【毎日更新】line walker ゲームプレイ日記

毎日欠かさず更新して約11年目・・・・・。FGOとホロライブ・ホロスターズ中心のブログです。

【FGO】復刻:天魔御伽草子 鬼ヶ島 ライト版【第一幕 三匹の?仲間】






自慢の愛車のエンジンを蒸す。


軽快かつ重厚な機械音。


進路よし、風向きよし。



「さすがにこのサイズじゃ、マサカリは持てねぇよな・・・」



舗装されていない山道を爆音轟かせて突っ切る。


風の流れる音と潮の匂い。


ここに、会いたい人がいる。




























ふわりと浮かんだ体が地面を捕らえる。


すぐ耳に入ったのは浜辺に打つ波の音だった。








羅生門の一件、狂乱の酒気が充満した京。

その最中、切り取られた空間から見えた海岸線に浮かんだ孤島。

どうやら、その島に来ているようだ。








マシュは島に聳え立つ山を見ていた。

山の形を見て、彼女が何を言いたいのかわかった。




「マシュ殿、この牛若丸も微力ながら協力させていただきます。」


・・・あれ?


いつ現れたのか、牛若丸も一緒にいたことに今気がついた。













・・・つまり。





ロマンが不思議そうにモニタの数値を見ながら言った。ぐにゃぐにゃの反応って何さ。



すると、浜辺の向こう側から妙に甲高い声で”何か”がやってきた。



・・・。






よし、とりあえずげきた――「ザシュ!」。


・・・。



コロリと目の前に鬼の首が転がった。



「――――――。」



そして、転がった首を探して本体がふらふらと歩いて倒れた。




「・・・・・・あの」





(これだから戦国脳は)









鬼ヶ島・・・なのかなぁ。










聖杯案件の臭いがしてきましたね。
















ボス?が頂上にいるなら、とにかく行けるところから行ってみよう。







(なんか知らない間に物騒なタイトルになってるなぁ・・・)




(やぶさかですね)





(フォウと会話してる・・・やはり山育ちは違う)





しかし、浜辺を走っていった牛若丸がすぐに戻ってきた。




急ぎ足で牛若丸が案内した場所へ向かう。



朱色の髪の青年が倒れていた。みたところ、所々怪我をしている。





よし、マシュ助けよう。




意気揚々とザシュザシュ首を狙う牛若丸。

R指定くらいそうなグロ映像の数々に動揺する鬼たちだが、彼らは引くこと無くその数をどんどん増やしていく。

数で押し切ろうと考えたのか、あっという間に浜辺は鬼で埋め尽くされてしまった。







青年は頭を抱えてなんとか立ち上がった。

まだ、意識がはっきりしていないようだ。



通りすがりの桃太郎です。






と言いながら、青年は右手をぐるりと凄い速さで捻った。


その瞬間、目の前にいた鬼が勝手に倒れた。





倒れた鬼をよく見ると、額にクナイが刺さっている。

只者じゃない、そう直感して牛若丸は警戒心を強めた。





青年はなぜか恥ずかしそうに名乗った。なんとなく5代目って・・・。








目にも見えない高速のクナイ捌き。

グサグサ鬼の額に刺さるクナイ、そして、一瞬で首をもぎ取る牛若丸。

これが戦国妖怪大戦争・・・!





そして小太郎は牛若丸の装備(というか服装)を見て顔を赤くしていた。(わかる)










それでも鬼の群衆は途絶えなかった。

数で押し切ることしか知らないのか、鬼たちは戦いをやめるどころか、より激しく攻め込んできた。







今悔やんでもしょうがない。なんとか突破口はないか・・・。





その時、小太郎が何か言いたそうな事に気がついた。












え、それはわかったけど、ちゃんとしゃべれるじゃん!




あ、どうぞ。










大軍を一撃で両断する火力か・・・。

そんな戦力そうそう都合よくーーーーー。






マシュに言われて気がついた。ゴロゴロと腹の底に響く重低音が聞こえる。





最初は雷の音だと思った。

鬼ヶ島なんだから、こんなにゴロゴロ鳴るのは他に無いだろうと。

だが違った。これは、大型バイクのエンジン音だ。



金色の車体が、崖の上から現れた。

雷音爆音轟かせて、こちらに向かってくる。







(担いでないけどね!)






黒サングラスに金髪ヘアー。

本皮仕様のライダースジャケットと●●ライダーの変身ベルトみたいなベルト。

そして、職質待ったなしの魔改造バイク。

紛れもない、金太郎こと坂田金時だ。











(これが噂の巨大ロボにもなるとかいうオーパーツ!)





























よし、とにかくゴールデン宝具で包囲を突破しよう!







「不滅の混沌旅団(イモータル・カオス・ブリゲイト)」


かつて、不滅の一団と恐れられた風魔忍軍を呼び出す、伝説の宝具。

なぜ、カタカナ読みなのかはよくわからない。よくわからないよ。







(宝具名ってそういうのでいいんだっけ?)










金時の声に応じて、雷撃を纏うゴールデン・ベアー号。

近づく全てを丸焦げにする。

爆音と共に鬼の集団にカチコミ、包囲網の一端を吹き飛ばす。



その隙きをついて小太郎が、風魔忍軍を限定召喚。

開いた道を守るように風魔忍者たちが鬼を撹乱する。




一行は鬼が撹乱されている間に包囲網を突破した。