【推し事】好きな歌の話 「連なるモノローグ」【奏手イヅル / ホロスターズ】
最近では一番よくリピートして聴いている曲。
日々、色んな歌が色んなVから発信されていくこの界隈。特にホロプロは毎日だれかしら2~3曲投稿してるし、その間も歌枠バンバンやっているから、中々一曲一曲を聴き込む時間が無いのですが、その中でも彼、奏手イヅルくんのオリジナルソング「連なるモノローグ」は一番聴いている気がします。
聴いたことない、って人は、ゆったり聴ける曲なのでこの記事のトップの動画再生しながらゆっくり見てもらえると良いのですが、私はとにかくこの曲に「等身大の自分を支えてくれる」気持ちにさせてもらえました。
誌はまっすぐに丁寧に。
それでいてできるだけストレートに。
時間を積み重ねた中で選ばれたであろう言葉の重みがあるから、一節一節が心にすっと入ってきます。
称賛も将来もなくていい 好きなミュージシャンが言ってたから
死なないことに真面目過ぎるなよ 少しは自分を好きになれたよ
BUMPで育った私がそもそもこの言葉選びが好きで、まっすぐな心情を歌った部分と情景を遠くから綴った部分が交互に混ざっていて、シンプルな文章に見えて、見ている風景が意外と複雑に感じるんですよね。
それが「人間くさい」というか、すごい自分にも置き換えれるものが多くて、歌の中にトリップできる仕掛けがされているように思えます。
少なくとも、最初に聴いてから自分はこの歌の世界が本当に大好きになりました。
簡単に寝付けなくなって 晴より雨の日が好きになった
車窓からの景色に自分自身を走らせることもなくなって
背が伸びる頃に聴いていた 音楽は青臭く感じて
人生に挟んだ栞と 記憶から色褪せてしまったけど
思い描いたステージも無駄使いも 自然じゃない 不自然じゃない
特にラスサビ前のこの盛り上がりが本当にすごくて、言葉のテンポと音の上がり方、この詩を生み出せるの尊敬しかない。。。
いつもここで泣きそうになります。
曲はキレイなのに中身はどこか泥臭くて、でもがむしゃらに生きている感じがすごいイヅルくんらしさを感じられて好きなんですよね。
優しさがあるというか、最後まで聴くと慰めてもらったような暖かい気持ちになる。
この歌をイヅルくんの詩で、イヅルくんの声で聴けて良かった。
こういうその人にしか書けない詩、その人にしか表現できない声、それを併せ持っている彼は、本当にすごいことなんだと。
今日はそんな彼の3DミニLIVE。
もし、こういう雰囲気の歌が好きな人はぜひ見てみてください。
歌がメインだと思いますので、普段見慣れない方でも比較的見やすいと思います。
たぶん、私と同世代か少し下の人なら多くの人が刺さります。
あとこの枠の「時には昔の話を」からの「ピエロ」が本当に好き。