【FGO】空の境界/the Garden of Order【204号室の凶偶像】
廊下を進んで204号室。メフィストが何かの匂いを嗅ぎつける。
そこにいたのはエリザベート。しかし、メフィストの言うとおり、カルデアに居た時と様子が違う。これがいわゆる「変質」なのだろうか。
普段のポジティブな明るい性格は消え、卑屈な暗い感情が爆発している。かつて自分を吸血鬼カーミラとして、悪魔だ、怪物だと蔑まれ、罵倒され、恐れられていた時の負の感情。サーヴァントの性質がマイナス方向に増幅するとメフィストは言っていた。
つまり、反英霊である彼女はもろにその影響を受けているようだ。
クラスも変質し、ランサーからバーサーカーへ。マンションの呪いから解放するために、彼女を突破して強制送還する。
消え様に、洗いざらいの恨み言を残して彼女はカルデラへと戻った。
メフィストは言う。良いストレス発散だったのでは、と。
普段周りに抱いている感情。「無辜の怪物」であることに負い目を感じている自分。それは明るい性格の彼女からは想像もできないぐらいの辛い、痛々しい叫びだった。
うーん。これで良かったのかなぁ。。。
ダ・ヴィンチちゃんからの連絡だと、カルデラに戻ったエリザが上機嫌で手料理を振る舞いだしたそうだ。本人は記憶に無いだろうが、確かに良いストレス発散だったのかもしれない。
せめて、まるごしダビデくんがあれば・・・!