【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

ナンバーズ75「勝利の方程式よ揃え 打ち砕けカオス・エクシーズ!」


↓アニメ画像付き感想はこちらです
http://id47.fm-p.jp/232/bokuziba/index.php?module=viewdr&action=pdetail&stid=1&date=20121018&pw=

































 嵐の予感―――――。


 下校途中にシャークと遭遇した遊馬と小鳥。すると妹の容態が急変したと病院へ急ぐ3人。「やつらが大事なモノを奪いに来る」と意識を失っているハズの神代璃緒は予言めいた言葉を残す。

 皇の門の言葉が脳裏に過ぎった遊馬。着信が来たDゲイザー発信相手は風魔という不良グループのリーダー。しかし、彼はバリアン世界からの使者ギラグによって操られていた。アストラルの身を案じて小鳥の皇の鍵を預け、遊馬は鉄男たちを救いに学校へ向かう。

一見普通のデュエルを展開していた風魔だが、ホープを召喚した遊馬の前で《RUM−バリアンズ・フォース》を発動。《機装天使エンジネル》をランクアップさせ、《CX機装魔人エンジェネラル》をエクシーズ召喚する。さらに、“バリアンズ・フォース”の効果でホープのオーバーレイユニットは全て奪われ、絶対絶命の遊馬――――果たして正体不明のバリアン相手に遊馬は太刀打ちできるのか―――――。










風魔「ふっふっふ。もう貴様は逃げられない」

遊馬「何?」

風魔「イイ事を教えてやろう。街中に散らばっていた俺の仲間が、もうすぐここに集結する。そうすれば貴様達は本当に終わりだ!」


 物理的な意味で脅しをかける風魔。結果的に遊馬が勝とうが負けようがボコボコにされる事を暗示しています。


遊馬「――――!?」


○「さぁいくぞ!機装魔人エンジェネラル!!ホープに攻撃!!」


遊馬「 オーバーレイユニットがないんじゃホープの効果は使えない――――。だが、ダメージを受けても「No.」は「No.」じゃなければ破壊されない―――! 」


風魔「それはどおかなぁ?」

遊馬「何!?」


「“ドゥームズ・エアレイド”!!!」



遊馬「ぐううううあああああ!!!!」


遊馬LP3200→2500


アストラル『あああああああああああ!!!』


 遊馬のダメージにリンクして、小鳥の手の中(の皇の鍵の中)でアストラルがその身に衝撃を受け叫びます。



遊馬「ばか…な……。オレのホープが……、ナンバーズが……破壊された!?」

風魔「残念だったなぁ。バリアンズ・フォースで特殊召喚されたカオス・エクシーズは、“モンスターの破壊無効効果を消滅させる”」

遊馬「―――――!!それじゃ――――」

風魔「そうだ。カオス・エクシーズはいくらだってナンバーズを破壊できるって事さ!」



ギラグ「無駄だぜ九十九遊馬。カオス・エクシーズはナンバーズを倒すためにあるモンスター。お前に勝ち目は無い。」


 早くも勝利を確信するギラグ。力あるものは別の力に呑まれ、更なる力に屈服する。



鉄男「なんてモンスターだ…。」

徳之助「このままじゃ遊馬は……」


キャッシー「――――!! 見て! 遊馬の胸元、皇の鍵がニャイ!」


徳之助「本当ウラ!鍵が無いウラ!」

等々力「トドのつまり、今の遊馬くんはアストラル無しで―――1人で戦っているという事ですか!?」




風魔「まだまだ俺の攻撃は終わりじゃないぞ。徹底的にバリアンの力を思い知らせてやる」


○「エンジェネラル効果発動!!エンジェネラルは相手にバトルダメージを与えた時、カオス・オーバーレイユニットを全て使い、1つにつき500ポイントのダメージを相手に与える!!」


《CX 機装魔人エンジェネラル》
ランク4/闇属性/天使族・エクシーズ/ATK2600/DEF1600
レベル4モンスター×3
このカードが「機装天使エンジネル」をランクアップしてエクシーズ召喚に成功した場合、以下の効果を得る。相手に戦闘ダメージを与えた時、このカードのエクシーズ素材全てを取り除いて発動する事ができる。取り除いたエクシーズ素材の数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。


遊馬「――!?」


風魔「俺の使ったカオス・オーバーレイユニットは全部で4つ!貴様に与えるダメージは2000だ!!!」


「“カオス・フラッシュ・レイン”!!!」


遊馬「ぐ――――うわああああああああああ!!!!」


遊馬LP2500→500


アストラル『あああああああああああああ!!!!』


 その衝撃にアストラル自身も身が避けるほどのダメージを受ける。さらに、遊馬のライフに連動してアストラル自身の体も徐々に薄れていき、存在自体は希薄になっていく―――。


アストラル『なぜ一人で戦う……。ワタシたちは、一心同体ではなかったのか―――遊馬』


 自分を置いて一人で向かっていった遊馬。自分は信用されていないのか、やはり自分は彼の邪魔なのだろうか。寂しそうに天井となった空を見上げる。すると、空と空の間に空いた穴から、小鳥の心配そうな表情がぽっかり浮かび上がる。


アストラル『小鳥――――』






小鳥「あ―――――。」


 突如輝きを放つ皇の鍵。温かくもどこか悲しいその光を浴びた小鳥は、次の瞬間虚空ともいえる無機質な空間の中にいた。


アストラル『小鳥』


 頭の中に響くように、アストラルの声が小鳥を呼び止めた。小鳥が振り返る先には、ぼんやりと青いシルエットが浮かび上がる。存在が徐々に薄れ始めているからだろうか、その姿はとても儚かった。


アストラル『君が皇の鍵を持っていたのか。』

小鳥「アストラル!」

アストラル『遊馬はバリアンと、ナンバーズを賭けた戦いを始めた。』

小鳥「バリアン……。」

アストラル『ワタシを遊馬の元へ連れて行ってくれ。』

小鳥「でも―――……」



「 なんだかわからねぇけど、アストラルを奪おうとしているヤツらが来てる……。小鳥、これを持っていてくれないか……。アストラルは誰にも渡さない、アイツを守ってやれるのはオレだけなんだ! 」



 病室を出て行く前に遊馬は確かな決意で小鳥に鍵を託した。それは同時に覚悟を決めたのだと、小鳥は直感していた。


小鳥「アストラル、遊馬はきっと貴方を守ろうとしている…。だから私に鍵を……。」

アストラル『遊馬が……。そうか…遊馬がワタシを守ろうと…。』

小鳥「アストラル―――。」

アストラル『小鳥。遊馬は今、新たな脅威と一人で戦っている。ワタシも共に戦わなくては……。ワタシを――――遊馬の元に届けて欲しい……。頼む、小鳥』



 ぼんやり映ったシルエットは暗転。小鳥は病室に戻っていた。夢のような一瞬。だけど、確かにこの鍵の中で、自分は彼と会っていた。そうして覚悟を持って預かった鍵を一瞥して、小鳥は病室を出た。


小鳥「アストラル……。」




 脅威のナンバーズキラー、カオス・エクシーズ。それはオーバーレイユニットを奪い、ナンバーズの破壊耐性を無効化する能力を持っていた。攻撃を防ぐ事で数々の戦いを勝ち抜いてきたホープも早々に崩れ、遊馬の残りライフも風前の灯火。

勝利の鍵はアストラル。小鳥が遊馬の元へ走る中、遊馬は風魔をどう攻略するのか――――。





ナンバーズ75「勝利の方程式よ揃え 打ち砕けカオス・エクシーズ!」





小鳥「―――っはぁ!―――っはぁ!はぁ……っは……!」


 小鳥は川沿いの通学路を逆走していた。その手に鍵を握り締めて。


小鳥「 待ってて遊馬、アストラル。 」


アストラル『頼んだぞ。小鳥』








 轟音を唸らせ、いくつものモーター音が街中を埋め尽くす。


 彼らはハミ出し者。街を忌み嫌っていた。



 時間帯としては比較的車の往来が少ない路だが、不良グループのバイクの大所帯が、路を端から端まで埋め尽くしていた。


 きっかけは覚えていない。バリアンの世界のために、九十九遊馬という男を再起不能にする事。


 そのために風魔からの呼びかけに応じて彼らは学校へと向かっていた。




「ん?」




 比較的に空いていると云うより、道は轟音を聞いた連中が迂回や横道に逸れたおかげで独占状態だった。しかし、たった1台のバイクが対向車線を無視してこちらに向かってきた。


 急停止してバイクから降りた青年。いや、そもそもバイクだったモノは今は形を変えてクシャクシャなロボットになっていた。


 行く手を遮られ仕方なくバイクの大所帯は停車する。


 全てのバイクのハロゲンライトを一点に浴びながら、黒いコートを纏った青年はまっすぐにこちらを見ていた。



「貴様。天城カイトだな?」


カイト「…。」


「地獄へ行って貰おうか。バリアン世界のために!」


カイト「地獄にならいずれ行く。俺の罪深き魂の行き先……。」


 青年は答えになっていない中二全開の言葉を漏らした。思わず視聴者は吹いた。


カイト「だがその時は、貴様たちバリアン世界も道連れだ!!」


 バリアン。それはハルトの命を弄び、父親であるフェイカーを狂わせた張本人。カイトにとっては弟とか父親とか、あと弟とか、愛弟のために報復する気満々の相手でもあった。



「懺悔の用意は出来ているか!!!」




 一方。湾岸エリア。


「神代凌牙?貴様一人で何ができる」


 二手に分かれていたもう一方のグループの使う路。隠れ不良の彼は学校への裏道は既に熟知していた。


シャーク「本当に仲間を信じているからこそ、俺は一人なのさ。てめぇらみてぇなただ群れている奴らを見ると――――」



「イラっとくるぜ」


 戦慄が走った。主に視聴者に。



「「デュエル!!!!」」








遊馬「く―――――くっそ……」


○「ふっふーん。俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」


遊馬「――――アストラル。」


 いつもどんな時でも共に過ごした相棒が、今は隣にいない。あの皇の門の言葉がまた脳裏で繰り返される。



『 この扉を開く者は新たなる力を得る。しかしその者は、代償として一番大事なモノを失う 』


一人で戦うのはいつ以来だったろうか。鉄男といつものようにデュエルして…。その後、シャークに鉄男のデッキを取られて……、そして、アイツが突然出てきて……。


遊馬「オレは…オレは、アストラルを守るって決めたんだ!!」


「オレのターン、ドロー!!」


●「オレは、モンスターを裏守備表示でセット!」


●「さらにカードを一枚伏せてターンエンド!」


 守備表示でセットしたのは守備力2200の《ゴゴゴギガース》…。


遊馬「 これで奴の攻撃を防げるハズ――――。 」


風魔「ッハハハハハ!息の根を止めてやるぜ!」


「俺のターン、ドロー!」


○「俺は手札から魔法カード《オーバーレイー・ゼロ・バスター》を発動!このカードは、自分フィールドにオーバーレイユニットが無いモンスターエクシーズがいる時、相手のモンスター1体を破壊する!!!」


《オーバーレイ・ゼロ・バスター》
通常魔法
自分フィールド上にエクシーズ素材の無いモンスターエクシーズが存在する場合に発動できる。相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。


遊馬「何―――!?《ゴゴゴギガース》が……!」








アストラル『ゆう……ま……』


小鳥「きゃっ!!」


 べしゃ。もつれた自分の足に躓いてしまい、小鳥はまっすぐ地面にダイブしてしまいます。


小鳥「う…うぅ……。」


 すりむいた額を撫でながら、小さく伝わる鼓動をその鍵に感じ、改めて表情を キッ と引き締めます。


小鳥「 アストラル……。今、遊馬のところへ……! 」


小鳥「かっとビングよ!!小鳥!!」



○「これで終わりだあああ!!行け!!機装魔人エンジェネラル!!ダイクレトアタックだ!!」



●「罠発動!《ピンポイント・ガード》!!このカードは相手が攻撃してきた時、自分の墓地からレベル4以下のモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する!!」


《ピンポイント・ガード》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効になる。



遊馬「頼んだぜ《ゴゴゴギガース》!!」


《ゴゴゴギガース》
☆4/地属性/岩石族/ATK 0/DEF2200
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分は攻撃宣言できない。。



「“ドゥームズ・エアレイド”!!!!」



キャッシー「遊馬を守った!!」

遊馬「すまねぇ、《ゴゴゴギガース》……。」


○「小賢しいぜ!罠発動!《エクシーズ・メテオ》!!!このターン、自分のモンスターエクシーズが守備モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その分だけ相手にバトルダメージを与える!!!」


《エクシーズ・メテオ》
通常罠
自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。このターン選択したモンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。選択したモンスターエクシーズが相手モンスターを戦闘で破壊した時、自分はデッキからカードを1枚ドローする。



 上空から降り注ぐ隕石群。その威力はなんと400ポイント。なぜ使ったし。


遊馬「ぐああああああああああああ!!!!」


遊馬LP500→100


キャッシー「遊馬!」

等々力「遊馬くん……。」


風魔「っち。ギリギリ残ったか。」


 どうやら2600―2200=?の計算をしないで発動したようです。


○「俺は《エクシーズ・メテオ》のもう1つの効果を発動だぁ!!この効果を受けたモンスターが相手モンスターを破壊した時、カードを1枚ドローする!!」


○「そして俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」



遊馬「ぐあ……くそ……」


 満身創痍で立ち上がる遊馬。自身を持って配置した守備の布陣もあっさり突破され、ライフポイントは後、僅かです。


遊馬「 アストラルを守るために戦うなんて云っても、なんだよこれ……。結局、一人じゃ何も……。 」


小鳥「遊馬!!」


遊馬「―――?」


 声のする方へ振り返ると、病室で鍵を預けたハズの小鳥が階段を降りてこちらに向かっていました。


遊馬「小鳥……。」


小鳥「受け取って!」


遊馬「―――――」


 走ったまま小鳥は皇の鍵を遊馬の手に。しかし、よろけた体制のまま鍵を受け取ろうとした遊馬は、足を滑らせて倒れてしまいます。

 キン、キンと固く冷たい音が地面を跳ねます。




ギラグ「――――あれは!!」



小鳥「遊馬!!」

キャッシー「遊馬!」



風魔「ふん。デュエルが終わる前に力尽きたか。」


遊馬「アストラル……。ぐ……」


 震えた声でなんとか起き上がる遊馬。振り向けば、無機質な鍵が所有者を求めて鈍い輝きを放っています。


小鳥「遊馬――――。」

遊馬「オレは……お前を……守らなきゃ――――。」


 触れた鍵はとても温かく、鼓動が伝わるようでした。


 伸ばした手から漏れた輝きは、鍵を通して遊馬の隣へ。


 そこには薄れつつも腕を組んだいつもの姿でアストラルが遊馬を見下ろしていました。


アストラル『……。』


遊馬「アストラル……。」



ギラグ「やっと現れたか。アストラル」






遊馬「アストラル……。なんで来たんだよ、お前なんかいなくても……オレだけで」

アストラル『遊馬、どうしてこんな無茶を―――?』


遊馬「……見たんだよ。夢を」

アストラル『ユメ?』


遊馬「夢の中で聞いたんだ。オレが、大事なモノを失うって。きっとあれはただの夢じゃねぇ、だから……。ごめんなアストラル。そんな薄れちまって………オレ、お前を守れなくて……。」

アストラル『遊馬……。ワタシは君を誇りに思う。ワタシのこの体は、本当の友ができた証だ。ワタシのために傷つき、ワタシのために戦ってくれる友が――――』

遊馬「アストラル…。」


アストラル『ワタシの友を傷つけるものは――――』


 薄れゆくその体が輝きを放つ。確かにそこにいる存在感、確かにここにある絆の力。



『許さない!!』





 それは出会った時と同じ輝き。勝利を確信し、ただそれを導くための工程。


 彼は計算して先を読んでいた。全ては必然だった。


 そんな彼の計算を狂わせたのは彼だった。


 彼の無謀とも云えるプレイングは、敗北の可能性を高める事もあった。


 その未知数さが、彼には理解できなかった。


 だが、そんな彼のスタイルを見るうちに…。


 組み立てたカタチには、彼のその無謀さが何より重要だと気づかされた。


 いつか彼のスタイルは、自分自身のスタイルにもなっていた。


 計算だけじゃない可能性。未知数という未来。それらを結ぶための勝利の方程式。



アストラル『立て、遊馬』


遊馬「アストラル……。」


アストラル『まだ、我々のライフが尽きたワケではないぞ』


遊馬「――――――相変わらず上から目線かよ。」


小鳥「遊馬!立ちなさい!いつまでへたれこんでるのよ!」


遊馬「――――――ったく。どいつもこいつも言いたい放題言いやがって……。」


アストラル『さぁ立て!立つんだ遊馬!』


 伸ばしたその手は鍵をぐっと握る。二度と、この体から離さないと自分だけの誓いを立てて。


遊馬「かっとビングだ!!オレ!!」


アストラル『フ―――。』


小鳥「いっけぇ!遊馬!アストラル!」




ギラグ「呆れたヤツらだ…。あの状態でまだやるか……。」



アストラル『遊馬…。あれは?』

遊馬「あれか?ナンバーズすら破壊しちまうバリアンの新兵器カオス・エクシーズってヤツさ」

アストラル『カオス・エクシーズ……。面白い。』

『勝つぞ遊馬。既に勝利の方程式は揃っている――――!』


「おう!!オレのターン、ドロー!!」


風魔「馬鹿が!!僅か100のライフでまだやろうってのか!!?」


アストラル『遊馬!《ガガガマジシャン》を召喚だ!』


●「オレは、《ガガガマジシャン》を召喚!!」


《ガガガマジシャン》
☆4/闇属性/魔法使い族/ATK1500/DEF1000
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に1から8までの任意のレベルを宣言して発動する事ができる。エンドフェイズ時まで、このカードのレベルは宣言したレベルとなる。
(アニメ効果)


アストラル『さらに手札から魔法カードだ!』


●「おう!オレは手札から魔法カード《ナンバーズ・イヴォケーション》を発動!!このカードは自分のフィールドに魔法使い族モンスターをリリースして、墓地の「No.」を特殊召喚する!!」


《ナンバーズ・イヴォケーション》
通常魔法
自分フィールド上の魔法使い族モンスター1体をリリースして発動する。自分の墓地から「No.」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。


 リリースされるガガガ先輩。アストラルの記憶であるナンバーズに、何で一般のサポートカードがあるのかは、ZEXAL七不思議のうちのひとつですね。


「甦れ!!希望皇ホープ!!!」



《No.39 希望皇ホープ
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/ATK2500/DEF2000
レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。そのモンスターの攻撃を無効にする。
(※アニメ効果)


風魔「無駄だ!貴様にカオス・エクシーズは倒せん!!」



○「俺は永続罠、《エクシーズ・ヘル・ジェイル》を発動!!このカードは相手フィールドにモンスターエクシーズが特殊召喚された時、そのモンスターの攻撃を封印し、相手ターンが終わる度に500ポイントのダメージを与える!!」


《エクシーズ・ヘル・ジェイル》
永続罠
相手フィールド上にモンスターエクシーズが特殊召喚された時、そのモンスター1体を選択して発動できる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、選択したモンスターは攻撃できず、相手ターンのエンドフェイズ時に500ポイントダメージを相手ライフに与える。



遊馬「何!?」

風魔「これでホープの攻撃は封印。そして貴様のライフはたった100!このターンの終わりにはライフが尽きる運命さ!」

遊馬「そんな事させるかよ!!オレとアストラルの力が合わされば、オレたちの可能性は無限大だ!!」


アストラル『いくぞ、遊馬!!』

遊馬「おう!!かっとビングだ!!オレ!!」


●「希望皇ホープ!カオス・エクシーズ・チェンジ!!!」


「“混沌を光に変える使者”現れろ!!《CNo.39 希望皇ホープレイ》!!!!」


《CNo.39 希望皇ホープレイ》
ランク4/光属性/戦士族/ATK2500/DEF2000/
自分のライフが1000以上の場合、このカードはエクシーズ召喚できない。自分フィールド上に存在する「No.39」と名の付くモンスター1体をこのカードのエクシーズ素材として特殊召喚することができる。 このとき「No.39」と名の付くモンスターのエクシーズ素材をこのカードのエクシーズ素材とする事ができる。このカードは「No.」と名の付くモンスターとの戦闘でしか破壊されない。 このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する。このカードの攻撃力を500ポイントアップし、相手モンスター1体の攻撃力を1000ポイントダウンする。
(※アニメ効果)



小鳥&キャッシー「「やったぁ!ホープレイよ!!」」


鉄男「いっけぇ遊馬!」


●「オレはホープレイの効果発動!!オーバーレイユニットを1つ使い、攻撃力を500ポイントアップする!!」


「“オーバーレイ・チャージ”!!!」


《CNo.39希望皇ホープレイ》
ATK2500→3000


●「そして、相手モンスター1体の攻撃力を1000ポイント下げる!!」


《CX機装魔人エンジェネラル》
ATK2600→1600


●「いっけぇ!ホープレイ!!」


「“ホープ・剣・カオススラッシュ”!!!!」



風魔「カオス・エクシーズが、ナンバーズにやられてなるものか!!」


○「罠発動!!《ワイルド・チャージャー》!!!このカードはオーバーレイユニットが無い自分のモンスターエクシーズが攻撃された時、相手のモンスターの攻撃力を俺のモンスターに加える!!」


《ワイルド・チャージャー》
通常罠
自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体がエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、そのモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力は、相手の攻撃モンスターの攻撃力分アップする。


風魔「これでエンジェネラルの攻撃力は4600だ!!!」


《CX機装魔人エンジェネラル》
ATK1600→4600


鉄男「また攻撃力が逆転された!?」

キャッシー「このままじゃ――――遊馬が!」


風魔「これで終わりだ!九十九遊馬ぁぁ!!!」


遊馬「見せてやるぜ!!オレと」

アストラル『ワタシの力を!!』


●「速攻魔法《ナンバーズ・インパクト》!!!このカードは、自分フィールドの「No.」が攻撃力1000以上高いモンスターと戦闘する時に発動し、相手モンスターの攻撃力分の数値を、自分の「No.」の攻撃力に加える!!」


《ナンバーズ・インパクト》
速攻魔法
相手モンスターと戦闘を行う自分フィールド上の「No.」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。その相手モンスターの攻撃力が選択したモンスターよりも1000ポイント以上高い場合、選択したモンスターの攻撃力は、その相手モンスターの攻撃力分アップする。






《CNo.39 希望皇ホープレイ》
ATK3000→7600



風魔「馬鹿な!!攻撃力7600だと!!!???」


●「とどめだ!!」


「“ホープ・剣・カオススラッシュ”!!!」



風魔「ぐあああああああああああああああああ!!!!」



風魔LP2500→0



鉄男「遊馬が勝ったぜ!」

キャッシー「遊馬ぁ!」

徳之助「勝った!勝ったウラ!」


小鳥「良かったね。遊馬、アストラル。」



 ぐっと、お互いに親指で合図し合ったのは、当人達と小鳥だけが見えていた光景でした。



風魔「ふふふふふ。へへへへへへ。ひぇーっへへへへへへへへ!!!!!これで済んだと本当に思っているのか!!忘れたんじゃねぇだろうなぁ?バリアン世界の軍団がここに向かっている事を――――」


 狂気に満ちた眼差しを遊馬に向ける風魔。デュエルで決着がついたものの、バリアンの紋章は外れず、狂ったように笑い出しました。


遊馬「ぐ―――」


風魔「もうすぐだ……。もうすぐここにやってくる!!!!!」


「「それはどうかな」」


風魔「は――――?!」



ギラグ「あいつらは――――!!」



 ステレオタイプで聞こえた逆転カードは、広場の両端から聞こえてきました。


遊馬「カイト!!シャーク!!」


カイト「残念だが貴様の仲間は来ない」

シャーク「今頃お前の仲間はいい気分で夢の中だろうぜ」


風魔「ば……馬鹿な……(本日4回目)。たった二人で軍団を倒したと云うのか……」



 イラっと懺悔させられた不良グループ(推定100人前後)は、どこかのバイクアニメのバトルロイヤルモードを彷彿させる勢いで、公道を敗北者で通行止めにされ、学校にたどり着く前にクラッシュされていた。


シャーク「俺たちがいる限り、この世界をお前の好きにはさせん!」


『ダイレクトアタック。』


風魔「だああああああああああ!!!」


 バリバリバリ。っと突如伸びたロボットアームからの電撃に潰れる風魔。


オービタル『イッチョウアガリ。』


 倒れた拍子に額の紋章は消え、そのまま意識を失ってしまいました。








ギラグ「 なるほど。まさか全部ひっくり返されるとはな。だがお楽しみはこれからだぜ、九十九遊馬、天城カイト、神代凌牙 」


 不敵な笑みを残しながら、風魔のデッキから消えた「バリアンズ・フォース」を回収し、次元に消えていくギラグ。



アストラル『どうやら彼もまた、Dr.フェイカーのように意識を操られていたという事か。』


遊馬「バリアン―――。」




鉄男「やったぜ遊馬!」 

キャッシー「ダーリン!素敵!」


遊馬「へへ!オレにかかればバリアンなんて…」

小鳥「“なんて”?何かなーー?」

遊馬「―――あっはは……」


カイト「遊馬、どうやら本格的に動き出したようだな。」

シャーク「バリアン世界の刺客達が…」


遊馬「カイト…シャーク…。」


カイト「戦いはこれからだ」

遊馬「あぁ!どんなヤツラが来たって、オレたちが力を合わせれば絶対負けねぇ!束になってかかってこいってんだ!!」


「かっとビングだ!!オレ!!」





 新たな脅威バリアンズ・フォースとカオス・エクシーズ。


 しかし、結束し信じ合える彼らには怖いものなど無い。



 だが、次の刺客はもうすぐそこまで近づいてきた。


 新たな出会いと共に。








 トラブルメーカーの転校生参上!!


 さらにやってきたプロデュエリスト!しかし様子が――――。



次回「よかれと主tただいま参上!真月零と申します」








「RUM−バリアンズ・フォース」があるなら「RUM−アストラル・フォース」もあるんじゃないかと一瞬思った。



“「No.」と名のついたモンスター”と書かれたカード。ZEXAL世界のOCGカード会社の人は、アストラルの記憶のカードのサポートカードを作ってるってことだよね。(言うな







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