【FGOシナリオまとめ】Lostbelt No.1[永久凍土帝国 アナスタシア -獣国の皇女-] 第10節 妖眼
再び世界を喪い、虚数空間への一週間の潜航を経た彼らに、ついに実数空間へ舞い戻る時が来た。
刺客の殺戮猟兵オプリチニキを「縁」とし突入したその敵地は、「ヤガ」と呼ばれる新人類が暮らす、凍結された北陸の大地。
異なる"歴史"を歩んだ新世界より、新たな聖杯戦争の号砲は鳴らされる。
夢を見た。
凍えるように冷たい世界。
凍りつくような人々の視線。
外は相変わらずの吹雪、それでも、少しずつ自体は前に向かっている。
それが、好転なのか、延長なのか、それとも悪転なのかはわからない。
今はただ、この吹雪の先を目指すだけ。
パツシィとの距離感もだいぶ縮んだ。
慣れ親しんだ様子で、戦闘にも積極的サポートしてくれる。
あ、オレは未成年なので飲んでないれふよ
先生―!お久しぶりです!
事態が急転――――――★