第135話「絶望の魔人!機皇神マシニクルインフィニティ・キュービック」
『だが不動遊星もこの私もこのままでは終わらない!例えこの稲妻にこの身を焼かれようとも、中継は続けるぞぉ!』(プロ根性)
今回は管理人の突っ込みと妄想が激しいので洗脳されないように注意してください。あくまで妄想です。
〔我が名は、アポリア〕
いつの間にか後続から現れたプラシドとルチアーノのDホイール。ホセの獣輪態と変形して一つのDホイールにその姿を変える。首が全部で3つ。シグナーの証である龍と敵対するようにその姿を司っている。
そして、プラシドの時とは比べものにならないほどのチューブの数で己をつなぎ、再びDホイールと同化。それがこのDホイールの完全態。人間を捨てた究極のライディングデュエル。
「な・・・何!?」
「デュエリストとDホイールが全部合体しちゃうなんて・・・。」
ついに会場もこれが異常である事が伝わったようだ。そう。いくら遊戯王でもデュエリストは融合しない。あ、いや、する。か。少なくとも歴代の主人公たちは融合してたっけ。
「お前たち!いや、お前は一体何なんだ!?」
〔我が名はアポリア(2回目)。絶望の番人。〕
「アポリアだと?」
「我ら3人は元々1人、これこそが私の本来の姿だ。不動遊星、さすが私の見込んだデュエリストだ。お前は予定通り機皇帝を倒した。」
「何!?」
〔これでサーキットは完成へと近づいた。〕
Q.「何を言っている!?」
A.〔ふん、私のターン!!〕
恒例のQ&Aで始まった最終決戦。ドラゴンボール改でもセルが完全態になったのに便乗したアポリアさんの実力は。
不動遊星LP2800・SPC7
アポリアLP3900・SPC7
○〔永続罠《無限牢》の効果で手札を1枚捨て、墓地の《グランド・コア》を魔法・罠ゾーンにセット〕
《無限牢》
永続罠
自分の手札を1枚捨てる事で、自分の墓地に存在するモンスター1体を自分の魔法&罠カードゾーンに魔法カード扱いとしてセットする事ができる。このカードを墓地へ送る事で、このカードの効果で魔法&罠カードゾーンにセットしたモンスターを自分の手札に戻す事ができる。
○〔《無限牢》の第二の効果を発動!このカードを墓地へ送り、《無限牢》の効果でセットしたカードを手札に戻す事ができる。〕
〔3つの絶望よ、新たなる最強の力を降臨せよ!〕
○〔罠発動!《機皇創世》!!〕
《機皇創世》
通常罠
手札から「スカイ・コア」「ワイズ・コア」「グランド・コア」を1枚ずつ墓地に送り、自分の手札・デッキ・墓地から「機皇神マシニクル∞3」1体を特殊召喚する。
〔手札の《スカイ・コア》と《ワイズ・コア》、《グランド・コア》を墓地に送り、《機皇神マシニクル∞3》を特殊召喚!!〕
「機皇神・・・マシニクル・・・!?」
《機皇神マシニクル∞3(インフィニティ・キュービック)》
☆12/光属性/機械族/ATK4000/DEF4000
1ターンに1度、相手フィールド上に存在するシンクロモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。この時、このカードの攻撃力は装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。手札の「T(トップ)」「A(アタック)」「G(ガード)」「C(キャリアー)」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスターの効果を得る。エンドフェイズ時に、このカードに装備されたシンクロモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
「最強の力・・・」
「機皇神マシニクル・・・」
「これが奴らの最後の切り札・・・。」
巨大に光るそのフォルム。白く神々しい姿をしながらも、その存在感は全てを飲み込む。
召喚されたマシニクルは、プラシドの時と同様、その力を持って街中に雷を落とし始める。
〔ふっふっふっふっふ・・・。〕
その禍々しい力に赤き竜の痣が訴える。
既に会場は大パニック。もはや試合どころではない。
『うぉ!!どうした事だ!?天変地異か?この世の終わりか!?突如発生した稲妻が会場を襲い始めたぁ!!』
「これ以上ここにいたら危険です!避難します!」
『えぇ!?ちょ、ちょっとぉ!?』
さすがのMCもこれにはどうしようもない。
たった1体のモンスターだけで街中は大混乱。
「何なのよ〜?」
「これって・・・あの時と同じ・・・。」
「ま、まずいぞこりゃあ・・・。」
「イェーガー長官、デュエルを中止して下さい!」
「そ、それは無理なのです!ゴーストの時と同じ、デュエルを中断する事はできません!」
「な・・・それじゃあ・・・。」
「彼らがなんとかしてくれるのを祈るしかありません!必ず勝つのです!!チーム5D’s!不動遊星。」
ついに街への危機が迫る。待ち構えるのは最強の機皇帝、マシニクル。
未来を賭けた速度の先にアポリアを止める事ができるか。