【FGO】空の境界/the Garden of Order【森の中 かつていた魔術師】
両儀式は二人いる。
「式」である少女と、「両儀式」である女性。
「式」は唯識。陰陽凱旋。痛覚残留。
ふと、マンションの外へ出る。そこは焼却炉跡がある森の中。
霊子の乱れでロマンとの通信が切れる。何かがいる。
式の言葉で姿を現すナニカ。
突如周囲を包み込む闇。謎の黒い影は人の形をしているが、どう認識しても人のそれからは外れていた。
黒い影の殺気に当てられて怯えるメフィスト。それを諭す言葉と共に、そばにいた革ジャンに着物の「式」は姿を消していた。
ええぇ!?このおだやかな女性は一体。。。
「両儀式」はナニカを懐かしむように見つめる。黒い影の殺気はさらに強まる一方。
すると。
「両儀式」は、するりと引き抜いた日本刀を軽やかに振る舞う。見たことの無い剣捌き。黒い影を取り巻くゴーストを真っ二つにしていく。
優雅で麗しい立ち振舞い。「式」にはなかった女性としての心象。
が。しかし。黒い影の消滅と共に、「両儀式」は姿を消した。
いや。良いんだ。マシュ。(パーティ編集画面を見ながら)
一切空気を読まずに式を誘うメフィスト。手を伸ばす素振りをしつつ、ナイフの一閃がメフィストを掠る。
鍵を拾いました。が、屋上の話はもう少し後で。
今は、窮地を救ってくれたセイバーに感謝を(パーティ編集画面を見ながら)