はダ・ヴィンチちゃんとホームズだけ。マシュもなんとか自分の体を支えながら戦っている。
何も出来ない自分にもどかしさを感じながら、今は前へ進んだ。
【FGO プレイ日記】序/2017年 12月31日「第4節」【プロローグ】
全ての特異点は修復され、人類の危機は去った。カルデアスはその役目を終え炉心の火を落とした。
魔術協会からの査問団到着が目前に迫る中で職員達はこの先の行く末を思い、
帰る時を迎えた主人公もまた、この場所での思い出をかみしめるように館内を見て回っていた。
そして、カルデアは新たな訪問者を迎え入れるのだが───
外の様子が明らかにおかしい。
銃声と、人の悲鳴、怒号。外で何が・・・。
この事態を知っていたとしか思えない言葉を残し、言峰神父は背中を向けた。
神父は最後にこちらを見た。その視線が「生き残ってみろ」と、挑発するような眼差しだったのは、勘違いなんかじゃないだろう。
なんとかして外に出よう。
ガゴォン!
鉄の扉が大きく歪んだ。
明らかにこの部屋に入ろうとしている何者かの仕業だ。
そして、見張りであればここのパスワードを知っているから、今扉を壊そうとしている何者かは、また別の勢力だ。
まさか、サーヴァント?
マシュは何も言わない。それとも言えない・・・?
マシュが前に出る。だが、今のマシュの体はサーヴァントの霊基を受けきれるだけの器を持っていない。
そんなことをしたら、マシュの体に大きな負担がかかる・・・!
ガゴガゴォン!!
さらに外側からの衝撃で扉が歪む。
もし、敵意を持つ者が向こう側にいるなら、ここにいる全員の命が危ない。
そんな言い方をされたら、断れないじゃないか
ごめん。頼む、マシュ!
令呪に念じる。マシュ・キリエライトに、眠っていたサーヴァントの力を、今だけマシュに!
それは一瞬だった。
マシュの再臨と同時に扉が壊れた。外から硝煙と血の匂いが部屋に入ってきた。
そこに、扉を壊した張本人が立っていた。
それは、言葉を発さず、ただ右手を上げ、銃口をこちらに向けた。
マシュは銃弾を盾で弾き、そのままソレを廊下に追い出した。
廊下はどこもかしこも弾痕と血の痕が点在している。ここが自分たちのずっといたカルデアだと信じられないぐらいの惨劇だった。
それは銃口をマシュに向け、連射する。サーヴァントではないが、ソレからも魔力を感じる。今のマシュでどこまで戦えるか。
自分の体力を補うため、宝具を展開。守りに徹しつつも、ソレを確実に追い詰める。
倒れたソレは、意識を失ったのか動かなくなった。
そして、戦闘が終了したと同時に、マシュの武装が強制的に解除された。
マシュ!
息も絶え絶えに笑うものの、明らかに辛そうだ。
しかし、彼の言葉が言い終わる前に、通路の向こうから新たな影が現れた。
ぐっと息を飲み、マシュは再び武装化するも、今にも倒れそうな表情を見せていた。
いやだめだ。マスターなら、最後まで戦いを支援する!
絶望的なこの状況で、一際冷静な声がした。
そうだ、忘れていた。
武装集団は一瞬で吹き飛んだ。
そこに立っていたのはーーーーー
一口パイプの煙をを口に含んで言うホームズの表情に笑顔が無いことで、より事態の深刻さを理解できた。
【FGO プレイ日記】序/2017年 12月31日「第3節」【プロローグ】
全ての特異点は修復され、人類の危機は去った。カルデアスはその役目を終え炉心の火を落とした。
魔術協会からの査問団到着が目前に迫る中で職員達はこの先の行く末を思い、
帰る時を迎えた主人公もまた、この場所での思い出をかみしめるように館内を見て回っていた。
そして、カルデアは新たな訪問者を迎え入れるのだが───
査問会に招集されてしばらく、ダ・ヴィンチちゃんは未だに部屋に戻ってこない。
予期せぬタイミングで突然扉が開いた。ダ・ヴィンチちゃんの姿を期待したが・・・。
こうして目の前で見ると、背丈の高さと体つきがよくわかる。魔術の世界に関わる人間としては、たしかに見たことがない風貌だ。
なんであんな髪モジャモジャなんだろう。
コトミネ・・・。あれ、でも、前天草がそんな名前を口にしていたような・・・。
でも、ダ・ヴィンチちゃんは?
真っ先に気になった質問を投げかけた。言峰神父が、わざとそこを避けていたようにも思えたからだ。
!?
マシュの言い方が変わった。言峰神父に敵意を向けている。
でも、ダ・ヴィンチちゃんの作業って?
それは自分で決めることだ。それに、おまえは信用できない。
それはどういうーーー?
言葉を遮るアナウンス。それは、ダ・ヴィンチちゃんの作業が終わったことを意味していた。
残念・・・?何がですか?
この男は、言葉にしないだけで明らかに楽しんでいる。
この状況を。この展開を。この結末を。
その表情は、当初浮かべていた冷たい神父の顔ではなく、「愉悦」する死神の顔に見えた。
全員が息を呑んだ。誰一人、状況が理解できないでいる。
異常、異常、異常。
通常では考えられない、いくつもの異常の検知。
ダ・ヴィンチの顔から余裕が消えた。
大型客船が氷山に当って軋むような、そんなとてつもない音がカルデアスから聞こえた。
見れば、その球体には大きなヒビが入っていた。
モニターが外の映像を映し出す。
大雪の大地の上に並ぶ無数の人影。
カルデア内部は完全にパニック状態と化していた。
ゴルドルフ氏の叫び声に答える者はいない。
ダ・ヴィンチを除く全サーヴァントが退去したこの2017年最後の日、カルデアは謎の集団の襲撃を受けた。
【FGO プレイ日記】序/2017年 12月26日「第2節」【プロローグ】
全ての特異点は修復され、人類の危機は去った。カルデアスはその役目を終え炉心の火を落とした。
魔術協会からの査問団到着が目前に迫る中で職員達はこの先の行く末を思い、
帰る時を迎えた主人公もまた、この場所での思い出をかみしめるように館内を見て回っていた。
そして、カルデアは新たな訪問者を迎え入れるのだが───
そして、その時はやってきた。
いよいよか。
感心したような男の声が聞こえた。
ら、らじゃー。
うん。これだけでこいつがダメな奴だって事がよくわかった。
そして、後ろには似つかわしくないほどの長身の女の人が。あれ、でもどこかで、見たような。。
ガチャガチャ。と、物騒な音がする。これは・・・
さも何でも無いように言うゴルドルフ氏。
自慢気に掲げている右手は、これを下ろせば蜂の巣だ、とでも言っているようだ。
いつも以上に声量を上げるダ・ヴィンチちゃん。この場にいる全員に聞こえるように、わざと大きく話しているようだ。
一瞬でゴルドルフ氏の表情が曇る。ズバリ図星、ぐうの根も出ないようだ。
自分では対処できないのか、後ろの秘書に耳打ちする。(全部聞こえてるけど・・・。)
(言いくるめられている・・・。そして、あの秘書はこちらにわざと聞こえるように話している、ように見えた)
ぜぇったい嘘だな。
ガチャ。銃口が一歩こちらに近づく。確かに、ダ・ヴィンチちゃんの推理通りとはいえ、今どうすることもできないのは事実だ。
(極めて一方的ですけどね。)
もはや建前は不要と判断したのか、明らかに聞こえる声量でダ・ヴィンチちゃんが返す。
(ニヤリ)
・・・?
そうだったんだ・・・。
というか隙しか見せてないんですが・・・。
・・・。あなたは、一体・・・・!
一緒で良かったね、マシュ。
戦闘というかなんだろうか。あの目。あれは、今まで立ちはだかってきたサーヴァント達とよく似ている気がする。
えーーーー?
ガンガン、と扉を乱暴に叩く音。まるで囚人に看守が言うような口調で、呼び出しの声が聞こえた。
そもそも自分はわかってるというか、詳しくは知らないことが多いんだけどなぁ・・・。
言いようのない不安を胸に秘めたまま、部屋出た。
反抗心ならそっちの方がお持ちじゃない?とか思いつつ、査問会の部屋の扉を開いた。
査問から解放されたのは、それから六時間後だった。
まずは、特異点F「フユキ」から「バビロニア」「ソロモン」。ぐだぐだ本能寺、セイバーウォーズ、贋作騒動、エリちゃん(ランサー)、エリちゃん(キャスター)、エリちゃん(セイバー)、メカエリちゃん(アルターエゴ)の説明、アルトリアとアルトリアとアルトリアとアルトリアとアーサーとアルトリアとアルトリアとアルトリアの話とか、新宿、アガルタ、セラフ、下総、セイレム、そして冥界下りまで、今までの全てを説明させられるハメになった。そして、9割方自分でも何言ってるのかわからなかった。。。
明らかにこちらが出るタイミングを知っていて待ち構えていた事が見え見えな、ゴルドルフ氏の秘書コヤンスカヤ女史がそこにいた。
一瞬、背筋が凍りつくような視線を彼女から感じた。すると瞬間、どこからともなくフォウくんが現れ、彼女に飛びかかった。
そのフォウくんの飛びかかりを何でもないように躱して、そのまま上げた足を下ろしてフォウくんを踏みつけた。
フォウから離れろ!
この人は信用しちゃいけない。一瞬で敵意が生まれた。
グリ、とフォウを踏みつける足を強める女史。こちらに拒否権はなかった。
・・・こちらは何も言っていないが、確かに目を合わせただけで女史はわかったようにそう言った。まぁ、カルデアから提出した書類にも似たようなことは書いてあったから、普通に考えればそれを言い当てたように言っているだけだと思う。
そういえば知らない。カルデアがどこにあるかなんて。
標高6000メートルの雪山・・・としか・・・。
それは・・・。
・・・。それは・・・
それ、、、、は、、、、
体の力がだらりと抜けた。悔しいが、彼女の言っていることは何も間違っていない。いや、でも。薄々感づいていたんだ。ただ、知るのが怖かった。。
すると、フォウくんがコヤンスカヤ女史の足をなんとか抜け出して、今度は真下から顔面に飛びかかる。
何事もなかったかのような明るいテンションでコヤンスカヤ女史は帰っていった。
Aチームのマスター、たちか。
再び部屋に戻る。
Aチーム。Aチームの人達について・・・教えてもらえる?
こうして、俺たちは2017年12月31日を迎えた。
【FGOガチャ】葛飾北斎が美少女でフォーリナー!?早速引いてみた!【ニューイヤーピックアップ召喚ガチャ】
誰だこの美少女はー!!そのタコはー!!
というわけで引いてきました、ニューイヤーピックアップ召喚。葛飾北斎ガチャ。
どうみても美少女で、しかもフォーリナーだが、その詳細は体験クエストをぜひプレイしてくださいという事で、
フォーリナーのアビーちゃんに注いだ情熱が再燃。全部黒星先生のイラストとゆかなさんのボイスが悪いんや・・・・・・・・。
さて、ニューイヤーガチャといえば、去年宮本武蔵に大爆死を果たしたわけで、そのトラウマが蘇りながらも、懲りずにトライしてみる。
あ、福袋は「ブリュンヒルデ」が出ました。まさかの初召喚で今育成中です。何気に★5単体槍宝具はタマモだけだったので、これは十分あたりかな。
まずは、験担ぎにマイルームへ。
行くと式がお出迎え。
これほどインスタ映えするマイルームも無いだろう。
さて、まずは2018年一発目!
フラガラックでした。ということはこれはもうバゼットさん実装フラグしかない。藤ねえやサクラが鯖になったんだ。もう何が起こってもおかしくないヨネ。
う、サーバが重い。
そりゃそうだ。1100万人のユーザーが同時アクセスしてんだ。こんなもんサーバーが激重になるわ。
おかげで単発1回回すのに1分かかる。
しかし!やはり色々試してみて、自分のカルデアでは単発ガチャが当たりやすいことがわかっているので、とにかく単発で回しまくる。
おぉ!早くも金枠!!
っと、早々当たりは来ませんね!
新年初レアはエミヤでした。既に宝具5ですが、これはこれで縁起がいいですね。
(顔がちょうど見えない残念な部分も含めて)
うーん、左下が狂気。
おぉ!和服ジャンヌ!聖教徒が神社とはこれいかに!
そして今度も金色のきらめき!
今度はマルタさん。なんというか、最初期の鯖が出てきますね。ペース的には7~8回ごとにレア鯖が出てるので、調子はかなり良い!
おぉ!またまた来ました!
おぉ!まだ20回ぐらいしか回して無いのに出ました!
ブログ的にはこんなにあっさり出てしまっても微妙なんですが、それにしても可愛い。
まずは新年一発目。景気の良いスタートです。
福袋で当てたブリュンヒルデと一緒に早速育てますかね!早くもクリスマスの種火が切れそうだけれども!
【FGO プレイ日記】序/2017年 12月26日「第1節」【プロローグ】
全ての特異点は修復され、人類の危機は去った。カルデアスはその役目を終え炉心の火を落とした。
魔術協会からの査問団到着が目前に迫る中で職員達はこの先の行く末を思い、
帰る時を迎えた主人公もまた、この場所での思い出をかみしめるように館内を見て回っていた。
そして、カルデアは新たな訪問者を迎え入れるのだが───
んーーーーー。
耳慣れたアラーム音で目を覚ました。いや、いつもの音と一緒に、ふかふかの感触が・・・。
そっか、クリスマス終わったんだっけ。。。
エレシュキガルと再会し、無事カルデア側に召喚することもできた。
もちろん、人理修復が終わった今、新たなサーヴァントの召喚は協会には内緒だが・・・。
外のアラーム音が聞こえていたようで、マシュが部屋に入ってきた。
そう。元々ここには(半分拉致気味に)バイト感覚で連れてこられたんだ。
だから、まさか自分が人類の歴史を救う戦いに挑むことになるなんて、思ってもみなかったな。
実は、すごい給料をもらってそれどころじゃないんだ。
貯金かぁ。まぁ元々使う当てもないんだけど・・・。
無人で扉が開く。いや、フォウが空けて出ていったのか。
あと少しで、この部屋ともお別れかぁ・・・。
今まであまり実感が湧かなかったけど、でも、否が応でも感じてしまう。
こうなってくると馴染みの場所が恋しくなる。
管制室にでも顔を出そうかな。
向こう側から職員二人が話しながら歩いてきた。
ただの技師?
そう言われると、なんともくすぐったいものだ。
だって今までやってきた冒険は、どこか自分じゃない他人事のように思えるし、実際に戦ってくれたのはマシュたちや他の英霊だ。
だから、自分が特別どうだった、って認められたいなんて、そんなことは、たぶんない。
もうすぐお別れになるというのに、彼女は相変わらずこの調子だ。
余計なお世話でーす。
皮肉交じりにそう言い返す。
彼女は何も言わず、くすりとだけ笑った。
はい。どうぞ。
確かに、詳細はあまり聞いていなかったですね。
うん、こうして改めて言われると全然実感湧かないんだけどね。でもつい最近は冥界の深層とかにも潜ってたし・・・。
新しい、カルデアですか?
ムジーク。それって、、、ええと、、、、
人理を守る戦いだったのに?(くだらないことに使っていたという話は無しにして)
・・・。
そんな・・・。
提出書類?
突然別の所から声がした。まぁ、声の主はすぐに検討がついたけど。
しかし、ダ・ヴィンチちゃんを除く全サーヴァントは既に座に退去したはず。。。
万が一の、保険。
武闘派?バリツでは・・・・ない?
ゴトン、とスーツケース大の特殊なケースを机の上に置いた。装飾は高性能カメラのようだが、なんだろう?
地球?
隠された特技?まさかスーパーバリツ!
あぁ、そういう。。。
残り少ない何気ない日常の日々。
しかしてそれは突如終わりを告げる。
誰も予想し得なかった、最悪のカタチで。