【FGO】「深海電脳楽土 SE.RA.PH」【第二幕 滑落のコッペリア(3/5)】
舞台は海洋油田基地セラフィックスへ。それは月の聖杯戦争を模した地獄。
最後のひとりになるまで脱出できない快楽の檻。
崩壊までのタイムリミットはあとわずか。
乱舞する欲望(エゴ)の最奥に潜むものは、果たして―――
・前回まで
突然カルデアのシステムを乗っ取った上級AI「BB」。
彼女は、カルデアの資源調達基地である海洋油田セラフィックスが、2030年のマリアナ海溝に沈んでいることを告げる。
特異点の反応を辿って、「BB」の案内する2030年にレイシフトした藤丸立香だが、BBのジャミングによって一緒に同行したネロ、エミヤ、玉藻の前と逸れてしまう。
メルトリリス、ガウェイン、トリスタン、エミヤと共に探索を続けるも、次なる刺客、タマモキャット(洗脳)が襲いかかる。
なんとか撃退する一行だが、タマモキャットはカルデアから来たサーヴァントだという。
このまま倒すか、それともなんとか仲間にするか・・・。
(まぁ、いかにも彼には苦手そうなタイプだしな、、、ところで)なんで付いてきたの?
え?つまりそれってどういうこと?
いや、何もそこまで・・・
5つの感情・・・だった?
そうか、そういう人が居たんだね。
そっか、じゃあ良かった・・・。
その時、
シュっと、そんな空気を破るように突然頭上からタマモキャットが落下してきた。
大丈夫、ちゃあんと助けに来たからさ。
こ、これが量産型緑茶ロボ軍団・・・
(何も見なかったことにしよう)
ともかく、なんか色々あったけど、みんな頑張ってキャットを倒した。
ダン!ダン!ダン!と銃声が鳴り響く。
エミヤの持つ改造銃から連射された弾丸は、タマモキャットの各部位に的確に撃ち込まれた。
とっさに振り返り、涼しげな顔をしているエミヤを睨みつけた。
なんで撃った!!?
あれ・・・・?生きてる?
と言っている顔だ。。。
そう言うものの、エミヤは視線を外へ反らした。
それを見てタマモキャットはにやぁっと笑った。
おかえりキャット!(本当はキャスターの方だった気もするけど・・・)
タマモキャット が なかま に なった!